今年の振り返りと来年の予測～ホワイト社会がやってくる
去年の予測記事。
まぁ当たったほうではないでしょうか。
年明けは節分より冬至をメインに取った方がいいのかもしれません。
乙巳年の予測
2025年は乙巳（きのとみ）。
木氣の陰の乙（きのと）と巳（み、へび）の組み合わせになります。
イメージとしては「大樹に絡みつく葛」のような年ですね。
柔軟性と行動力が成長の鍵になります。
巳年は政変が起こると言われています。
大化の改新が起こった『乙巳の変』で有名ですね。
弱者（観客）が強者（プレイヤー）に対抗する時代となるでしょう。
キャンセルカルチャー（著名人が過去の言動を強く非難され、社会的地位を失う）、デート商法の一般化、世代交代、法や理性から感情社会、ルサンチマンやシャーデンフロイデ、組織に寄生したモラルの腐敗、医療体制の崩壊、治安の悪化の深刻化などが表れます。
強いことよりも弱いことの方が武器となります。
ホワイト社会の到来
岡田斗司夫さんがホワイト革命の到来を予言していましたが、その流れが2025年を機にさらに強まってくるだろうと思います。
岡田斗司夫が提唱する「ホワイト社会」は、2030年以降に成立するとされる社会の概念であり、主に「清潔が正義」という価値観に基づいています。
見た目や清潔感が重視され、個人の評価が「清潔感」に大きく依存します。
ホワイト社会の具体的な特徴
見た目至上主義: ホワイト社会では、外見が重要視され、清潔感や容姿が社会的評価に直結します。これにより、見た目に対するプレッシャーが増大し、個人のアイデンティティが外見に依存する傾向が強まります。
メディアの影響: SNSやテレビなどのメディアは、ホワイト化された理想的な外見や行動を示し、それに従うことが「善」とされる風潮を助長し、社会的ノイズはミュートされます。これにより、個人はメディアが提示する基準に合わせようとするため、自己表現が制限されていきます。
社会的な圧力: ホワイト社会では、他者からの評価が強く影響し、個人が公人化して「いいひと」であることを求められます。このため、攻撃的な言動や不適切な発言は排除され、社会全体が「良い行動」を強調する傾向があります。
清潔さへの過剰な反応: 不潔さや汚さに対する嫌悪感が強まり、社会全体が清潔さを求めるあまり、過剰な反応を示すことがあります。これにより、個人の自由な表現が著しく制限されます。
さらに求められる清潔感は外見だけではなく、精神的なルッキズム、つまり内面にも可憐で清純な品格が求められるようになります。
社会全体の調和を保つため、攻撃的な言動は忌避され、愛される行動や高潔な人格が求められるようになると考えています。自分は「魂の純度」と呼んでいます。
ホワイト社会では清潔感が重要視され、「何を言うか」ではなく、「誰が言うか」が社会の信頼を築く基盤となるでしょう。
「今の時代は許されない」とよく聞きますが、そのうち、思考や表現をすること自体が贅沢になるかもしれません。
乙巳年の生き方
ここから干支の読み解きをしていきます。
乙巳は甲辰と比べて女性的な干支であり、一層かわいらしさや愛くるしさを求める傾向が強くなります。
葛は大樹に巻き付くと、勢いよく繁殖します。
したがって大勢の流れに逆らわず、目標を高く持つと良いでしょう。
上に伸びると生育が早くなります。バズって大金を得るイメージです。
向上心をもって上に向かう心がけをもつといいでしょう。
共感や協調性が求められますが、なれ合いが過ぎると、ツタ同士が絡んで共倒れになるリスクがあります。
成功を収めて社会的地位を得たとしても、下をみて戦ってしまうと、観客席からヤジを飛ばしているつもりが、選手側のリングに立たされて、足を引っ張られたあげく、全てを失いかねません。
深い愛情は悪くすると嫉妬となります。
感情を向ける方を選ぶ必要があります。
責任者は観客席にいた時期の過去発言が問題となる可能性がありますので、Xの発信などは細心の注意をして巻き込まれないようにしましょう。
ホワイト革命はいわば、「上っ面の純潔社会」ですので、それを失ったものは「漆黒の純潔さ」を目指し、より深層に沈んで邪悪に染まろうとします。
蛇が象徴する、生と死、破壊と再生にあたります。
メインカルチャー（プレイヤー視点）の漂白化に対抗すべく、サブカルチャーがアンダーグラウンド化（観客視点）してくるでしょう。
部屋の掃除しても、埃そのものは存在しなくなったわけではなく、見えない場所に移されているだけで、陽が極まると陰が化生してきます。
ですので、ホワイト社会となればなるほどカウンターとして、『ネガティブプレイヤー』が衆目を集めるようになり、社会の二極化が顕著となります。中旬は乙木と蔵干の庚金が干合して、反発や揺り戻しが見られるかもしれません。
2025年はその変革ショックによる抗争が各分野であらわれるような年となるでしょう。
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