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3Dセルフインタビュー 15th January 2025

 レゴブロックを使って自分の状況を表現して内省する取り組みをしています。今回は2025年1月15日に作った自分の状況についての定点観測です。

 今回のモデルの3Dキャプチャーはこちら。コメントも入っています。

状況モデルの説明

2025年1月のモデル
2025年1月のモデル(コメント入り)

 上記のモデルから見えてくるストーリーはおおよそ次のようなものである。

 元旦の目標設定、12月下旬からの研究会や振り返り会を得て、基本的にはこれからの活動に積極的な気持ちになっている。

 レゴシリアスプレイメソッドのコミュニティでも、スキルを磨く錬成会、読書会(本)、読書会(英語雑誌)の3つのプロジェクトのお誘いを投げかけたところ、想定以上の大きな反響があった。もう2つぐらいのプロジェクト企画を投げかけようと考えているが、オーバーワークになってしまうのではないかとやや躊躇している(それぞれの企画の先も少し枝分かれしているので)。

 また、大学の授業関係の方の準備も迫ってきている。多くを共同担当授業で進めているため、他の教員から「来年度はどうするのか」というプレッシャーを感じつつ準備を進めなければならない状況である。

 コミュニティを中心とした活動も、大学の授業や研究を進めるにあたっても、不安ごとをいくつか感じている。一つは、今年度の研究費が切れてしまっていることである。3月終わりまでは基本的に自腹で買わねばならない。あとは、もう少し新しいスキルや知識が必要だということ(どのようなことかは具体的になっていない)、そしてプロジェクトでも授業でも強力なパートナーが必要だと(それが具体的に誰だとはわかっていない)感じている。

前月(12月)との比較 

ここからは前月のモデルとの比較を行ってみる。

2024年12月のモデル(左)と2025年1月のモデル(右)

・12月も1月も前を向いており、前方はこれからのことを見据えている(広さもほぼ同じ)。

・12月は考えなければならないことがぐるぐる頭の中で回っていたが、1月はすっきりとしている(目標や振り返りのおかげだと思われる)。

・12月には家族に関する表現が出ていたが、1月はそれがなくなった。

・12月には刺激を与えてくれるコミュニティメンバーが存在していたが、1月にはそのような存在は消えている。

・1月になったら、不安要素がいろいろと出てきた。

・12月は文章を書くことやワークショップの実践をすることが中心だったが、1月は企画を投げかけることが中心となっている。

昨年(2024年1月)との比較

2024年1月のモデル(左)と2025年1月のモデル(右)


・昨年も今年もこの時期は授業への不安が表現されている。

・昨年よりも今年の方が、レゴシリアスプレイメソッドのコミュニティに関する表現割合が大きい。

・昨年は、その先に成功のイメージを抱いていたが、今年はそれがない。今年はさらに不安要素(足りないと感じているもの)がより明確に表現されている。

・昨年は論文・文章を書くことへの圧力が表現されていたが、今年はそれがなくなった(12月に書いたので)。

・昨年は海外との交流が表現されていたが、今年はそれがなくなった(代わりに海外雑誌の読書会プロジェクトがある)。

出来事のプレイ Playing Emergence

 ここではモデルに関して、3つほど今後起きる出来事を想定し、それに対して想定される自分の反応から適応の行動指針を探る。

【出来事1:非常勤の新しい誘いが来る】
<もたらされる影響>
 仕事の量が増える。収入がわずかに増える。
<自分が取りそうな判断>
 レゴシリアスプレイメソッドに何か関連させられるものであれば受ける。
<その判断は正しいか?なぜ正しいのか?>
 正しい。ただし、自分が取り組みたいプロジェクトが疎かになってしまうかもしれないリスクがあるので、それを考慮する必要がある。

【出来事2:プロジェクトへの参画者が100人を超える】
<もたらされる影響>
 非常に運営が大変になる。プロジェクトの中で大きな声を出しかき乱す人も出るかもしれない。
<自分が取りそうな判断>
 プロジェクトへは受け入れるだけ受け入れる。参加者の1回1回の満足度よりも人数の多さを重視する。ただし、積極的な動きをするメンバーを重宝し声をしっかりと聞き、動きの悪いメンバーをサポートすることはあまり考えないようにする。
<その判断は正しいか?なぜ正しいのか?>
 正しい。これまでも同様のやり方で一定の成果を得ることができている。また、ゼミナールも大人数授業であるので参考になる部分が多そうだ。

【出来事3:脳卒中になる】
<もたらされる影響>
 仕事は基本ストップとなり、長期入院となる。
<自分が取りそうな判断>
 休職をする。学部のメンバーに全てゆずる(指名はしない)。ぎりぎりまで休む。リハビリは相応にする。コミュニティ活動からも離れる。他のことを極力控えて、本を書くためにエネルギーを集中する。
<その判断は正しいか?なぜ正しいのか?>
 正しい。いくら気をつけても、次もある可能性がある。そう考えると遺書を書いておかねばならない…。

<SGP>
・自分の経験や知恵を残すことに収束させる。
・できるだけ多くの人に機会を届ける。

気づきと今後のステップ

・より高い成果を出すために、経営資源を確保していくこともしっかり考えねばならないと考えるようになっている(さまざまな経験を経て、私自身が成長したのかもしれない)。

・自分がドロップアウトするシナリオも含んで対応策を考えるようにしていこうと考えた。

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