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マガジン5 #エッセイ#呟き#ぼやき#随想#哲学

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#最近の学び

「無」のススメ

「無」のススメ

現代人は、無になることが少なくなっていると思います。

いわゆる、ぼーっとする時間です。

「ぼーっと生きてんじゃねえよ」と、頭のデカい女の子に叱られるからでしょうか。

スマホや動画、音楽サービスの普及により、
「ながら」で何かをする機会が以前と比べて圧倒的に増えたと思います。

スマホを触りながら電車で移動する。
音楽を聞きながら勉強をする。
動画を見ながら料理やその他の家事をする。
お風呂に

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先生らしさを捨てることが子どもの自主性を育む

先生らしさを捨てることが子どもの自主性を育む

あなたにとって、先生らしさとはなんでしょうか?

きっと色々あるでしょう。

思い浮かべてみてください。

あえて僕からは例を挙げませんが、

1人1人に丁寧に、手取り足取り教えてあげる。
生徒間で何かトラブルがあればすぐに駆け付ける。
生徒にわかりやすい話し方で解説して、わからせてあげる。

これらは、俗に「良い先生」とされていますよね。

僕は思います。
そんなの全く良い先生ではない、と。

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いじめ=弱い者いじめは時代遅れ?

いじめ=弱い者いじめは時代遅れ?

いじめ=弱いものいじめ。

もし、こう思っている方がまだいるならば、
それは時代遅れです。

ジャイアンがのび太をいじめる時代はもうとっくに終わっています。

強い者が弱い者をいじめる、といじめについて捉えていると、
解決なんてできません。

のび太はタイマン、つまり1vs1で戦ってジャイアンに勝つことはできません。
しかし、スネ夫やしずかちゃん、出木杉くんなど、複数人やクラス全体などで、
強い者

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僕がやりたい事業案③Te-Channel

僕がやりたい事業案③Te-Channel

さあ、3日に渡ってお送りしたこの「僕がやりたい事業案」シリーズも遂に最後の1つとなりました。

ホントはもっとあるんですが、記事にして書くほどの輪郭は見えていないので、また後日書きたいと思います。

3つ目は「Te-Channel」です。



てぃちゃんねる。と読みます。

そうです。ひろゆきさんが管理人を務めていたあれを意識しました。

特に信者ではありません(笑)

このてぃ

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本に書いてあることは正しいという自動マインドセットを辞める

本に書いてあることは正しいという自動マインドセットを辞める

本に書いてあることは正しい。

絶対的にそう、とは言えないにせよ、
「本に書いてあるんだから、あながち間違いではないだろう」
これくらいには思っている人が多いのではないかと思います。

出版できているほどの人なんだから、ある程度の市民権は得ているはず。

ほら、有名な大学の教授みたいだし。

以前と比べて、今は本を出版する、ということのハードルがとても低くなっています。

出版社の数も星の数ほどあ

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佳境を迎えたEURO2020、4強の共通点は?

佳境を迎えたEURO2020、4強の共通点は?

遂に寝不足の1ヶ月が終わりを迎えようとしていますね。

サッカーのナショナルチームのヨーロッパチャンピオンを決める、
ヨーロッパサッカー選手権、
通称EURO。

大会も準決勝を迎え、残すところあと3試合となっています。

激戦の末勝ち残ったのは、イタリア、スペイン、イングランド、デンマーク。

ここで、準決勝までたどり着いたこの4チームの共通点を見ていきたいと思います。

今大会は、第1回大会か

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たんぼぽの胞子が飛んでいるのを見逃さないような人でありたい

たんぼぽの胞子が飛んでいるのを見逃さないような人でありたい

こんなこと誰にも恥ずかしくて言ってこなかったのですが、
僕はたんぽぽの胞子が飛んでいるのをよく目撃します。

他の人はどうか知りませんが、その頻度が高いような気がします。

そして、たんぽぽのわたが飛んでいるのを見るのが、とても好きです。

なんてファンシーでメルヘンな男の子なの、と思うかもしれませんが、
ああ、生きてるなあ、と思ってとても嬉しい気持ちになるのです。

頑張って土のある所にたどり着

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結論や正解は思考を止めたときに恣意的に訪れるもの?

