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問い④                 ――画像しりとりはじめました(#143)

(#142) マンピーのG★SPOT→「と」→問い④

問題:配偶者の実の両親を第三者に紹介する時に接頭辞的につける言葉でもあり、会社や学校等、ある特定の社会関係において、コミュニケーションの円滑化を図るために贈られる、恋愛感情がこれっぽっちも含まれていないチョコレートの頭につけられる言葉とは何?


ピンポーン🎵

司会:はい、ジュウザさんっ!

ブッブーッ❌

司会:……あ、あの……

分からない時は、
わざわざ押さなくていいんで……


――ていうか、さりげなく
「ギリや」て答え言うてるやん( ̄∀ ̄)ボソッ


ピンポーン🎵

司会:はい、ケンシロウさんっ!

ブッブーッ❌

司会:……いや、ですから……

分からない時は、分からないでいいんです
謝ることも必要ないですから…💦

てか、今日はいつもの口汚い感じじゃないんスね^m^

ピンポーン🎵

司会:はい、前田慶次さんっ!

ブッブーッ❌

司会:……えーと……

女性アシスタント含羞はにかむ笑顔がステキですね♪(〃▽〃)ポッ

司会:じゃなくて!


ピンポーン🎵

司会:はい、セイラ・マスさんっ!

ブッブーッ❌

司会:……(・_・)……

アシ:……(・_・)……

これ、クイズ番組だよな…
ええ…

ピンポーン🎵

司会:はい、直江兼続さんっ!

ブッブーッ❌

司会:!!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

アシ:!!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

いや、それを聞くのがクイズ番組です(・_・)
で、それを答えるのがあなたたち解答者です……

…って、おい!

この解答者ブッキングしたの、どのディレクターだ!

つーか、そもそも解答者が

戦国武将2人
意味不な格闘家2人
未来から来たオペレーター1人
って、

一体全体なに大会だ、これはっっ!!!💢

◇ ◇ ◇

……いや、長げぇよ、前フリ……(・_・)💦

もう、どんな問題かも忘れちゃっただろ、こんだけ長いと( ̄∀ ̄)
――というわけで改めて、

問題:配偶者の実の両親を第三者に紹介する時に接頭辞的につける言葉でもあり、会社や学校等、ある特定の社会関係において、コミュニケーションの円滑化を図るために贈られる、恋愛感情がこれっぽっちも含まれていないチョコレートの頭につけられる言葉とは何?

答えは「義理」。

義理の母」「義理の父」、縮めて「義母」「義父」なんて言い方もポピュラー。勿論、配偶者に兄弟姉妹がいれば、「義理の兄」、「義理の妹」という言い方もできる。

後段の方は、いわゆる「義理チョコ」って代物。

毎年2月14日はバレンタインデーという、キリスト教の殉教者・聖ウァレンティヌス (英語読みするとバレンタィン) に由来する記念日である。

キリスト教圏の人々は、この日には恋人や家族など、大切な人に贈り物をするのが習わしとなっているが、日本だと、不●家や森●製菓等、一部の業界のキャンペーンに踊らされ、1950年代以降、いつの間にか「女性が意中の男性にチョコレートを贈る日」として定着してしまっている。

学校あたりだと、2月になると10日を過ぎるあたりから、Xデーに向けて男子が何や知らんがソワソワしだし、当日は

「俺は○○個もらった♪」
「今年ももらえなかったー(*´Д`)」
「ふん、バレンタインデーなんてたかだかチョコ屋の謀略よ( ̄∀ ̄)」

なんていう悲喜こもごもも可愛らしいレベルだが(*´∇`*)♪

これが、会社等となると、チョコをもらえる・もらえないは、男性社員にとっては馬鹿馬鹿しくも切実な問題となるケースもある。

本来、「女性が意中の男性にチョコレートを贈る」のだから、いいトシこいた中年、壮年、定年間近の初老のおっさんなど、そもそも論でもらえる道理などないのが通常なはずだ。せいぜいもらえる資格があるのは、そういった中年、壮年、定年間近の初老のおっさんで未だ独身✨というケースに限定されようもの( ̄∀ ̄)。

なのに、男の自尊心プライドというものはうっとーしいもので、表向きはあくまで、
そりゃあもらえないよね、私には妻がいるしね、あっはっはっ――
――そう高笑いで余裕ぶっこくロマンスグレーのナイスミドル課長も、心の底では、俺ってもしかして女子社員に人望ないのか?(*´Д`)?――などといらん疑心暗鬼にさいなまれ、しかもそんな心の奥底が周囲にバレバレだったときなんかは、もう目も当てられない。
その日をきっかけに、少なくとも一定期間の間は、職場環境がまあヘンにギクシャクしまくるったらありゃしない。

組織の中のわずか1人でさえそうなのだから、そういうめんどくさい男が何人も何十人もいたら、こんなうっとーしいことこの上ないだろう。へたすりゃ業務に著しい障害を生む危険性すら否定できない。

そこで、自然発生的な必然として生まれたのが「義理チョコ」という回避手段だといえるのかもしれない。
まあ、言うたらもらうチョコ自体の価値は二の次であり、極端な話もらえさえすればチロルチョコでもいいわけで(*1)、女性社員は、職場の平和のために、あえて男性社員全員分のチョコを買い、バレンタインデー当日にそれを配るのだ。
「日頃お世話になってる感謝の意味も込めて」などと一言あると処世術としても上出来な部類である(o^-')b♪。

