正論を向けられるのが怖い。 正しさを盾に、鋭利な言葉を突き立てられることが怖い。 自分自身も"正"の字を免罪符に、ほかの誰かに刃を向けていないだろうか、それが見えないことが最も怖い。 千差万別の正義で、裁き合う社会。 息苦しいこの場所で、いつまで呼吸をしていられるだろうか。
闇バイト強盗の実行犯だが、明らかに知能が低い。これは別問題を示唆している。まず学校教育の水準の低下。それと街の教育者の不在。昭和の頃は、街に怖いオヤジがいた。法はさておき、人として男としての道を説いてくれたものである。ホワイト社会などより、グレーこそ寛容で学知的だと思うのだが。
今回のフジテレビ騒動。最近ますます勢いを増すホワイト社会の潮流が旧時代を飲み込む勢いで、この先の展開から目が離せません。ホワイト化した世間の声を味方に長年タイミングを見計らっていた外資が、ここしかないというタイミングで書簡を送る。感心しました。数年前から狙われていたんだね。