強度は柔軟さによって生み出される。固いもの同士がぶつかり合えば砕け散る。しかし、固いものを吸収し柔らかく包み込むこめば、規模も可能性も広げていける。「柔よく剛を制す」は真理の言葉。これまの喜怒哀楽、すべて経験を気付きによって解きほぐし、智慧に変えれば強度のある人生を送っていける。
【優しさとは】 柔能く剛を制すと言います。 強さとは撓やかさの事です。つまり強さとは強硬さではなく柔軟さの事です。 例えば、鉄よりも鋼のほうが強いのは、鋼は鉄より撓やかだからです。 優しく撓やかな、そういう強い心を持った人になってください。(昔通っていた柔道場の師範の言葉)
武道をやっていて、何が良いって、その裏にある、哲学に触れられること。 「柔よく剛を制する」が、老子の思想と知った時、 柔道やってた意味を見出した。
柔よく剛を制す。柔は剛の上に存在する。では剛の上に存在する「柔」とは何か。それは、どんなことがあっても笑える力である。どんなことでも笑えるということは、強さの中にしなやかさを兼ね備えているということでもある。柔の道とは、強い身体としなやかな心を身に付ける道と考えてもいいと思う。
「柔よく剛を制す」 柔道で相手の力を巧みに利用し、小さい人でも大きい人を豪快に投げ飛ばすことができる喩えだ。昨晩ある研修講師のオンラインシェア発表を聞いて自身のセミナーにも活用できるのでは思った次第。受講者同士の相互創発も予め折り込むことで前のめりにさせ、ダダ滑りを防ぐ。使える!
心に波風が立ったなら 現実が見えていない証拠。 ありのままを受け入れれば 心はいつも凪いでいる。 そんな穏やかな状態を いつも心に留め置いて 波風が立ったその瞬間に 気づいて凪に戻す。 その繰り返しがやがて 心をしなやかでしたたかにする。 柔よく剛を制す、そんな心に。