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無意識の「口呼吸」が体調不良の原因?「口呼吸」から「鼻呼吸」へ!健康を取り戻すシンプル習慣
無意識のうちに口呼吸になっていませんか?
僕たちが生まれたとき、
呼吸は自然と鼻を通して行われていました。
生まれたばかりの赤ちゃんが鼻で呼吸をしているのは、
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人間のカラダにとって
鼻呼吸が自然であり、最適だからです。
しかし、成長するにつれて、
知らず知らずのうちに「口呼吸」を覚えていきます。
話すときや激しい運動のとき、
ストレスや疲労、凄く集中しているとき
口が開きっぱなしになっていることも珍しくありません。
でも本来、口は呼吸のために使うものではありません。
▶︎鼻呼吸と口呼吸の役割について、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
興味ある方は、こちらをご一読下さい。
口は食べ物を噛む、飲み込む、
言葉を話すために使われるべき器官です。
呼吸の役割を担うのは鼻です。
鼻呼吸の役割とメリット
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鼻はただ空氣を通すだけではありません。
鼻呼吸には、次のような重要な役割があります。
1. 空氣を適切な温度と湿度に調整する
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・鼻は吸い込んだ空氣に湿氣を与え、
冷たすぎる空氣を温めて
氣管や肺に優しい状態にして届けます。
2. ゴミやウイルスをブロックする
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・鼻毛や粘膜がフィルターの役割を果たし、
ホコリやウイルス、細菌を捕らえて
体内への侵入を防ぎます。
3. ニオイを感知する
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・鼻呼吸を通して、
嗅覚神経が空氣中のニオイ分子を捉え、
僕たちの感覚を豊かにしてくれます。
4. カラダの免疫機能をサポートする
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・鼻の粘膜は外部からの異物をキャッチし、
カラダの免疫反応を
迅速に引き起こす助けをします。
5. 呼吸をスムーズに行う
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・鼻呼吸は口呼吸に比べて
深く安定しているため、
自律神経を整え、
リラックス状態を作りやすくなります。
口呼吸のデメリット
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一方で、口呼吸が習慣化してしまうと、次のような問題が起こります。
1. 喉の乾燥と感染症リスクの増加
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・口呼吸では空氣が直接喉に入り、
喉が乾燥して細菌やウイルスが
繁殖しやすくなります。
2. 体温調節の低下
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・鼻呼吸が持つ空氣の温度調整機能が働かないため、体温の安定が簡単でなくなります。
3. 睡眠の質の低下
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・口呼吸をすると、
いびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがあります。
4. 顔の形状への影響
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・口呼吸が続くと、
顎が発達せず、
口元が突出するなど
顔の骨格に影響を及ぼす可能性があります。
5. 酸素供給の効率低下
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・口呼吸は浅くなりがちで、
酸素供給が十分に行われず、
疲労感や集中力低下を引き起こします。
鼻呼吸を取り戻すためのアクションプラン
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鼻呼吸のメリットを最大限に生かすためには、
意識的に鼻呼吸を取り戻すことが大切です。
次の方法を試してみてください。
1. 口を閉じる習慣を意識する
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話す必要がないとき、
リラックスしているときは、
口を閉じて鼻呼吸を心がけましょう。
2. 鼻呼吸リセットを取り入れる
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運動中や食事中など、
一時的に口呼吸になった場合でも、
終わった後に意識的に鼻呼吸に戻す習慣をつけましょう。
呼吸の度に、しっかり鼻呼吸に戻すことは
僕は非常に大事だと思っています。
なので!
「Online Program 呼吸と姿勢」では
毎日10分ライブという
心肺機能に対してのトレーニングを行なっていますが、
最後に「鼻呼吸になるまで、呼吸を意識し、呼吸の管理をするよう」お伝えしています。
3. 寝る前の鼻呼吸を意識する
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夜間の口呼吸が氣になる方は、
就寝前に「首マクラ」をする習慣をつけましょう。
口を閉じるテープを活用するのもおすすめです。
▶︎「首マクラ」について、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
▶︎マクラがなぜ必要ないのか!どうして「首マクラ」が大切なのか、こちらでお伝えしています。
4. 鼻づまりのケアをする
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鼻づまりがあると
自然に口呼吸になりがちです。
蒸氣を吸入したり、
鼻洗浄(鼻うがい)を取り入れることで
鼻の通りを良くしましょう。
5. 姿勢を正す
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猫背や首が前に突き出た姿勢は
呼吸を浅くし、口呼吸を誘発します。
良い姿勢を保つことで、自然と鼻呼吸が促されます。
日常の小さな意識が大きな変化を生む
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呼吸は一見、無意識の動作ですが、
健康を左右する大切な要素です。
鼻呼吸を取り戻すことで、
免疫力が上がり、疲れにくいカラダを手に入れることができます。
今日から
「黙っているときは口を閉じる」
「鼻呼吸に戻す」という
小さな行動を意識してみてください。
その積み重ねが、あなたの健康を大きく変えていきます。
呼吸を変えれば、カラダが変わる!
口呼吸の方は、鼻呼吸を取り戻し、
鼻呼吸の方は、さらに質の高い鼻呼吸を手に入れましょう!
Just Do It!
Online Program 呼吸と姿勢
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自分自身で体調やメンタルを良くしたいと思っている人が
運動、栄養、睡眠、生活習慣をトータルで高め、
SHP(Super High Performer=超健康体)を
目指すためのオンラインプログラムです。
呼吸と姿勢を良くし、体調をアップするために
一番必要なことは、
全身を「ほぐし切ること」です。
でも多くの人は、
カラダが凝り固まっていて
そこをほぐすのはとても痛いので、
無意識に避けてしまい。
他の方法を模索しますが、
一番の解決策(ほぐすこと)をしていないので、
結果が出ないのです…
一人でほぐすと
痛くて逃げてしまいがちですが、
オンラインプログラムで
一緒にほぐすことで、
痛くても逃げずに
しっかり実践できるようになります。
一緒にほぐし、超元氣になっていきましょう!
BODY Change ブレスマスター 矢川 純
プロフィール
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