たちばな やすひと(Nemeton)

プロデュース会社「Nemeton」代表。主なプロデュース作品はNetflix『全裸監督…

たちばな やすひと(Nemeton)

プロデュース会社「Nemeton」代表。主なプロデュース作品はNetflix『全裸監督』他。書籍『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』が発売中。 自己紹介ページ:https://note.com/yasuhito19751214/n/n588554fc703d

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ストーリーを探究するラボです。 主な活動としては、第1、第3日曜夜2100〜2145で行っている定例配信で、それ以外に、『物語の作り方』というストーリーメソッドの連載など、不定期で記事をお届けします。 『物語の作り方』と『小説・推古天皇物語』に関しては、マガジンで有料販売していますが、ストーリーラボのメンバーに関しては全て無料で読めるようにしています。 対象としては以下のような方々です。 ・シナリオライターを目指している方 ・ライターではないがクリエティブな仕事をしている方 ・仕事においてマーケティングなどストーリー要素が必要な方 その他お問い合わせは下記までお願いいたします。 nemeton2018@gmail.com

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    初月無料

マガジン

  • すごいと思ったこと

  • 小説『暁の帝~推古天皇物語~』

    推古天皇の一生を描いた小説を書き下ろしていきます。推古天皇が16歳の時から天皇(当時は大王という称号)につくまでの物語です。

  • 『物語の作り方』

    脚本家に限らず、人を感動させるストーリーを作りたいと思っている人に対してのストーリーメソッド本です。 全6章予定で、1章ずつアップしていく予定です(各章1万字予定。2024年中には完結予定)。 1章:ストーリーとは何か? 2章:構成の作り方 3章:キャラクターの作り方 4章:感動とは何か? 5章:世界観の作り方 6章:まとめ

最近の記事

『TOJI TOKYO|湯治東京 麻布十番』のミネラルスパが心地よかった件

稲葉俊郎さんに誘われて『TOJI TOKYO』に行ってきた。 稲葉さんは、今年の春、軽井沢病院の院長を卒業して、次のステージとして色々な挑戦をされているが、その一つに「湯治文化」の啓蒙があるとのこと。湯治をユニークな形で取り組んでいるすごいスパがあるから体験してみてほしいと言われ行ってきたのだ。 結果、とても心地よいひと時を過ごし、周りにお薦めできるなと思ったのでこれを書くことにした。 今回訪れたお店はこちら。 簡単にいうと「岩盤浴+ミストサウナ」みたいなものだ。

    • 卒論を書いた竹富島を24年ぶりに訪れた。

      卒論を書いた沖縄の竹富島を24年ぶりに訪れた。 ■竹富島との出会い 初めて竹富島を訪れたのは、1998年の夏だ。 当時、私は理学部地学科の学生で、それは旅行好きという安易な理由で選んだ学科だった。(ちなみに現在ははもうない学科で、地球惑星物理学科になっている) 地学科の中に自然地理と人文地理があって、私は人文地理(人間の暮らしや文化を学ぶ)が専攻だったが、竹富島を訪れるきっかけになったのは、自然地理の方で募集されていた夏休みのバイトだった。 サンゴ礁の調査をしている

      • 熊野古道 小辺路を歩きました

        高野山を訪れたました。友人の稲葉俊郎さんが出演したイベント『LIFE®︎いのち withスーパーキッズ・オーケストラ&いのちサミット』を観に行くため、そして熊野古道 小辺路を歩くためです。 イベントも素晴らしかったですし、出演されている皆さんとも食事させていただき、ありがたい機会でした。弘法大師の人生も、もっと詳しく知りたい。 そして翌日、みなさんとお別れして、一人熊野古道を歩き始めたのでした。 ■熊野古道とは熊野古道とは、熊野三山へと通じる参詣道の総称で、幾つものルー

        • 小説『暁の帝〜推古天皇編〜』第一章第三節(9500字)

           木々が枯れ、宮中に寒さが訪れはじめたある秋の日、蘇我家の中で大きな世代交代が行われた。当主である蘇我稲目が病に倒れ、大臣(おおおみ)の職は息子の馬子が代行することになったのだ。  稲目の多忙ぶりは宮中一とも言われており、60歳を越えて尚、精力的に執務をこなしていたが、ある日大量の血を吐いて意識を失った。一命はとりとめたものの予断は許されず、執務復帰は絶望的だったため、急遽長男の馬子が大臣の職を代行することになった。これは既定路線でもあった。  大臣というのは、大王の臣下の中

