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『天地人』、学んだ人。

 火坂 雅志氏の『天地人』を読んでいます。
 読みやすい。どんどん読み進められます。真田幸村が直江兼続から薫陶を受けていたというのを知らず、今更ながら驚きました。後藤又兵衛が、黒田官兵衛からなど、今も昔も人と人の出会いには奇跡のような、輝きがありますね。しみじみと。
 で、だ。
 『天地人』ね、ブックオフで購入したんすよ。上下巻ね。当然というか、上巻と下巻で恐らく、もともとの所有者が異なるわけで、上巻には何もなかった、赤線が下巻に突然出てきました。

テストに出るよ。

 これは兼続が若き日の幸村に、義とは何かを諭すシーンですね。これ以外にも、元の所有者さんに響いた箇所はあるのかしらと、ペラペラとページをめくってみたところですね、赤線はなかったんですが、鉛筆の黒線が一箇所ありました!


テストには出ないぞ。

 

 ここ⁉

 何があったのと、聞きたくなる。義、興味無くなったんかな?なんでここがそんなに響いたんかしら?兼続もビックリよ。
 売る前に、消しゴムで消してくれたらええのに。

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