上念司氏の新著『経済で読み解く地政学』は「ロシア偽情報戦」の入門書ともなっています(特に3、4章)。有名なメッスネル理論の他反射統制理論のことも解説されています。「国家、革命、軍隊といったものは、すべて心理的現象である」というメッスネル理論は吉本隆明の共同幻想論を思い出させます。
吉本隆明さん(思想家、マルクス主義者、晩年に転向)は、ヒモ生活の中、50歳くらいで、文壇デビューしたものの、反論の仕方がなってなくて、ただ、「バカヤロー」のくり返しで、一般に受け入れられた著書は、『共同幻想論』のみ、宗教論は、素人並み、晩年のだらしない容姿は、ホームレス並み。
関わるために関わらず、 関わらぬために関わる。 もはや、動詞も名詞も形容詞も名言も言語意志もなに普遍的な意はない。とわかった。 意は断片的だ。われわれはそれを引き延ばしすぎだ。 一瞬は一瞬のうちに止めよ 幻想は幻想のうちに止めよ