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フランダース的な犬ではなく、外出先(国内外、場所を問わず)で、よく道を聞かれる「無害」…

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フランダース的な犬ではなく、外出先(国内外、場所を問わず)で、よく道を聞かれる「無害」 な容姿をした人間です。

最近の記事

振袖問題とは、格差以上に多様性の問題

ここ近年、 二十歳の集いの後に、 小声で語られる「振袖問題」を耳にする。 振袖を着たかったが、 家庭の経済状況に余裕がなく、 着ることができなかった。 振袖を着ていなかったため、 会場で居たたまれなかった。 友人同士の記念撮影の際、 肩身の狭い思いをした。 という、 二十歳の集いに振袖を着なかった ことに起因する問題だ。 (以後、振袖問題と表記) 振袖問題とは、 格差問題に帰結しそうだが、 格差だけではなく、 多様性の問題にも大きく関わっている、 と私は考える。

    • 制服よりも、ジャージが好き。

      志望校の選考条件になるほど、 制服に興味がある人がいること、 そして、その感性にも理解はできる。 だが、 私は、制服が好きではなかった。 ◼️制服は不健康で不衛生気候に合わせた調整がしにくい点で、 制服は不健康この上ない。 どんな気温だろうと 同じ服装を強要する教育機関は 狂っていると(今でも)思う。 私が在学した高校では、 ジャージ着用を禁止された授業もあり、 生徒の健康より規律を優先するのかと、 驚愕と軽蔑と殺意を覚えた。 制服の起源は、軍隊のそれらしいので、

      • 品性と自己肯定感は「求めない」というか、諦めたい。

        ◼️「品性をお持ちですか?」この質問にYesと答えた、貴方。 残念ながら、 おそらく貴方は、 「品性」をお持ちではありません。 私は、学問の権威でもなければ、 専門知識を持っているわけでもない。 頭の回転も悪いし、勘も鈍い。 そんな普通以下の私から、 唐突に「品性がない」認定され、 憤慨されるのも無理はない。 他人の品に言及するお前こそ、 「品性がない」! そう思われた方。 大正解! 私に「品性」は、ない。 だが、 私は何となくだが 確信に近いものを感じるのだ。

        • 自我を手放したい(=合法的にラリりたい)

          ◼️麻酔に魅せられる過去、検査のため、 静脈麻酔を打ったことがある。 1、2、3、位までは数えられたと思う。 だが、5まで数えた記憶がない。 胃カメラの際の、局所麻酔でも気を失った。 超夜型の人間にとって、 朝の早い時間帯に打つ麻酔は、 その種類を問わず、効果は抜群だ。 自宅の体重計が信用できず、 結果的に体重を1kg過剰申告してしまった せいもあるかもしれない。 どちらの時も、 意識する間もなく、身体から力が抜け、 快適なソファーに座り込むような感覚で、 すべての

        振袖問題とは、格差以上に多様性の問題

          「出来ない」というか、「面倒臭い」というか、ただ料理したくない!

          ◼️料理が嫌いである。「苦手」という次元の前に、 「嫌い」である。 世の中、 簡単美味なレシピ情報が その辺に、腐るほど、 溢れている。 その情報通り、 材料を切り、分量通り、 鍋やフライパンにぶちこみ、 火を通すとか、 何とかすればいい。 それだけの事だ。 だが、私は料理が嫌いなのである。 ◼️安全性と味と、栄養。他人に提供し、 金銭を要求するわけではない。 自分で食べるだけの料理、である。 映えを気にする必要さえ、ない。 ただ、口に入れて安全で、 美味しい

          「出来ない」というか、「面倒臭い」というか、ただ料理したくない!

          自己肯定感はこのまま、低いまま。(安定の低空飛行)

          自己肯定感が低い人は、 自信がなくて、 自己愛が強い。その心理構造は、こうらしい。 1️⃣ 自己肯定感が低い人ので、自信がない。 「今の私はダメ人間…。」 だが、 2️⃣-1 生物として持つ、本能的自己愛(並)が その自己否定的感情に耐え切れず、 「それでも私を愛して!!」 という欲望が爆発、自己愛が強くなる。 もしくは、 1️⃣同 「今の私はダメ人間…。」 2️⃣-2 「本当の私は、この程度のハズがない!」 という高い自己評価(理想)が、 自己愛をこじらせ強化す

          自己肯定感はこのまま、低いまま。(安定の低空飛行)

          「正常」の中で、たまに発狂しかける。

          ◼️ただ、ツライ。思春期以降、 なぜ、こんなに生きている状態が 辛くて、つらくて、ツラいのか、 未だによく分からない。 日常の忙しさに紛れてさえいれば、 まともに物事を考えなければ、 「普通」に生きて行けそうな気がした。 人生のほとんどを労働に費やし、 結婚や家庭、社会貢献に幸福を見い出し、 辛いことはあるけれど、 生きることは「快」で「善」で…、 と心から信じることができる。 そんな人間になろうと心がけてきた。 だが、どうしても無理だった。 学生時代は、 学校の集

          「正常」の中で、たまに発狂しかける。

          吾輩は弱者である。(強者になれたことは、まだない。)

          吾輩は今現在、 微妙なポジションにいる。◼️微妙なお年頃 根拠のない期待と努力を、 無条件に強要される歳でもなく、 (若いから、まだ大丈夫!) ただ「長く生きてきた」というだけで、 どんな過去も許容される歳でもない。 (人生、色々あったんですよね…) 絶望するには、 現実の〈最低レベル〉の バリエーションを知り過ぎて、 (最低にも、限りなく下がある…) どこまで感情に正直になって、 一体何を思考の根拠とし、 どんな風に生きていけば良いのか いまだによく分からない。 吾