        『TOJI TOKYO|湯治東京 麻布十番』のミネラルスパが心地よかった件

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        • すごいと思ったこと
          2本
        • 鑑賞記録
          13本
        • 小説『暁の帝~推古天皇物語~』
          3本
          ¥100
        • 『物語の作り方』
          2本
          ¥100
        • 目標的な話
          11本
        • 仕事の話
          13本

        メンバーシップ

        • 「物語の作り方」029:感動のメカニズム

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 「物語の作り方」028:感情の種類。感情と情動の違い

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        • 一昨日の定例配信のアーカイブURL

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        • 今夜は定例配信いたします。

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        • 「物語の作り方」029:感動のメカニズム

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        記事

          『物語の作り方』第2章~構成の作り方~

          ○構成とはなにか?  皆さん、構成というとどんなことを思い浮かべるでしょうか?例えば「起承転結」といった言葉が浮かぶかもしれません。あるいは「序破急」といった言葉が出てくる人もいるでしょう。  日本では「起承転結」と言う言葉が有名だと思いますが、ハリウッド映画などでは「三幕構成」という言葉が一般的です。ただし、内容に関しては似ています。つまり効果的にものごとを伝えるための方法には共通する特徴があるということなのです。  この本では「人を感動させるストーリーを作る」ことをゴー

          『物語の作り方』第2章~構成の作り方~

          ショートムービー『橘康仁が全裸になるまで』

          なんと私の人生が映画になりました。 というと大袈裟で、しかも恥ずかしながら、という感じですが、ともあれ下記ショートムービーをぜひご覧ください。 上記は、「TAIYO MAGIC FILM」という劇団を主宰している西条みつとし さんが監督されたショートムービーで、実はこれ、3年前のクラウドファンディングのリターンなんです。 下記がそのクラファンのページ。 この中の、 「TAIYO MAGIC FILM映画コース」 西条脚本・監督であなたの人生映画化します。(5分程度)

          ショートムービー『橘康仁が全裸になるまで』

          小説『暁の帝〜推古天皇編〜』第一章第二節(18000字)

           木々が枯れ、宮中に寒さが訪れはじめたある秋の日、蘇我家の中で大きな世代交代が行われた。当主である蘇我稲目が病に倒れ、大臣(おおおみ)の職は息子の馬子が代行することになったのだ。  稲目の多忙ぶりは宮中一とも言われており、60歳を越えて尚、精力的に執務をこなしていたが、ある日大量の血を吐いて意識を失った。一命はとりとめたものの予断は許されず、執務復帰は絶望的だったため、急遽長男の馬子が大臣の職を代行することになったが、これは既定路線でもあった。  大臣というのは、大王の臣下の

          小説『暁の帝〜推古天皇編〜』第一章第二節(18000字)

          『物語の作り方』第1章~ストーリーとは何か?~(10737字)

          ○人を感動させるストーリーを作るのに必要なもの  人を感動させるストーリーを作るために必要なものは何でしょうか?多くの人が才能やテーマと答えるかもしれません。  もちろん、それも正しい答えだとは思うのですが、私はもっと手前に必要なものがあると思います。それはストーリーを作る型であったり、そもそも人が感動するとはどういうことかを正しく理解していることです。  少なくとも、商業的かそうでないかに関わらず、人を感動させるためにストーリーを作るのに、ただ感性のままに作ればいいもので

          『物語の作り方』第1章~ストーリーとは何か?~(10737字)

          推古天皇の小説を書いています

          マガジンの方に先ほど第一章一節をアップしたのですが、兼ねてから取り組んでいた「推古天皇」の小説を少しずつアップしていくことにしました。今日はこの小説を作るに至る経緯などを書きたいと思います。 元々のきっかけ 私は以前、『暁の帝』という演劇作品を制作、上演しています。 これは友人の女性プロデューサーが、元々飛鳥時代をテーマにした舞台を上演しており、それを自分なりにアレンジしたいと思ったのがきっかけです。 2018年6月には『暁の帝~壬申の乱編』 2019年6月には『暁の

          推古天皇の小説を書いています

          小説『暁の帝〜推古天皇編〜』第一章第一節(9600字)

