やりたいことを形にすると。これは3年ほど前に私が「働く」をテーマに参加したイベントで作ったもの。ベースは変わらないのだけれど今はここからもうすこし形を変えたい感じ。 形にするからこそ見えてくる物がある。
レゴシリアスプレイメソッドで掘り起こしたいのは、普段、意識されていない経験や知識である。手を使ってモデルを作ることで出てくる経験や知識もあるが、一度に全てが出てくるとは限らない。そこで追加の問いを放つことになるが、その見極めをファシリテーターはどう判断すれば良いのだろうか。
レゴシリアスプレイではあるテーマについて各参加者がモデルを通じて自分の意見を表出する。そこには価値観や判断も含まれる。しかし、参加者はそれに従う必要はなく、その代わりテーマを参加者全員の意見から現れるホログラム的な理解を共有し、自分の行動が他者に与える影響を理解することである。
今年1年のテーマの一つはレゴシリアスプレイメソッドで「グッド・スパイラル」を作る方法の探求とワーク手順の確立ことであった。ワークに前向きな人は導けたが、後ろ向きな人(そのことに関心がない人)はうまくできなかった。改めて、原理的な部分から検討し来年ばワークをバージョンアップしたい。