12/7|本日の読書 『聖徳太子と蘇我入鹿/海音寺潮五郎』読了。 最後に海音寺潮五郎さんが仰った、天皇制が確立する以前の古代において力のある豪族が己の王朝を築こうとするのは自然の流れだと考えると、今後この時代の読書をする上で見方(読み方)が変わりそうだ。
中村元氏の聖徳太子が面白い! 十七条憲法が読みたくて借りたけど、太子の頃や奈良時代のコスモポリタンっぷりが息遣いと共に伝わってくる。唐の僧の案内でベトナム僧とインドの僧正が訪日して奈良の大仏の開眼供養をしただとか 太子は世界規模で思想史上の偉人であるとか 中学生にぜひ読んでほしい