45 綿矢りさ『蹴りたい背中』 芥川賞受賞作。お昼休みに1人でお弁当をつつく音の虚しさとか、細部まで学校生活がリアルだった。ハツがにな川に対して抱く、痛めつけたい、蹴りたいという、愛しさより強い気持ちの正体ってなんなんだろ。自分より下を見て安心したい気持ちの表れかな…