taka

元(山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連など)現在は、軽登山、風景写真、クラシックギターを趣味としています。気の向くまま自然や気づいたことを撮っています。また、写真を絵画として捉える心がけをしています。

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元(山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連など)現在は、軽登山、風景写真、クラシックギターを趣味としています。気の向くまま自然や気づいたことを撮っています。また、写真を絵画として捉える心がけをしています。

最近の記事

川のある風景(阿賀川・二川橋)

橋から素早く撮影。できるだけ他車の邪魔にならないように短い時間で撮影するようにしています。 二川橋(ふたかわはし)は、国道118号線の橋で、阿賀川を渡っています。 そこから上流を見た景色です。絵になるところですね。 二川橋の下流で、羽鳥湖から流れてくる鶴沼川(つるぬまがわ)と合流しています。 手前の赤い橋は、国道118号線の二川橋で、奥の橋は、現在通行止めになっている可能性がある道の橋です。この写真は、小野観音堂への道から撮ったものです。橋をテーマにした写真もありですね。

    • ダム湖のある風景(広瀬ダム)

      山梨県山梨市三富にあるダムで、広瀬湖(笛吹川)が今日のテーマです。 笛吹川は、奥秩父山系の甲武信ヶ岳(こぶしがだけ)、国師ヶ岳(こくしだけ)を源とし、富士川に合流し、駿河湾に流れています。 ダムは、ロックフィルダムで、堤体(ていたい)の高さ75.0m、長さ255.0m、堤体積が140万m3の規模があります。 中央に聳(そび)えるのが木賊山(とくさやま)で、向かって左が鶏冠山(とさかやま)、右に破風山(はふうさん)が見えます。木賊山の下鶏冠山方面には西沢渓谷があり、そこから

      • ダム湖のある風景(深山湖)

        深山ダムは、栃木県那須塩原市にある那珂川の上流に造られたダムです。 堤体の高さ75.5メートル、長さ333.8メートルのロックフィルダムで、深山湖(みやまこ)の総貯水量は2,580万トンになります。 奥に福島県との県境である三倉山、大倉山、流石山(ながれいしやま)の稜線が見え、サインボードにもあるように「七千山水源の森(ななせんやますいげんのもり)」も見えます。 はじめて行ってみましたが、スケールの大きなとてもいいダム湖でした。 わずかに残った光で、森が輝いていました。

        • 滝のある風景(咆哮霹靂の滝)

          「咆哮霹靂の滝(ほうこうへきれきのたき)」は、「雷霆の滝(らいていのたき)」の下流、スッカン沢との合流点近くにある滝です。 咆哮とは、獣(けもの)などが吠えたけることを言い、霹靂とは、急に雷が激しく鳴ることからきています。滝の豪快さを形容したものでしょう。 咆哮霹靂の滝からスッカン沢(雄飛の滝など)へは通行止めで行けません。山の駅たかはらまで引き返すことになります。だいぶ下ってきたので、登り返しです。その傍(かたわ)らに紅葉の葉っぱが輝いていました。

          滝のある風景(雷霆の滝)

          「山の駅たかはら」から前山八方ヶ原線歩道を下り、辿り着く「雷霆の滝(らいていのたき)」があります。 この滝は、鹿股川(かのまたがわ)の支流である桜沢にある滝です。 雷霆とは、激しい雷のことを言うそうですが、滝の音が谷にとどろいていました。 写真(フォト)を絵画風にアレンジしている(ピクチャー)絵です。私なりの手法で作成しています。

          滝のある風景(雷霆の滝)

          滝のある風景(おしらじの滝)

          「おしらじの滝」は、高原山(たかはらやま)連山の中腹にある滝です。 住所で言うと、栃木県矢板市になります。矢板方面から八方道路を北上すると、「山の駅たかはら」を通り過ぎ、少し下ったところに「おしらじの駐車場」があり、そこから徒歩で少し下ったところにあります。 「しらじ」とは、壺のことを言うらしいのですが、辞書を調べてみると、陶器や瓦(かわら)などの、まだ焼かれないもの。生素地(なまきじ)。のことを言うらしいです。そこに「お」をつけたのではないかという説があるようです。(We

          滝のある風景(おしらじの滝)

          滝のある風景(明神滝・天栄村)

          福島県・天栄村に日光の「竜頭の滝」を彷彿(ほうふつ)とする滝があります。「明神滝(みょうじんたき)」です。 それほど大きな滝ではないのですし、橋から撮れるので楽ですしというところですが、景色がいいんです。 赤石川の支流にあたる黒沢にある滝で、流れる水は、赤石川と合流し、羽鳥湖から流れてくる鶴沼川と合流し、湯野上で阿賀川に合流しています。 素朴で手を付けていない自然がここにはあります。誰かが有名にしていないだけの自然がいっぱいあると想います。

          滝のある風景(明神滝・天栄村)

          神社仏閣の風景(小野観音堂)

          「湯野上温泉小野観音堂(ゆのかみおんせん・おのかんのんどう)」は、福島県下郷町にある観音堂です。 以前、大内宿側から小野岳に登った際に、上記の引用文のように「山頂に祭られていた観音立像を麓に移築した」という記事を読み、記憶に留めていたので、今回拝観させていただきました。 湯野上温泉と阿賀川、国道121号線が通っている風景です。左の特徴的な山は、「又見山(935m)」ではないかと思います。

