きづきくみたてnote 森本康仁

「人のきづきをくみたてることで、株主資本主義からマルチステークホルダー資本主義へのシフトする仕組みを育てる」をパーパスに活動する、きづきくみたてファシリテーター森本康仁の冒険と考察の記録です。

きづきくみたてnote 森本康仁

「人のきづきをくみたてることで、株主資本主義からマルチステークホルダー資本主義へのシフトする仕組みを育てる」をパーパスに活動する、きづきくみたてファシリテーター森本康仁の冒険と考察の記録です。

最近の記事

「その気になったら1ヶ月休める会社を増やしたい!」 私がたどり着いた次のチャレンジの話

2024年も残すところ1ヶ月強となりました。 みなさん、そろそろ今年の振り返りや、来年に向けての目標設定、やり残したことについて考え始めている頃ではないかと思います。 という私が、今まさに一生懸命に考えている真っ只中です笑 特に昨日、今日とまる2日かけて ・今年の売り上げや支出は? ・書いたnoteの数やビュー数は? ・携わったワークショップや研修、人事施策、企業の数や参加人数は? ・取材に行けた先の数は? ・入ったサウナは? など、この1年の数字を眺めながら、1人

    • 美味しいものが大好きな方々にお知らせです。 松本のシェフたちが最高の仕上がりを見せています。

      長野県の松本には美味しいお店がたくさんあるのでございます。 今回は、「ナチュラルスープヌードル&スパイスラボGO-SHIKI」という名前で昨年、移転リニューアルをしたお店をご紹介いたします。 今回いただいたのがこんなメニュー。 また、以下がマグロのタルタルに香りをつけるための蓋を開ける瞬間。写真では伝わらないだろうと思い、動画を撮らせてもらいました。開けると木のチップの香りが広がってきて、香ばしさに感動します。 どうでしょう?自分も食べてみたいと思いませんでしょうか!

      • 瀬戸内フォルケフォイスコーレに参加したら、自分が気づけていなかった大切なことに気づけたかもという話

        2024年の11月1日(金)から4日(月)にかけて瀬戸内フォルケフォイスコーレに参加させてもらってきました。 今回は、そこでの様子や私が学ばせてもらったことについて書いてみようと思います。 今回も、1万3千文字越えと大変に長くなっているので、時間ができた時にでものんびり読んでみていただけると嬉しいです笑 以下、目次になります。 ちなみに、こんな場所で行われました。 (1)フォルケフォイスコーレって何?いきなりフォルケフォイスコーレという言葉が出てきて何のことだろうと

        • 小久保監督の炎上について一言申しておきたいこと。

          私のタイムラインでホークスの小久保監督が盛大に燃えています。 一番下の方の「一日でこんなに1球団のこと嫌いになれるかってくらい嫌いになった」というのは、すごい言葉ですよね。 実際の小久保監督の発言の真偽の程はわかりませんが、世の中の失言をずらーっと並べてみたら、相当なレベルの失言であるといって間違いないでしょう。 小久保監督は何をしたの?(したと思われているの?) 何のことかわからない方のために概要を説明します。 何が起こったのか? 10月29日(火)に行われた福岡

          レゴシリアスプレイから伺えるデンマークの教育をテーマに話をさせてもらってきました

          2024年10月26日(土)に、レゴシリアスプレイのファシリテーターコミュニティイベントが開かれました。テーマは、昨日、行われたグローバルミーティングの報告会でした。 当日は、会場には20名、オンラインでも18名の方々が参加されていたとのことです。私も、現地参加組の1人として25分程度で発表の時間をいただきました。 グローバルミーティングでの私の学びについては、下記のエントリーですでにいろいろと書いていたこともあり、ここからさらに25分も何を話すのがいいのだろうかと悩んだ

          レゴシリアスプレイから伺えるデンマークの教育をテーマに話をさせてもらってきました

          人事の修学旅行 フィンランドから働き方について学ばせてもらおう2024が無事終了しました!