*1:もらえさえすればチロルチョコでもいいわけで:さすがにチロルチョコは極端すぎるが(笑)、ただ、そのくらい突き抜けた価値観の女性社員とかがいても罰は当たらないのになぁ……とは思う( ̄∀ ̄)

私は女性社員ではないし女性社員になった経験もないので、実際のところ想像でしかないのだが、この日本独特の習慣って、女性社員にとっては煩わしいことこの上ないのではなかろうか。

日本の一般的なリーマン社会における大抵の職場では、今なお、男性社員多数で女性社員少数、という図式が成り立つケースが多い。だから、義理チョコの単価が安かったとしても、同じ職場セクションの男性社員の数が多ければ、それなりに負担も大きくなる。

20代の頃、男女比が男性8女性1というとある職場でのこと。
私は生まれつき持ち合わせた厄介な持病により、体調次第ですべての食材がアレルゲンになり得るという、言わばアレルギーのロシアンルーレット状態で生きている。
そんな身体的諸事情にも鑑み、私と同年代 (私の1個下)の、職場では紅一点である女性社員と給湯室でたまたま二人になった時に

「あ、もしバレンタインに義理チョコとか配る予定だったら、僕の分はいらないから。よろしくね(o^-')b♪」

そう軽く言ったら

「そんなわけにいかないでしょ!あなたが良くてもこっちはそのことで課長あたりに『どうして松平さんにだけあげないの?ケンカした?どうして?』とか聞かれるに決まってんだから!💢」

言下に一喝された。

「ただでもめんどくさいんだから、これ以上めんどくさいタネ増やさないでくれる?💢」

……ごもっともです(・_・)タラァ


ただ、時代の移り変わりとともに、こうした「義理チョコ」文化は徐々に減退の方向に向かっているようだ。

転職やキャリアの調査を行っている「Job総研」調べでは、
20~69歳までの社会人男女565人を対象とするアンケート調査の結果、職場でチョコを渡さないと回答した女性は実に84.6%にも及んでいる。

件の「Job総研」によると、コ口ナ禍以前の2019年では42.6%の女性がチョコを渡したと回答しているのだが、この回答率はコ口ナ禍突入後の2020年では23.1%、2021年では16.9%と、わずか2年でおよそ3分の1にまで義理チョコ配付率が下がっている。
 
これは、リモートワークの増加や職場での「共有」御法度→「個別化」へというコ口ナによるトレンドを奇貨とし、「職場でバレンタインチョコを渡す」という文化そのものが消えつつある、そういう流れかもしれない。

また、ハンドメイドのグッズを扱い、そのマーケットプレイスを管理・運営している株式会社クリーマ調べによると、
男女1,087人を対象としたアンケートの結果、こちらも「義理チョコを贈る」とした女性は、2021年の31.8%から、下図②のとおり14.5%へと激減している。

ひとつ面白いなぁと感じたのは、バレンタインデーに「自分へのプレゼントを購入しようと思っている」と回答したのが36.4%にも及んでいるのと、それと同じくらいの割合(35.2%)で「大切な人へのプレゼントにはこだわりたい」と回答しているということ。

コ口ナという外的要因があったにせよ、日本も本来の聖バレンタインデーの趣旨に原点回帰する方向へと向かっているのかもしれない。
そうだとすれば、地の底で眠る聖ウァレンティヌスもさぞ喜ぶことだろう。


最後に、個人的に「義理チョコ」で思い出したことをひとつ👆

大学の最後の2年間は、17歳から続けていた札幌市内のロシア料理店での住み込みの仕事に加え、週3~4日で公文式の算数教室と英語教室で「お兄さん先生」と呼ばれていた時期があった。

算数教室は、下は3歳児から上は大学受験を控えた高校3年生までと幅広く、全体で大体50~60人くらいだろうか。慣れてくると、どの子も可愛いし、身体のことがなければ教師という選択肢もアリだったかなぁ……なんて、ちょっとした後悔まじりの夢想を覚えた時期でもあった。

算数教室で働くようになって約半年になる2月、世間的にはバレンタインデーかもしれないが、まあ、ここではさすがにそんなやりとりは考えなくていいな、と油断していたところ、とある中学2年の女の子から

「はい、これあげる」

とチョコレートをもらった。大きさはCDケースよりひとまわりほど大きいくらいで、裏返しになったままもらったその正方形のチョコをひっくり返して思わずクスリときてしまった。

一面が透明なセロファン貼りになっているので開けずとも中身がわかるデザインの箱。そして見えている中身のチョコがこれだ。

実際もらったのは、「義理」の部分がホワイトチョコになっていて、むしろ凸状だった。

中学2年生ともなると、なかなかシャレがきいているではないか♪(≧▽≦)♪

そんな彼女も、計算したらもう50歳手前ということになる。いまだにこういう「義理チョコ」を配っているのか、それとも――

いずにせよ、幸せな人生を送っていてほしい。
光GENJIのかーくんLOVEだった○○ちゃんに幸あらんことを✨✨

◇ ◇ ◇

今日の〆の一曲。柴田淳で『真夜中のチョコレート


おっと、今宵ももうこんな時間だ。また、かなりの義理義理chopやね💦

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
義理と人情の板挟みになることなく、平穏な一日を過ごせますよう☕


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (142両目) の前の車両です。タイトル「マンピーのG★SPOT」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。

■ 参考・出典




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