          神社仏閣の風景(小野観音堂)

          川のある風景(阿賀川・湯野上)

          阿賀川シリーズの一つ、湯野上温泉にある湯野上橋からの写真です。 阿賀川ですが、ここは「大川渓谷」とも言われ、地元の人々に親しまれています。 湯野上橋(ゆのかみばし)は、橋長139.2 mのローゼ橋構造です。 意外と交通量のある橋でした。 橋からは、邪魔するものがないので、スッキリとした写真が撮れます。 阿賀川(大川渓谷)と小野岳。湯野上温泉(ゆのかみおんせん)は、「まるごと天然温泉郷かけ流しの湯、お肌サラサラ、スッキリ透明健康の湯」の特徴があるそうです。 小野岳の左後方に

          川のある風景(阿賀川・湯野上)

          公園からの風景(大川ふるさと公園)

          小雨降る中、ゲートボールをしている方々がいました。 ここは、福島県下郷町にある「大川ふるさと公園」です。 阿賀川と会津鉄道会津線の「ふるさと公園駅」の間にある公園です。 阿賀川を撮れないかと立ち寄ってみたんですが、阿賀川は撮れず、その代わりに広い公園から見渡せる山々を眺めてきました。 長閑(のどか)で広い公園、ゲートボールやパークゴルフ、キャンプ場やアリーナなど、充実した施設のようでした。 この公園も自然の中に造られたのですから、その周りは当然自然がいっぱいです。

          公園からの風景(大川ふるさと公園)

          湖沼のある風景(小雪降る観音沼)

          天気予報では、雨のち曇りだったのですが、出かけました。 ところが、山には冠雪が見えます。 この観音沼は、よく来るところですが、少し標高があるので、着いたときは雪が降っていました。初冠雪かな? 遠景は雪で靄(もや)っていますが、近景は黄色が目立つ紅葉でした。 同じところに何度行っても違う表情を見せてくれます。 だから、撮る方も少しアングルを変えたりします。 構図(画面構成)も、自分の好きな構図にする場合が多いのですが、それでも来る度に違って見えるんです。 紅葉の葉っぱが濡

          湖沼のある風景(小雪降る観音沼)

          滝のある風景(黒土川の滝)

          前回紹介した「熊のすべり台」の少し下流、黒土川にある滝を上流から(おろちが滝・みずの踊り場・夫婦滝・一休みの滝・阿武隈川との合流)と見ていきましょう。 ここは、「西の郷遊歩道・せせらぎの小道」になっています。 One-point Advice : 滝を見たり、写真を撮ったりするには、長靴がベストです。浅瀬なら水の中にも入れて、いいアングルを見つけることができます。

          滝のある風景(黒土川の滝)

          滝のある風景(秋・熊のすべり台)

          ユニークな名前の滝「熊のすべり台」は、福島県西郷村の黒土川にあります。「熊のすべり台」という名前の由来は、巨大な一枚岩がまるで熊のすべり台のように見えることに由来しています。 すぐ南で「阿武隈川」と合流し、白河市を通り、北上し、福島市を流れ、仙台の南、亘理町(わたりちょう)の「鳥の海公園」で太平洋に注がれています。 春に続いて秋の「熊のすべり台」にやってきました。今年の紅葉はどうも?という感じでしたが、小雨降る中なんとか撮影することができました。 この周辺には良い滝が集

          滝のある風景(秋・熊のすべり台)

          樹々の光と影

          針葉樹の樹々に射す光、遮光線の光が落とす影、それに浮かび上がる樹と影の風景です。 何故、朝や夕方の写真がいいのか? というと、遮光線に浮かぶ風景が色や影などの変化を見せてくれるからです。 森の一角に光が射す。それは、形の良い針葉樹の樹。その奥に広がる樹々たちも光を待っている。 薄暗く、淡い森の中に一筋の光、森の夜明けです。 上の写真は、淡いタッチで描いたようにレタッチした絵です。 斜面を走る光が、樹々を浮かび上がらせていました。その奥に冠雪した尾瀬の燧ヶ岳(ひうちがだ

          樹々の光と影

          ダム湖のある風景(堀川ダム)

          「堀川ダム(ほっかわだむ)」は、福島県西郷村(にしごうむら)にあるダムです。 「TOKIOBA」の近くにあるダムです。 ここにダムがあるのは知っていましたが、「ダムも撮ろう」と思ってから気にはなっていましたが、今回やっと実現しました。 栃木県の那須高原に近く、すぐ近くが県境というロケーションで、那須連山をバックに従えたダム湖です。 行った日は、寒い朝で、山にはうっすらと雪が被(かぶ)っていました。雲の隙間から光が差し、晴天では撮れない写真となりました。 一概にダムと言え

          ダム湖のある風景(堀川ダム)

          霧の舞う峰

          霧が舞うと、山が動いているように見えます。 私の薄知(うすじり)ですが、このような景色を見たとき、武田信玄の言葉を思い出します。 上の言葉の「動かざること山の如し」です。 山は動かない。だけど、霧や雲、光などによって如何にも動いているが如くになるのです。 この写真の山は、黒々として林の立体感が掴(つか)めないのですが、霧が入ることによって、凹凸が見えるようになってきます。 雨の後の霧は、演出家です。

          霧の舞う峰