石黒太一

キャリア心理研究家 人と組織の成長をテーマに仕事をしています。 就職、転職、人事、採用、組織開発、マインドフルネス、キャリアについて思ったことについて発信しています。 愛知/名古屋 個別化/戦略性/成長促進/ポジティブ/最上思考

石黒太一

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豊かな人がやっていること

どの仕事も人に喜んでもらうためにある。仕事に対する対価として給与という形で報酬を受け取ることができるのは、誰かのために役に立っているからです。タレントやアイドル、アーティストで経済的な成功をしている人は、人を喜ばせているからです。例えば、明石家さんまさんは今も第一線で活躍をされています。経験が長いから活躍し続けているだけではなく、トークや場の作り方、人を楽しませる技術が飛び抜けているからこそ、人気であり続けることがわかります。タレントだから人を喜ばせるのは当たり前だと思うかも

    • 未来を見て歩む

      自分が自分らしくあるために 未来を見据えて歩むために、私たちはまず「自分らしさ」を見つける必要があります。しかし、自分らしさとは一体何でしょうか。それは決して他人と比較して得られるものではなく、自分の中にある価値観や、何を大切にしたいかという思いから生まれます。そのためには、日々の生活や行動の中で「自分が本当に大切にしたいこと」に気づくことが重要です。 自分らしくあるためには、自分自身に問いかける時間が必要です。何をしているときが楽しいのか、どんな場面で充実感を覚えるのか

      • 上司は社長の伝書鳩ではいけない

        上司が「社長の伝書鳩」になってしまうと、組織全体の活力が失われる危険があります。指示をただそのまま部下に伝えるだけでは、現場の状況は反映されず、経営の現実との乖離が生まれます。さらに、部下たちが指示待ちの状態になれば、組織は柔軟性や創造性を欠き、競争力を失うことにもつながります。 上司の役割は、指示を流すだけでなく、現場の声を経営陣に届け、橋渡しを行うことです。現場の課題や提案を的確に整理し、社長や経営陣に伝えることで、意思決定をより現実的で効果的なものにする責任があります

        • 究極の改善

          改善の取り組みにおいて、最も効果的な手法の一つは「やっていることをやめること」です。多くの場合、私たちは現状を良くしようと新しい方法を追加したり、対策を重ねたりします。しかし、その中には本質的な問題解決につながらない行動や、むしろ非効率を助長する要因が含まれていることも少なくありません。こうした状況を見直すには、勇気を持って「やめる」決断が必要です。 「やめる」という行為は、単なる削減ではありません。それは、目的を再確認し、本当に必要な行動に集中するためのプロセスです。例え

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        豊かな人がやっていること

          流れをとらえる

          どのようなことにも「流れ」というものがあります。自然の川の流れを思い浮かべてみてください。上流から下流へと水が流れるように、物事にも進むべき方向やタイミングがあります。その流れをうまくつかむことができれば、驚くほどスムーズに進むことがあります。一方で、流れに逆らおうとすると、余計なエネルギーが必要となり、疲れてしまうことも少なくありません。 人生や仕事、日々の出来事においても「流れを読む力」は重要です。例えば、チームでのプロジェクトでは、一人が無理に自分の意見を通そうとする

          流れをとらえる

          成長か撤退か

          成長か撤退かという選択は、事業を運営する中で避けて通れない重要な判断です。この決断を迫られる背景には、経営資源の限界、競争環境の変化、市場の成熟、新たな機会の出現など、さまざまな要因があります。どちらの選択をするにしても、事業の将来に大きな影響を与えるため、慎重かつ迅速な判断が求められます。 成長を選ぶ場合には、リスクを取る覚悟が必要です。新たな市場への参入、既存製品やサービスの拡大、新技術の導入などが具体的な施策として考えられます。ただし、成長には追加の投資やリソースの集

          成長か撤退か

          あきらめなければ夢は叶う

          夢を叶えるために必要なものは、強い意志と行動を積み重ねる努力です。しかし、その道のりには必ずと言っていいほど困難が待ち受けています。挫折や迷い、時には諦めそうになる瞬間もあるかもしれません。それでも、努力を止めなければ、夢に近づくことは必ずできます。 夢を実現するためには、まず目標を具体化し、自分の中で「なぜその夢を叶えたいのか」という理由を明確にすることが大切です。目指すものが具体的であればあるほど、進むべき道が見えやすくなります。そして、大きな目標を小さなステップに分解

          あきらめなければ夢は叶う

          難しい言葉でごまかさない

          人に何かを伝えるとき、難しい言葉や大きな概念(ビッグワード)を使うと、一見立派なことを言っているように見えます。しかし、実際には肝心な内容が伝わりにくくなりがちです。どんなに難しい言葉を並べても、相手が「結局何が言いたいの?」と感じてしまえば、コミュニケーションとしては失敗です。 たとえば、「革新的な取り組みでイノベーションを実現する」と言ったところで、具体的にどんな取り組みなのか、何が新しいのかが明確でなければ、聞き手に響きません。難しい言葉に頼らず、具体的でわかりやすい

