高坂正澄

小説・俳句、とんぼ紀行、よろず日記、自然・風景、植物・花、野鳥、寺社、古墳・遺跡、歴史・民俗、ダム・堰、地質・岩石、美術・芸術、グルメ、車中泊、写真 /大阪文校(小説)修了/俳句結社「藍生」(解散)を経て「青麗」

高坂正澄

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土舞台と上野誠氏講演と三輪のまちなみ

<目次>  はじめに 1 記紀万葉に詠われた磐余の地   日本芸能のルーツ 伎楽(ぎがく)とは 2 大神神社と三輪まちなみ(一の鳥居から能楽堂まで) 3 上野誠氏講演会(大神神社 三輪会館 能楽堂) 4 文芸評論家・保田與重郎氏氏のこと  むすび はじめに 前回記事では、令和6年度土舞台顕彰事業午前の部である土舞台顕彰大祭を現地からリポートしました。 今回記事は、令和6年度土舞台顕彰事業午後の部である上野誠氏講演会をリポートします。 講演会場は、土舞台現地から3キロ

    • 土舞台を知ってますか?

      『石舞台』は、明日香村の現地で実際にご覧になってない方でも、 「知ってる。明日香の古墳でしょ」 と、多くの方がおっしゃると思います。 でも、桜井市の『土舞台(つちぶたい)』はというと…? 「知らない。聞いたことない」 という人がけっこういるのではないでしょうか。 たしかに土舞台はマイナーかもしれないですが、個人的にはとても重要で大きい存在ではないかと思っています。 今回、その土舞台へ行く機会がありましたので、自身の記録の意味も含めてリポートします。 <土舞台 目次>

      • 食べてみた かます寿司

        高知県室戸市吉良川町の道の駅で「かます寿司」なるものを買ってみた。 ついでに、おかずとして「茎昆布煮」も。 かます寿司は、要は「早なれ寿司」だと思うが、同じなれ寿司のさんま寿司(紀伊半島南部)を思い出した。見た目も似ている。 道の駅の駐車場で、太平洋の風にふかれつつ、さっそく食べてみた。さんま寿司に似た食感だった。かますの方が身は厚くて食べでがある。 そのかますだが、しっぽは食べれた(尾鰭は吐き出した)が、目👀ギョロの頭は8割方残した。 レジの時、店員さんに尋ねると

        • 室戸岬/東海岸 サンライズ

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          室戸岬/室戸世界ユネスコジオパーク/サンセット

          室戸岬/室戸世界ユネスコジオパーク/サンセット

          晩秋の吉野山3(終章) 吉野神宮

          今回(終章)は、「晩秋の吉野山3(終章)吉野神宮」をリポートします。 吉野神宮は、明治に入って後醍醐天皇をご祭神として創立された(今の社殿は昭和7年竣工)という。その場所は、吉野山メインルートの入口になります。 しかしながら、吉野山へ新しく車道が開通すると、また観光拠点の蔵王堂からだいぶの距離もあって、今は参拝者も観光客も、そう多くはないようです。 おかげ?で、この日、森厳静寂の中で参拝することができした。 吉野神宮のある辺りを「丈六平」という。 なぜ「丈六」と呼ば

          晩秋の吉野山3(終章) 吉野神宮

          晩秋の吉野山2 金峯山寺蔵王堂

          前回記事は、吉野山の「下千本(しもせんぼん)」界隈散策のリポートでした。 今回記事は、「晩秋の吉野山2 金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂」と題し、「金峯山寺蔵王堂・日本最大秘仏本尊特別ご開帳」参拝及びその界隈のリポートです。 今回歩いた(参拝)順番は、蔵王権現の在わします蔵王堂をメインに以下のとおりです。  1 二王門(仁王門)     ⇩  2 前庭(大護摩供道場、四本桜、村上義光公忠死之所、)     ⇩  3 蔵王堂、本地堂  ※本地堂(本地仏安置)では「墨跡展」開

          晩秋の吉野山2 金峯山寺蔵王堂

          晩秋の吉野山1 下千本~大駐車場から蔵王堂まで

          11月7日は立冬です。 なので、昨日(11月6日)訪れた吉野山に、桜の花はありません。また、紅葉にもちと早かった。 本記事は、そんな何もない吉野山の「下千本(しもせんぼん)」界隈のリポートです。(以前にも同じような記事投稿したかも) 歩いたコースは、題にあるとおり、「大駐車場(観光駐車場)から金峯山寺蔵王堂まで」の約一キロ。そそくさ行けば徒歩二十数分の道程です。 が、今回は、観光拠点の蔵王堂まで、まっすぐすたこら行かないで、横道に迷うことを楽しみとしました。 「へえ

          晩秋の吉野山1 下千本~大駐車場から蔵王堂まで

          ならの大衆グルメ3「手打ちうどん 大和本陣」(花かご膳)

          『手打ちうどん 大和本陣』 創業50年を超えるといふ。 手打ちうどんのお店ですが、メニューいろいろあります。 その中から、今日は、おなかもすいていたので『花かご膳』にしました。うどんもついてますしね。 数量限定 991円(税込1090円) このうどんならうどん県に行かずともこしある