結論や正解は思考を止めたときに恣意的に訪れるもの?

ふと物思いに耽った折に、捉えた思考を書き連ねていこうと思います。

記事というよりも記録に近いものとして捉えてください。

ずばりそれは、
「結論や正解、答えというものは、思考や理解を止めた時に訪れる、恣意的なものに過ぎないのでは?」
というものです。

結論、正解、答え。
これらは一般に何らかの事象に対する「ゴール」と捉えられるものです。

ですが、よくよく考えてみると、これらは水のように流れ続

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僕が不登校だった時に母が読んでいた本を読んでみた

僕が不登校だった時に母が読んでいた本を読んでみた

以前の記事で読んだ方は知ってくれているかもしれませんが、
僕は中学生活の半分以上を不登校で過ごしました。

そして、現在は不思議な縁で不登校や引きこもりの生徒の学習を見る講師をしています。

子どもの不登校や引きこもりは、
立派な社会問題であると同時に、
僕が無くしていきたいと願う「生きづらさ」の代表格でもあります。

その為、自ずと不登校や引きこもり、いじめなどをテーマにした本を読むことが最近は

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人間の根源的な受動性について

人間の根源的な受動性について

自主的な人になりなさい。
自立した人になりなさい。
自主性を重んじよう。

これらの言葉は教育の世界だけでなく、
色んな所で耳にする言葉です。

僕自身も日本の未来を考える上でもはや避けられない「単身世帯での死者の増加」を、
「孤立死」ではなく「自立死」にしていこうよ。
ということを1つのテーマにしています。

どうせ1人で死ぬ可能性が高いなら、
自分の意志で生きて、何らかの人間関係に接続された状

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漢字ドリルと「冷蔵庫見てきていい?」

漢字ドリルと「冷蔵庫見てきていい?」

先日、いつも通り小学生の家庭教師に行った時のことです。

iPadとタッチペンで漢字アプリを一緒にやっていました。
「星」という漢字がわからず、
「ひ」という字に「うまれる」っていう字だよ!
あ、ファイヤーのほうの「火」じゃなくて…(笑)
みたいなやり取りをしていました。
「星」という字の上の「日」はやっとこさわかったけれど、どうしても下の「生」がわからない。

そこで、「生醤油の生」「生ビールの

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自分の「心の質量保存の法則」と闘おう!

自分の「心の質量保存の法則」と闘おう!

質量保存の法則はご存知でしょうか。
文系の方でも一度は聞いたことがあると思います。

「化学反応の前と後で物質の総質量は変化しない」とする化学法則のことですね。

僕は理系の知識が無いので間違っていたらすみません。

今回は「心の質量保存の法則」と題して話していきますが、
あくまで比喩として読んでくれればと思います。

さて、その「心の質量保存の法則」とは何ぞや、
ということですが、

簡単に言い

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「やりたいことがない」若者を減らすには?

小中学生、高校生、大学生年代など、広い意味での「子ども」に関わる仕事をしていて思うことがあります。

全員ではありませんが、一様に「やりたいことがない」と言います。

僕は生きる上で、「やりたいこと」は必須ではないと思っています。

現在の社会全体で若者にやりたいことはないのか、と尋ねる
「やりたいことハラスメント」には僕もうんざりします。

そんな僕はやりたいことだらけで困っているのですが。

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ルカ・モドリッチの右アウトに乾杯!

ルカ・モドリッチの右アウトに乾杯!

キリスト教においてルカと言えば福音書ですが、
サッカーファンにとってはやはり、
東欧の魔術師ルカ・モドリッチですよね。

クロアチア代表、レアル・マドリー所属。
世界年間最優秀選手賞、通称「バロンドール」における、
メッシ、ロナウド2強時代に終止符を打った中盤のダイナモです。

そんな彼は、幼い顔立ちとは裏腹にメジャー大会(ワールドカップ、ヨーロッパ選手権)は通算で7回目の出場。
もう35歳になり

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