【脳のエネルギー】 ・脳のエネルギーはブドウ糖(グルコース)に限られる ・体内の臓器はブドウ糖をはじめとする単糖類、またタンパク質や脂質からもエネルギーを得ている ・体に占める脳の重量は2%に過ぎないが、運動していない時は実に20%近いエネルギーを消費している
【ケトン体】 ・エネルギーはグルコースから使われる。減少すると肝臓のグリコーゲンを分解してグルコースをつくる。さらに枯渇してくると脂肪が使われる。 → タンパク質や脂肪細胞に蓄えられた脂肪酸を肝臓でケトン体に変換して、エネルギーを生み出す。
【乳糖不耐症と栄養】 ・日本人の多くは乳糖不耐症といわれる ・ミルクなどに含まれる糖質(乳糖)を単糖(グルコース、ガラクトース)に分解する酵素(ラクターゼ)が不足して栄養にできないこと →ただし、牛乳に含まれる栄養は糖質に限らずミネラル、ビタミンを豊富に含む完全食ともいわれる
【内臓脂肪】 ・内臓脂肪=お腹周りの脂肪、エネルギー不足の時には先に消費 ・でんぷんを分解してできたブドウ糖は肝臓にグリコーゲンとして貯蔵(100g)骨格筋にも貯蔵される(400g) ・食事をしていないとき、肝臓はグリコーゲンを分解して、ブドウ糖に変換、脂肪細胞は中性脂肪を分解
【グリコーゲン】 ・グルコースがいっぱいくっついている状態 ・糖の貯蔵として肝臓で作られる。 ・糖の貯蔵としては、他に脂肪、アミノ酸という形の方法もある ・お菓子のグリコの名前の由来はグリコーゲン