          難しい言葉でごまかさない

          人口が減少するなら

          人口減少が進む今、私たちの仕事のやり方も変革が求められています。従来の人手に依存した業務体制では、効率の低下や成長の停滞を避けられません。このような状況において、業務のどの部分を人が担い、どの部分をシステムに委ねるかを明確に分けることが不可欠です。 まず、人口減少は労働力の減少を意味します。特に若年層の減少は、将来的に労働市場に深刻な影響を及ぼし、人材の確保がますます難しくなるでしょう。こうした背景の中で、企業が持続的に成長し続けるためには、限られた人材を最大限に活用するこ

          人口が減少するなら

          まず書いてみる

          何かを伝えるとき、ぱっと話を始める前に、一度紙や画面に書いてみるのはとても有効です。書くことで思考が整理され、伝えたい内容の要点を明確にできるからです。頭の中で考えていると、さまざまな考えやアイデアが浮かんでは消え、話す内容がまとまりにくくなりがちです。しかし、実際に書き出すと、自分の考えを視覚的に確認することができ、「何を伝えたいのか」「どの順序で話すべきか」が見えてきます。 例えば、プレゼンテーションや会議での発表、日常の会話でも、書く習慣を持っていると話がスムーズにな

          まず書いてみる

          AIDMA

          AIDMAのフレームワークにおける「アテンション(Attention)」は、消費者の購買行動プロセスの最初のステップであり、商品やサービスに対する興味を引き出す重要な段階です。アテンションを引きつけるためには、単に「目立たせる」だけでなく、受け手に刺さる工夫が必要です。以下に、効果的なアテンションを引き出すためのポイントを説明します。 まず、アテンションの段階では、商品の魅力や特徴を瞬時に伝え、消費者の視線を引きつけることが重要です。そのために、視覚的なインパクトを意識し、

          印象に残る自己紹介

          面接での自己紹介は、短い時間で自分の強みや魅力を相手に伝える重要な場面です。ここでは、相手に良い印象を残すためのポイントや構成を意識して、あなたらしい自己紹介を作り上げましょう。 まず、面接では最初の印象が大切です。自己紹介を始める前に、はっきりとした声と笑顔で「本日はお時間をいただきありがとうございます」とお礼を述べると、礼儀正しい印象を与えることができます。そして、「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と、名前を名乗り自己紹介をスタートさせましょう。 次に

          印象に残る自己紹介

          継続

          「継続すること」と「いきなり結果を求めない」という姿勢は、何かに取り組むうえで非常に重要な考え方です。特に大きな成果や結果を目指す場合、目標に向かうプロセスには必ず時間がかかります。いきなり成果を期待しすぎると、途中でモチベーションが下がり、挫折するリスクも高まります。大事なのは、毎日少しずつでも続けることで、積み重ねがやがて大きな成果へと繋がるということを理解することです。 例えば、新しいスキルを身につける場合、最初はうまくいかなくて当然です。経験が浅い時期は、むしろ失敗

          覚悟と決意

          何か新しいことに挑戦しようとするとき、多くの人は少なからず躊躇してしまうものです。未知の道を進むことは、失敗のリスクや不安を伴うため、「本当にできるのだろうか」と自分自身を疑ってしまうことがあるでしょう。しかし、実際にやってみると、自分が思っていた以上の力を発揮できたり、新しい発見があったりすることも少なくありません。ここで重要なのは「覚悟を持って決めること」と「やり切るという強い決意」です。 覚悟とは、ただ気持ちを奮い立たせるだけではなく、困難やリスクを受け入れるという心

          覚悟と決意

          医療機関での事務職の魅力

          医療法人での事務職は、資格がなくても社会に貢献でき、自己成長が目指せるやりがいある仕事です。医療法人の事務職は、受付や会計、患者対応などを通じて、医療サービスの円滑な提供を支える「縁の下の力持ち」として活躍します。患者さんが安心して医療を受けられる環境を整えることで、医療全体の信頼性を高め、間接的に地域社会に貢献する重要な役割を担います。また、幅広い年齢層の患者さんと接するため、多様な人々に役立てる喜びを感じられます。 医療法人は地域医療の基盤として、住民の健康を守り、地域

          医療機関での事務職の魅力

          キャリア選択

          キャリア選択の時期は、人生の大きな分岐点であり、誰もがいずれ直面するものです。しかし、多くの人が「今はまだ先のこと」「将来を決めるのはもっと後でもいい」と思いがちです。そのため、タイミングを逃し、自分の選択肢が狭まってしまうことも少なくありません。ここで大切なのは、キャリアの選択そのものよりも、選択のための準備を早い段階で始めておくことです。可能性を広げるという意味では、視野を広げるための経験や情報収集が重要になります。 例えば、学生のうちから自分の興味や関心を意識し、様々

          キャリア選択