慶長5年(1600)5月3日は上洛要求に応じない上杉景勝を討つため家康が会津征伐を決めた日。景勝に謀反の兆候があるとして上洛して弁明を要求していた。このとき届いたのが景勝家臣・直江兼続が書いたいわゆる「直江状」。通説ではこの反論に家康が激怒して会津征伐が決まったといわれる。
慶長12年(1607)3月8日は米沢藩の直江兼続が「文選(もんぜん)」60巻31冊を京都の要法寺で刊行した日。中国古代の六朝文学の詩文集で「直江版文選」といわれる。出版だけでなく学問所設立もしている。戦国が終わってこれからの時代に必要なものは何かを考えているということでしょうか。