アレについて
VTuberについて批評的・社会学な観点で捉えてみたい。
主な関心はVTuberとリスナーの関係にあります。
虚構のキャラクターではなく、生身の人間でもないVTuberという存在をリスナーはどのように捉えているのでしょうか?
VTuberはどのような想像力で成立しているのでしょうか?
この想像力は今までのサブカルチャーには表れなかったものだと考えています。
VTuberとリスナーの関係を成立させる想像力は、私的な楽しみを超えて公的な連帯、公共性に通じるかもしれない。そんなことを考えています。
語るときは、個別の活動者や団体について語るのではなく、まして称賛や表面的な比較分類に終始するのではなく、なるべくVTuber文化外との関係に接続させるように、そして個人的な意見は極力洗い落とされたものになるようにしたいと思っています。