◆「人間の目的は自己のナルシシズムを克服することだ、と。この原理がもっとも根本的なところから表現されているのは、仏教においてだろう」(エーリッヒ・フロム(渡会圭子訳)『悪について』118頁,ちくま学芸文庫)。 個人と集団それぞれについて、ナルシシズムと現実との関係が分析される。
お盆の状況は体調崩しがちで、時折本を読む程度、13日は少しばかりバイクを流した。 エーリッヒ・フロムの「悪について」を読んでいるものの、思いに耽ることが多くなかなか進まない。一節を読んでいてゲーリングの一節を思い出したりなど思い当たる現象がフロムの文からたくさん湧いてきてしまう。
◆オリンピアンへのSNSでの誹謗中傷が問題となっているようである。 エーリッヒ・フロム『悪について』を読むと、そのようなものの心底にあるものをつかみやすいと思う。
エーリッヒ・フロムの『愛するということ』を引用しながら、藤井風さんについて語ってみました。 https://youtu.be/_U3JhhUwL0Y?si=Zh85y61lfDQ-RTq2