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2023年3月の記事一覧
えひめの伝説 妖怪編
えひめの伝説 妖怪編―すらすら読めて、すっきりわかる 妖怪・幽霊に姿を変えた愛媛の文化 伝説58編簡約 (アトラス地域文化新書 8)
愛媛県に伝わる民話や伝説から、妖怪が登場するものばかりを集めた本です。全部で、58編あります。
妖怪の資料として、貴重です(^^)
ただ、民話や伝説は、すべて、原形ではなく、要約だけが載っています。多くの伝承を、コンパクトにまとめるために、このような形
和のお守り文様366日
和のお守り文様366日
日本の文様を、366種類、紹介した本です。
なぜ、366種類かといえば、一年の日数に合わせているからです。一月一日から始まって、十二月三十一日に至るまで、一つずつ、文様が紹介されています。
本書では、日ごとに、「お守りになる文様がある」という設定になっています。占いの要素もあるわけです。日本の文様に馴染みがない人でも、親しみやすくする工夫でしょう。
けれど
コト八日―二月八日と十二月八日 (双書フォークロアの視点 (8))
コト八日―二月八日と十二月八日 (双書フォークロアの視点 (8))
本書の題名、「コト八日」とは、何でしょうか?
それは、忘れられつつある、日本の風習の一つです。
コト八日は、一年に二回、やってきます。十二月八日と、二月八日です。
この二日間に、特別な行事を行なう地方が、かつては、日本の各地にありました。
現在、十二月八日と二月八日といえば、「針供養の日」という地方が、多い
偽書「東日流外三郡史」事件 (新人物文庫)
偽書「東日流外三郡史」事件 (新人物文庫)
この本、題名が難しいですね。『偽書』と『事件』はいいとして、「東日流外三郡誌」は、何と読むのか、普通の人にはわからないでしょう。
これは、「つがるそとさんぐんし」と読みます。「東日流」を「つがる」と読ませています。
もし、あなたが、「東日流外三郡誌」を、「つがるそとさんぐんし」と、すらすら読める人だとしたら、本書は必読です。何が何でも、読ん
土佐・物部村 神々のかたち
土佐・物部村 神々のかたち
高知県の、物部村【ものべそん】という村に伝わる民間信仰「いざなぎ流」について、解説した本です。
物部村は、平成の大合併により、現在は、高知県香美【かみ】市の一部となっています。
いざなぎ流は、現代に残る陰陽道【おんみょうどう】とも言うべきものです。呪術的な要素が濃いです。
村の中でだけ、ひっそりと伝えられてきました。今もなお、外部には、すべてが明らかに