「克己心」とは、己に打ち勝つ心。 「克己心」があるなら、現状を良しとせず、必ず改善しようとしていくはず。 思い立った今からでもいい。 変えようと思った瞬間、人生は動き出す。
毎日の読書記録。 新渡戸稲造『武士道』第十一章。 克己について。確かに日本人には、別れの時に黙って帽子を脱いで一礼や敬礼、みたいなイメージがあるかもしれない。 『武士道』を読んでいると、今は失われているよな、と思う項目も少なくないですね🤔
体験マーケターの藤村正宏によれば、ビジネスで成功するために一番必要な能力は「人から好かれる能力」=人望。人々は「自分にとって有益な情報や感情」を与える人物に共感するものだ。 狭量で惰弱な精神は成功から程遠く、まして他者を傷つけ・騙し・奪う邪智暴虐の徒は社会にとって害悪でしかない。
そもそも人間とは善悪の別を持たぬ両義的な存在だ。それ故に、我々人類は内なる悪や心の弱さと斗い克己する霊性=「高次の自己」を目指す心的機構を具えている。 己の暗黒面と向き合い闇を乗り越える『覚悟』と、信念の為に斗う気高さ=『黄金の精神』こそが、真に人間的魅力の本質である。