           西暦570年。まだこの国が「日本」と呼ばれる前、「倭国」とか「大和」と呼ばれていた時代のこと。  海を渡った大陸では、高句麗、百済、新羅が熾烈な争いを繰り広げていた。三国の歴史は、その西側に広がる中国(当時は陳)の動向と合わせて、倭国にも多大な影響を及ぼした。  進んだ文化や武器を作るための鉄鋼技術など、倭国にとって大陸から得られる恩恵は大きい。一方で、自分達よりはるかに進んだ文明は、属国として支配される可能性も示していた。  当時、倭国にはまだ、国全体を統一した君主もいな

          小説『暁の帝〜推古天皇編〜』第一章第一節(9600字)

          テーマ「自立」「相互理解」

          noteのサークル『ストーリーラボ』では、年始くらいから時々口にしているのですが、私の創作テーマは「自立」と「相互理解」です。 これは昨年10月に行った「駆け足世界一周旅行」での総括でもありました。 自分がクリエイターとして向き合いたいテーマとはなんだろうか? 今、何を作るべきだろうか? そんな高尚なことばかり考えてストーリーを作っているわけではないのですが、久しぶりの長い旅行というのもあって、なんとなくそんなことを意識して、頭の片隅に走らせていました。 昔から「自立

          テーマ「自立」「相互理解」

          『山のメディスン』(稲葉俊郎 著)読了

          10月中旬に40日の駆け足世界一周旅行から戻ってきて、私はなぜか登山に行きたくなった。先週には人生初のソロ登山にも挑戦するなど、登山熱が高まっている私にとって、この本が出たのは絶好のタイミングとしか言いようがなく、一気に読んだ。 『山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ― 』 稲葉俊郎著 https://www.amazon.co.jp/dp/4897754720 思い起こせば、最初の登山は稲葉さんに連れて行ってもらったのだった。あれはコロナ禍の前、稲葉さんがまだ

          『山のメディスン』(稲葉俊郎 著)読了

          世界観研究所という活動をスタートさせました

          今年に入り、「世界観研究所」という活動をスタートさせています。 一昨年の2021年11月に『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』という本を出版させてもらいましたが、その中でも世界観については触れていました。 世界観という言葉は漠然と惹かれるものがあり、これから先、ますます重要な概念になるという直感があったので、自分なりのストーリーメソッドに取り入れてみたのです。 そこから1年くらい、私が主宰するストーリーラボなどでも折に触れてピックアップしていたのですが

          世界観研究所という活動をスタートさせました

          『BRANDED SHORTS 2023』 総括

          一昨日、『BRANDED SHORTS 2023』の授賞式がありました。 昨年に続いての参加で、今年は審査委員長も拝命し、錚々たる審査員の皆さんと楽しい時間を過ごさせていただきました。 下記グランプリ作品を紹介させて頂きますと、インターナショナルは、自閉症の少女とその家族を描いた『Me, My Autism & I』という作品で、下記Abema TVでも7月10日まで視聴できます。 https://abema.tv/video/episode/221-232_s1_p1

          『BRANDED SHORTS 2023』 総括

          『IMAGINEZ大学 with Discovery』に出演させていただきました。

          『IMAGINEZ大学 with Discovery』は茂⽊健⼀郎さん、トラウデン直美さんがMCを務める番組で、NAKEDの村松亮太郎さんがメインゲストなのですが、「愉快な仲間」として少しだけ出演させてもらいました。 村松亮太郎さんとの出会いはもう15年くらい前になると思いますが、私が影響を受け続ける大好きな人です。こういう形で呼んでもらって嬉しかったです。 ちなみに最初の方に話している「矛盾の塊」というのは、私にとっての最大級の賛辞なのですが、ちょっと伝わりづらかったか

          『IMAGINEZ大学 with Discovery』に出演させていただきました。

          東洋経済オンラインに『タイタニック』に関しての記事を書きました

          先週のことになりますが、一応記録までにこちらにもポストしておきます。 25周年3Dリマスター版の2週間の限定上映が話題となった映画『タイタニック』ですが、25年ぶりに映画館で観て、大感動しました。 そこから書いた記事が下記です。 □「タイタニック」25年後の今でも全然色褪せない訳 ジャック? ローズ? 本当の主人公は誰なのか https://toyokeizai.net/articles/-/654995 詳しくは記事を読んでもらえればと思いますが、映画『タイタニック

          東洋経済オンラインに『タイタニック』に関しての記事を書きました