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のりかな毎日エッセイ241218:良い悪口と悪い悪口!精密狙撃と絨毯爆撃

2024年12月18日、23時9分。
うーん…。
異世界転生…。
昨日は異世界転生のことを書いた。
普段、異世界転生ものの漫画やアニメから距離を取っている僕が、
詳しく知らない門外漢の僕が非難めいたことを書く。
大変なリスクだ。
悪口ととらえられかねない。
「自分のスキなものを上っ面の偏見だけでバカにされた、傷つけられた!」
ご法度だ。
エッセイでやっちゃいけないことの一つが、悪口らしい。
ちなみにあとの二つは、愚痴と自慢だとか。
悪口と愚痴と自慢、或いはその3つだと誤解されかねないことを書く時は、
注意が必要、慎重に言葉を選ぶ必要がある。
つまり時間がかかるし、文字数も多くなるということだ。
悪口には、良い悪口と悪い悪口がある、と思う。
悪い悪口というのは空爆に失敗するようなもので、軍事施設を狙ったつもりが民間の商業施設に誤爆しちゃったりするのが、悪い悪口だと思う。
つまりヘタクソのことだ。
このミサイルの精度だと50%くらいの確率で民間人を巻き込んじゃうかもしれないけど、まあええでしょう、という未必の故意は、もっと悪い。
スナイパーが要人を狙撃するつもりが民間人を誤射しちゃったり。
戦争だとよく起こる。けんかでも起こると思う。けんか相手を罵るつもりで、「数学のテスト30点しか取れないとかバカなんじゃないの⁉」と言ってしまって、周りで見ていた15点だった同級生を深く傷つけたり。
まあだからといって、超高額な精密誘導兵器を保持できる一部の金持ち国家しか武器を持っちゃいけないとか、精密誘導悪口を放てるIQ150の天才しか悪口を言っちゃダメ、ということになると本当に、誰も何も悪を攻撃できない息苦しいディストピアになると思う。
だから、悪を攻撃するのは万人に与えられた権利だと思う。
ときにそれは義務にもなると思う。
しかし、悪は存在しない。
「私はそれは悪いと思う」という個々人の感想があるだけだ。
僕やあなたの行動も、「あなたのそういうところほんとマジムカつくんだけど」といつ攻撃されるかもわからない。
そのとき、攻撃が下手で雑な人だと、「あなたのそういうところ」を狙撃せず、「あなた自身」を雑に空爆してくるかもしれない。
攻撃が下手なのは経験不足で仕方ないことかもしれないけど、「あなた」が誤爆して傷ついても別にいいや、と見くびっている可能性もある。
「オタクってマジキモいよね」と言う人は、…いまどきそんな人もいないかな…、イジメて構わない人種と見なしているのだろう。
自分の権利を主張しないと、相手が無自覚のうちにそれを侵害していることもあるので、勇気を出して、「悪口」を言わないといけないこともある。
慎重な、良い悪口を。でもそういう人に限って経験不足で誤解を与える攻撃になったりするのだけど。
僕やあなたがもしこれまで、悪口を言わずに生きて来れたのだとしたら、それは今まで、別の誰かが勇気を出して、僕らの権利を守ってくれていたおかげかも知れない。
などと偉そうなことを言う。
僕も経験不足だし、私生活では子供の頃から悪口など言った事も無いので、
誤爆には注意しないといけない。すると連日3時間越えとかになる。
悪口というか、書いているうちに指摘した方がいいと思うことに気づいてしまうのだけど。
「違う違う、僕が言ってるのはそういうことじゃなくて…」と精密度を上げていくと時間がかかって大変になるけど、精密度の低い段階で「今日はここまで!」にすると、誤爆を疑われてやり返されるリスクが生じる。
やり返されるのが怖いので、僕の文章は長くなるのだろう。
やり返されるのが怖いので、子供の頃から私生活では悪口を言わない人なのかもしれない。
でもさすがにそれでは無責任すぎる気もする、と最近は思う。
「誰かがあの人に指摘してくれたらいいのに…」と思ってるだけで、リスクを恐れて何も言わない、周囲からガミガミうるさい奴と思われている同僚が指摘してくれるのを期待している。いや自分で言葉を考えて指摘しないと。
「誤解を絶対に招かない言葉」を百億年考えていても一生黙ったままなので、とにかく言ってみて、「いやそうじゃない、そうじゃない」と言葉を付け足していくしかない。現実的には。文章でもリアルでも。
良い悪口と悪い悪口と最初言ったけど、こうして見ると慎重で精密度の高い狙撃と、雑な絨毯爆撃の違い、ということもできるかもしれない。
「日本人全般」を悪だから殺してしまえ、と言うのは雑過ぎる。
相手を傷つける、恨まれる、報復される心配が無い相手という見くびりなのかな。「大丈夫!オタクってイジメても反撃してこないし」というのと同じか。大戦末期の日本は、もうどんなに適当に無差別に爆撃してもやり返せないから安心…。

「自分が不快に思っているのはあの人かな、いやあの人のどういうところが不快なんだろう、それは「悪い」のかな?悪いのは僕かもしれない。それは僕のどこなんだろう…」とパソコン画面の前で、或いは学校で職場でうんうん唸っていても、不快なことは消えない。誰かが指摘役、汚れ役を引き受けてくれて「解決」するかもしれないけど、雑な絨毯爆撃かもしれない。
それを、「あの人、口が悪いなー。あんな全否定するようないい方しなくても…」と心の中で思っている僕は、やっぱりずるい、良くない気もする。
僕が不快に思っているのは何なのだろう。悪いのはどこなのかな。
「異世界転生もの」とか、「読者」とかではないことは確かだ。
それだと悪口の範囲がいい加減で雑過ぎる。
いやそういう雑な爆撃が100万ツイートとかされる世の中なのかもしれないけど。確かに爽快だよね…相手のこと人間扱いしない無双は。
いやフィクションならいいけど…。
無双「される」側はたまったもんじゃないよ。
イマジン!
Imagine all the people!


というわけで、前提の話で既に2時間経ちそうだけど。
どうしようかな…。
文章を書くのは怖いことだけど、怖くなくなったらおしまいな気もする。
怖くない、毒にも薬にもならないことを書くようになったり。
逆に怖いことを平気で書けるようになったり。
怖いこと書けばむしろ炎上してフォロワーも増えるだろ的な?
こういうこと書くから敵を作るんだよな…。
単に無神経なだけかもしれない僕は。
それはともかく、今日こそ早く終わる!

昨日あのあと、実際のところ異世界転生マンガって今どんな感じなのかな、どんな風に受容されてるんだろうと思って検索してみたら、こんな人気投票を見つけてしまった。

チートスキルで無双したい! 「どの異世界漫画の能力が欲しい?」人気投票結果発表! - マガポケベース

Imagine!
このつづきは→https://pocket.shonenmagazine.com/article/entry/isekai_20240319

はいみんな、投票に行こうね~♪(諦め)
もう終わってるけど♪
もうどうしようもないや♪
では、また明日♪

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