          ならの大衆グルメ3「手打ちうどん 大和本陣」(花かご膳)

          紀和国境 万葉の里 真土散歩3(終章) まつち集落編

          本記事は、紀和国境の橋本市隅田町真土(まつち)シリーズの第三章(終章)で、「真土集落編」になります。 はじめに、古い真土集落の位置ですが、第一章、二章でリポートした飛び越え石から五百メートルほど北、落合川上流右岸になります。 また第二章のスタート地点周辺(真土山尾根筋)には相当数の団地規模の住宅群を見かけましたが、こちらはどうも近代になって造成建築されたような外観ですので、由緒調査の上で、機会があれば別途リポートしたいと思います。 真土集落は、人口は60余人、世帯数30

          紀和国境 万葉の里 真土散歩3(終章) まつち集落編

          明日香村散歩

          ちょっと写真撮りたい場所があったのでうろちょろしました。 普段通らないような農道もしくは耕作道をDio(バイク)で行きましたが、なんか新鮮な感じしました。 見る方向が変っただけで、同じ田んぼや集落が、まったく違って見えます。当然といえば当然かもしれませんが。 「ここどこかな」「あ、ここか」「この道に出てくるのか」て具合。 こういうことって、実はふだんの生活の中でも感じることありますね。 風景もそうですが、あるとき意外な側面を見せる身近な人なんかにも。 世界は多様性に

          明日香村散歩

          紀和国境 万葉の里 真土散歩2 飛び越え石編

          紀伊国(和歌山県)と大和国(奈良県)の国境・真土山(まつちやま)には、今も古の風景がありました。 その雰囲気を、前回記事「万葉の里 真土散歩1 コスモス編」でリポートしました。 それからいつのまにか五日経ってしまい続きもののなのにblog更新がおろそかに。実はその間、亡父の49日法要やら納骨その他諸事があったのです。が、今日ですっきりすっかり…という状況になりました。なのでこれからがんばるぞう!←言い訳 …というわけで、今回の記事は、「真土散歩2 飛び越え石編」と題し、前

          紀和国境 万葉の里 真土散歩2 飛び越え石編

          紀和国境 万葉の里 真土散歩1 コスモス編

          「紀和」は、紀伊国(和歌山県)と大和国(奈良県)のことです。 その国境は、古の風景が今も残る、真土山(まつちやま)の山裾を流れる落合川になります。 この落合川の両岸にある「飛び越え石」は、畳一枚ほどの浸食岩で、古代から「渡り場」であったといわれています。 (今回実見して、そうだろうな、と私も思いました。) さて、そんな紀和国境から紀伊水道まで、紀ノ川沿いに、およそ60kmを旅し、散歩すること(「紀ノ川流域を行く」シリーズ)を思い立ちました。(理由はおいおいに) その第

          紀和国境 万葉の里 真土散歩1 コスモス編

          曽爾高原のススキと即吟15句

          ほんとは兵庫県神河町の「砥峰(とのみね)高原」のススキを見に行きたかったのですが、今はわけあって遠出する気分になれず。 それで車走らせて一時間ほどの、奈良県曽爾村の「曽爾(そに)高原」へ行きました。 曽爾高原は、関西随一のススキの名所です。砥峰高原へは行ってないので比較できませんが。 はじめに、曽爾高原の概要を、曽爾村観光協会ホームページから引用させていただきます。 「日本300名山の一つ倶留尊山(くろそやま)(標高1038m)。この山から亀の背に似た亀山(標高849m

          曽爾高原のススキと即吟15句

          「大織冠 藤原鎌足に迫る」~阿武山古墳の新事実に関する講演会聴講記

          ・はじめに 「大織冠(たいしょかん) 藤原鎌足に迫る 史跡・阿武山(あぶやま)古墳の新事実」をテーマとする講演会を、明日香村の飛鳥資料館で聴講しました。 阿武山古墳は、藤原鎌足の墳墓といわれています。 その阿武山古墳は、大阪府高槻市の阿武山(標高281m)南斜面に所在する京都大学地震観測所の敷地内にあります。 なので、大阪府高槻市の古墳の話が、なぜ明日香村の飛鳥資料館であるのか?と思っていましたが、講演会チラシによれば、阿武山古墳に関わる大織冠の復元品が、飛鳥資料館に

          「大織冠 藤原鎌足に迫る」~阿武山古墳の新事実に関する講演会聴講記

          瀧と淵とカワガラスと~丹生川上神社中社

          一級河川高見川の上流に鎮座まします丹生川上神社(中社)の秋祭りがあるというので車を飛ばして行ったものの、今は喪中であったことに気付き鳥居はくぐらず、神社脇の「東(ひむかし)の瀧」「夢淵(ゆめぶち)」あたりを逍遙してまいりました。 丹生川上神社への参拝は除けて、川の対岸へと橋を渡り、瀧と淵を見に行く。

          瀧と淵とカワガラスと~丹生川上神社中社