          もともとはこんなツアータイトルではなかったのですが、参加してくれた方々にこのコンセプトについて話をしたところ、「すごくいいと思います。まさにそんな内容でしたね!」 と言ってもらったのでこういうタイトルにすることにしました笑 今朝、無事、全プログラムが終了し、皆さんと解散をいたしました。 ㅤ 【LSPを使ってツアーを振り返る】一昨日、木曜の夜のこと。LSPを使ってみんなで今回のプログラムの振り返りをしました。 終了後はみんな興奮しながら、 「すごい面白かったです。」

          人事の修学旅行 フィンランドから働き方について学ばせてもらおう2024が無事終了しました!

          フィンランドに来て気づいた日本人にかかっている呪いとそれを取り除く方法

          人事の修学旅行、フィンランドから働き方について学ぼう編のツアー4日目が終わりました。いよいよ明日で最終日。通常だったら、だいたい「もう帰りたくないー・・・」とブツクサ言っているものなんですが。 今回に関しては、「もしかしたら私は早く帰って仕事をしたいと思っているかもしれない笑」ということに気づきました。 いろいろと着想が得られたので、今は、それを日本の組織にぶつけてみたらどんな反応が返ってくるのかが楽しみになっている自分がいます。 ということで、今日は、その背景にある考

          フィンランドに来て気づいた日本人にかかっている呪いとそれを取り除く方法

          フィンランドの働き方から学ぶ「自分のパフォーマンスを最大化させようとした時に、果たしてどのような働き方をすると良いのか?」という問い

          フィンランドツアー3日目が終わりました。 本当に、今日もいろいろなことを考える機会をいただきました。 また今日も1つの写真から私が考えたことを共有したいと思います。 【今日の1枚】早速、1枚目の集合写真を見ていただけたらと思います。 これ、今回、お邪魔した職業訓練学校(フィンランドの場合、中学校を卒業したらこの学校に入るとのことなので日本でいうと高校ですね)の生徒さんたちと先生と、私たち日本からのツアー参加者での集合写真なのですが。 どの人が先生かわかりますでしょうか

          フィンランドの働き方から学ぶ「自分のパフォーマンスを最大化させようとした時に、果たしてどのような働き方をすると良いのか?」という問い

          フィンランドに来て、ついにわかってしまったかもしれません。日本に今後必要なのは、「簡易領域の拡張なのではないか」という話

          人事の修学旅行と題したフィンランドを舞台に、働き方についての学びを深めるツアーの2日目が終わりました。 今日もいろいろな方の話を聞いてきました。めちゃ面白いなと思ったことがたくさんありました。 そんな中で「ついにわかってしまったかも!!」と思ったことがあったので、今回はそのことについて書いてみます。 ㅤ なお、「わかってしまったかも」と書きましたが、フィンランドの文化や、幸福度ランキングの裏にあるであろう秘密については、まだちょっとずつ理解が深まりつつある程度で。それ

          フィンランドに来て、ついにわかってしまったかもしれません。日本に今後必要なのは、「簡易領域の拡張なのではないか」という話

          もしも人事の修学旅行があったら、どこに行って何を学ぶのが良いのか?

          仮にそんな問いを立てたとしましょう。みなさんだったら何を思うでしょうか。 私が2024年においては、これを学ぶと良いのではないかと思っていたのが、今日から始まるこのプログラムです。 それが、フィンランドや北欧社会から、働き方やウェルビーイング、サスティナビリティについて学ばせてもらおうというもの。 自分だけでは無理だなと思い、エラマプロジェクト代表であり、フィンランド生涯教育研究家の 石原 侑美さんにお願いして、その第一弾として、まずは働き方とウェルビーイングについて学

          もしも人事の修学旅行があったら、どこに行って何を学ぶのが良いのか?

