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「学習する組織」✕レゴ®シリアスプレイ®勉強会に参加してみたら、なんとも学び多き2日間だった。

こんにちは。仕事始め、頑張りました。なぜか左足首を捻挫しているようでして、痛みはそれほどないのですが右足首の1.25倍くらいになっている気がします。新年早々なんて日だ。


「学習する組織」を再読了。

正月明けの4日5日とレゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターが30名弱ほど集まっての勉強会(錬成会)。中身は「学習する組織」とレゴ®シリアスプレイ®の関係性(というか融合)。学び多き2日間を過ごし、脳みそがかなり疲れた状態での正月明けだったので、仕事にスムーズに入れた気がする。

随分前に読了した「学習する組織」を引っ張り出したが、かなり面倒になりKindle版を購入して改めて読み始める。良くないと思いながらもマーカーをつけながら読んでいくと、かなりの確率で記憶から抜け落ちていることに気づく。なにせ情報量が多く最後の付録までたどり着くのにかなりかかった。

「学習する組織」と7つの習慣の関連性。

さて、レゴ®シリアスプレイ®には様々なアプリケーションが存在する。認定ファシリテーターはそれらを駆使してワークショップを進めるが、それらがこの「学習する組織」とどう関係づけられるのかかなり不明瞭でもあった。だから、勉強会のような場で試しながら学べるのが本当にありがたかった。

もうひとつは、7つの習慣的観点から学習する組織を眺めたら、どのように見えるのかも考えてみたかった。なかなか共通項を探すことが難しい(探す必要があるかどうか)。その点を一度は深く考えてみたいとは思っていた。ジャストアイデアではあるが分類してみると以下のようになるかもしれない。

1.自己マスタリー
 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
 (ありたい姿と現実のギャップから本質を見つけ出せているか)
2.メンタル・モデル
 第1の習慣:主体的である
 (あるがままの世界を、自分のあるがままに見てはいないか)
3.共有ビジョン
 第3の習慣:最優先事項を優先する
 (大きな石であるビジョンの実現を最優先に持つことができているか)
4.チーム学習
 第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
 (ダイアログとディスカッションをうまく使いこなせているか)
 第7の習慣:刃を研ぐ
 (来る日に備えて、練習などの準備を漏れなく行えているか)
5.システム思考
 第4の習慣:Win-Winを考える
(システム原型によるフィードバックがお互いの勝敗を決めていないか)
 第6の習慣:シナジーを創り出す
 (ダイアログとディスカッションでより大きな成果を導けるか)

筆者の独自解釈による7つの習慣と学習する組織の関連性

「学習する組織」と比較で感じる7つの習慣の物足りなさ。

そう考えると7つの習慣には「公的成功」という、まさに個人から組織への考え方が含まれている。しかしその要素が5つのディシプリンの中で複雑に入り交じる感じにも見える。元来7つの習慣は、私的成功と公的成功を第7の習慣でグルグル回すことに意義がある。その点は非常に近いのではないか。

とはいえ、ピーター・センゲのシステム思考のようにディティールにまで推していないと感じるのも、7つの習慣の物足りなさと捉えられがちではないかとつい思ってしまう。共に実践(練習)がベースになるだろうし、これからもうまく共通項を見出してみたいと考えているがさてどうなるだろうか。

「学習する組織」✕LSPでシステムマップを書いてみる。

そんななかで「学習する組織」とレゴ®シリアスプレイ®メソッドの融合を学んだ。初日には、自己マスタリー、メンタルモデルからのアイデンティティ、ビジョン、抵抗要因のレゴ作品を使ってシステムマップを書いてみた。人にはお見せできない代物ではあったが、かなり理解が進んだ気がする。

3つのレゴ作品の関係性からシステムマップにチャレンジした

また、新たなメソッドを創り出し、それを練習という場で実践してくださる先輩ファシリテーターの皆さんには敬服する。多くの書籍や情報、様々なテクニックを教わって、満足の2日間でもあった。確かに疲れは相当なほどピークに達してはいるものの、脳が心地よさを認識しているから問題はない。

最後に。

レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターコミュニティはこんな勉強会を非定期ながら数多く実施している。自身ももっとギバーにならなければと思いながら参加していた。そして勝手に手が動いて作成したギバー。なぜサッカーなのか(笑)。これもレゴ®シリアスプレイ®との融合かもしれない。

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