          吾輩は弱者である。(強者になれたことは、まだない。)

          手も足も出ないときは、(大概)声も出ない。

          ◼️悲鳴を上げられないぎゃあぁああぁぁ! うおぅおおおおぉ!! 発する言葉は何でもいい。 ひぃいいいいぃ~、ではなく、 口を大きく開いたまま、 大きな声を出したことがあるだろうか。 私は、ない。 絶叫系に乗っても、 叫ぶことはない。 何事にも動じていないわけではないし、 驚いていないわけでもない。 むしろ、事あるごとに、 動揺し、ヒビリまくっている。 私は、心から震えているのに、 声帯はだけは震えないのだ。 ◼️声は、出ないよく晴れた日の午後、 私は河原を歩い

          手も足も出ないときは、(大概)声も出ない。

          下らない話【バッグComeback】

          ヘコむ。 下らないことに凹む自分に、 更にヘコむ。 ◼️バッグが、カビた風通しの悪い場所に しまっておいたせいだ。 20年前以上も前に買ったバッグで、 ブランド物でも何でもない。 値段はすっかり忘れたが、 私が買えたくらいなので、 間違いなく、安物だ。 ここ近年、全く使っていなかったし、 何なら、今後使う予定もない。 ただ、 とても、非常に、大変、 気に入っていた。 だから、 「捨てる」という選択肢が 全くなかった。 ◼️私には無い、タフさそこまで 愛着を持っ

          下らない話【バッグComeback】

          希望を掲げる社会に「救い」などない。

          著名人による 「過去のいじめ体験記」 的な記事が目につく。 そうか。 夏休みが終わり、 日常に〈学校〉が戻ってくる。 それにともない、 様々な理由により その〈日常〉に戻れない人が、 改めて絶望する時期。 それが今(8月下旬~9月上旬)なのだ。 そのため、 学生を対象にした STOP自殺キャンペーン的なものが、 ちょうど今、開催中らしい。 そのキャンペーンに、 私も飛び入り参加してみる。 ◼️救いを求める者へ「救いはある」。 「救いがある」とは 信じていない

          希望を掲げる社会に「救い」などない。

          マスクしたい時~(イーロンでない方の)マスクのポテンシャル~

          ◼️マスク、現る。彼の台頭により、 我々の世界は大きく変わった。 第一印象やコミュニケーション、 時の為政者に多大な影響を与え、 社会の分断さえも、もたした。 彼と、彼の存在の余波は、 今後の日本社会を どのように変えるのだろう。 ◼️彼を求める時まず、いつもここから(※)を知らない世代への配慮欠如に対し(私が何の遺憾も持てないことに)心からお詫び申し上げる。 マスクしたい時~! マスクしたい時~!(復唱は以下略) ⇒嫌いな奴と対面で話す時~。 マスクしたい時~!

          マスクしたい時~(イーロンでない方の)マスクのポテンシャル~

          空腹なき世界を、定期的に生きる。

          ①何も食べたくない食べたい物が 全く思い浮かばない。 だが、 何かしら食べなくては、 健康を害する。 そう思って、 何かしら胃の中に流し込む。 健康に良いことをしているハズなのに、 精神衛生がすこぶる悪くなる。 ②不快である何も食べたくもないのに、 生命を維持するため、 何かを咀嚼し飲み込む行為が。 しかも、一度の食事で、 何度も何度も、だ。 食材の味以外の〈何か〉を、 いつもを味わっている。 もちろん、 美味しくなど、ない。 ③お腹が減らない空腹を感じる前に

          空腹なき世界を、定期的に生きる。

          前向きって、どっち向き?(世間のポジティブは、たいがい当事者にとっての妥協)

          ◼️前向きに!世の中は、とにもかくにも、 ポジティブLOVEだ。 そばかすだらけで、 鼻が低い私なんか…。 という、ネガティブ思考はダメ。 可愛くなれるよう頑張ろう!と考えて、 努力と笑顔を絶さない子が、魅力的! みたいな…。 ◼️超前向きに本気出してみた!そばかす、なんて消してやるわ♪ そばかすがコンプレックスだったから、 レーザーで消すことにしたよ♪ そのためにはお金が必要だよねっ! 今はそばかすをファンデで隠しつつ、 高収入の仕事に就くのが目標! 鼻ペチャ

          前向きって、どっち向き?(世間のポジティブは、たいがい当事者にとっての妥協)

          祖母の自死に対する、私の言い訳

          ◼️祖母の死祖母が自宅で自死した、 ちょうどその時、 私は外出していた。 私が家を出る直前、 「イチゴ牛乳とコーンポタージュを 買ってきて欲しい」 と祖母から頼まれていた。 それが祖母との最後の会話になった。 外出する私に買い物を頼んだ、 ということは(普通に考えて)、 その時点で祖母は死ぬつもりはなかった。 (のだろう) だが、 その2~3時間後、 彼女は死んだ。 おそらく 突発的で、抗い難い、 強烈な何かに襲われたのだ。 (と私は今でも考えている)

          祖母の自死に対する、私の言い訳

          【友人】が欲しい、とは思わない

          ◼️私には友人がいない私にもかつて、 友人と呼べる人達がいた。 学生時代を共有した同級生で、 ある程度、親しかった人達だ。 だが、もう連絡は取っていない。 ほとんどの友人の連絡先を 私自身が知らないからだ。 「友人だから」 「知り合いになったから」 という理由で連絡先を交換することを 私はいつの間にか(故意に)やめた。 次に会う機会(約束)が不明な場合、 後々その人の連絡先が必要になった、 ということが私にはなかったからだ。 もう会う機会がないであろう人の 連絡先

          【友人】が欲しい、とは思わない