          フィンランド人と働くとどんな感じになるのかが知りたい私が、タンペレ大学の先生とプロジェクトをすることになった話

          国連の世界幸福度レポートで7連続1位をとっているのが何を隠そうフィンランドです。(ちなみに、日本は2024年で51位だそう。) 多少の順位のずれはあれど、この前までいたデンマークも常に上位に位置されていて、北欧社会はすべからく上の方に来ています。 ㅤ この手のランキングは、何を図るかとか、それをどう図るかとか、幸福度で言えば、幸福という言葉をどういう定義にするか次第だったりするので、実際問題、このランキングにどの程度の意味があるのか、ないのかよくわかりませんが。 普通

          フィンランド人と働くとどんな感じになるのかが知りたい私が、タンペレ大学の先生とプロジェクトをすることになった話

          フィンランドで芸人をしている友人から教わった「日本人のための◯◯から、地球人のための◯◯へ」という考え方

          「日本の笑いを北欧へ」というビジョンのもと、フィンランドでお笑い芸人として活動している 高城 元さんのところにお邪魔してきました。 ちなみに、彼の日本語版のyoutubeがこちら。 同時に、フィンランド人向けのがこちら 元さんと、初めてお会いしたのが、2022年、今から3年前のちょうどこのころでした。 私が初めてフィンランドに訪れた時、現地の情報を調べていく中で、元さんの存在を知り、コンタクトをとらさえてもらったことが始まりです。 ちなみに、その時の様子はこちらで語

          フィンランドで芸人をしている友人から教わった「日本人のための◯◯から、地球人のための◯◯へ」という考え方

          【デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか】

          日本で組織で働く方々向けに人材育成や組織のパフォーマンスを高めるために仕事をしていると、否が応でも気になってくるのが、「なぜ日本はこれだけ働いても世界でみたらびっくりするくらい生産性が低いのか?」という点です。 私が見る限り、みんな相当に一生懸命に働いているにも関わらず、データで見るとトップの3分の2程度。今でこそ、円安になっていて、物価も信じられないくらい安いからそうなっているのは理解できつつも、私が生産性に問題意識をもっていた5年くらい前から、いや実はもっと前からこんな

          【デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか】

          海外に興味がある方にはレゴシリアスプレイは世界と深くつながるための最短の道であり、とてもオススメという話。

          10月7日、8日とレゴシリアスプレイのグローバルミーティングが行われました。私が参加させてもらうのは今年で3回目。2022年、23年、24年と3回連続になります。 今年もヨーロッパを中心に、アジア、北米、南米から150人以上のファシリテーターが参加しておりました。 これを書いている10月13日はあの日から1週間程度というタイミングですが、今も興奮が残っております。 振り返ってみて思いますが、日本にいるごくごく普通の1人の教育に進む人間が、これだけの人たちと交流をさせても

          海外に興味がある方にはレゴシリアスプレイは世界と深くつながるための最短の道であり、とてもオススメという話。

          「人間というのはレゴブロックのようなもの。色々なパーツがあることで初めて、自分たちが作りたい様々な造形物が生み出せるようになります」

          と私に教えてくれたのが、このデンマークそもそもラジオのパーソナリティのニールセン北村朋子さんでした。 ニールセンさんには、ちょうど今から1年くらい前に、レゴシリアスプレイのグローバリミーティングに参加した際に初めて、お会いし、上記の言葉をおせていただきました。 デンマークの社会の営みや教育についてもっと深く知りたいと思い、コペンハーゲンから電車で2時間くらいかけてロラン島まで行ってもう前のめりになっていろいろ聞かせてもらったのを今でもよく覚えています。 ㅤ上記のこの言葉

          「人間というのはレゴブロックのようなもの。色々なパーツがあることで初めて、自分たちが作りたい様々な造形物が生み出せるようになります」

          メタ認知の練習に最適な「転んでもただでは起きない」の具体的な活用法

          「転んでもただでは起きない」 という日本語があります。 転ぶという失敗を次へのチャンスにしようというする姿勢。 ただを無料と読み解くか、何事もない状態と読解するかで意味は変わってきますが、長い人生において失敗は誰においても不可分であるという点から、これはとても重要な姿勢であり、コンセプトであり、スローガンだなと思います。 とはいえ、言うのは簡単ですが、実際に転んだ時には、何らかの身体的、心的にも何らかのダメージや落ち込みが生まれるため、行うのは全く簡単ではないなとも思い

          メタ認知の練習に最適な「転んでもただでは起きない」の具体的な活用法