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SympaFit代表、SympaFitでつくばマラソン走るってよ #6(完結編)
つくばマラソン2024走ってきました!
タイムは…
3:00:09
(スタートゲートからゴールまで)
悔しいです!
「その1秒を削り出せ」というフレーズが生まれるはずですw
1 kmあたり、0.25秒くらい早く走れなかったものか、なんなら、最後の1 kmで10秒稼げなかったのか。
スタートの混雑でペース上げられなかったのがなければ。タラレバ…
一方で、よく頑張れたという感覚もあります。
もちろんサブ3を狙っていたのですが、レース展開としては、ハーフまでは、落ち着いて眠るように走り、4:05/km〜4:10/kmくらいで貯金を作りながら走って、あとはキープ&5〜10秒遅れ/kmくらい、30 km以降はアドレナリンに頼る、ということを描いていました。
実際は、どうだったでしょうか?
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レース前は140 mg/dLと、急に上がっていることから、緊張が伺えます。
スタートして、一度は血中の糖質を消費して下がりますが、
ハーフ手前で160 mg/dLとmax値になっています。落ち着こうと思っていたものの、気力が充実し、「うまく滑り出したからサブ3を絶対達成してやる!」と、気合が入っていた感覚はあります。
その後、いわゆる30 kmの壁で急激に下がっていきます。
この時、「もうだめかも」「練習のときのようにここから垂れていくのかな」など不安はよぎりましたが、それを払拭し、時折大声を出しながら気持ちを上げようと努力しました。
また、最近、競歩の世界記録を出した川野将虎選手のラストの顔真似をしながら、なんとかアドレナリンを出して、残っているはずの肝グリコーゲンを呼び起こして足を動かそうとしました。
「心を燃やせ」ならぬ、「肝臓を燃やせ」でいきました。すると、キツい状況にもかかわらず、グルコース値は上昇し、ゴールまでキープできています。これは、気合を保ちながら最後まで走れたことを示唆するものです。
しかしながら、ペースは35 km以降ガクンと落ちました。最後は心拍数も上がり、もがき苦しんでいる様が見てとれます。
5年前にサブ3を達成したときは、グルコース最大値が200 mg/dLを超え、最後まで180 mg/dLを下回らなかったことを考えると、アドレナリンはもっと出せた、肝グリコーゲンはまだまだ残っていた、ということになり、気持ちの部分でもっと盛り上がってよかったと思います。
一方で、直前の11/10の30 km走のデータが下の図になるのですが、レース本番を意識して走ったにも関わらず、全く違うことがわかります。
終盤でもグルコース値は落ちずに頑張っているのはわかりますが、その絶対値が本番とは違い低く、ペースもダダ下がりです。
これが練習と本番の差であり、気合で乗り切るぶっつけ本番でのぞんだ証拠です。
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客観的に見れば、月間走行距離が100 km程度で、減量しても73 kgあり、かつ夏場は5:00〜6:00/kmでしか走れなかった中年男性が、サブ3一歩手前まで急にコンディショニングできたのは、
・ポイント練での血糖値を指標に、高強度のトレーニングが積めたこと
・カーボローディングも、グルコース値を急上昇させないようにゆっくりたくさんパスタを食べたこと
・サウナで自律神経が整うさまをグルコース値で可視化して実感できたこと
・本番での気合を、グルコース変動を指標に意識してスイッチを入れられたことが大きいです。
つまり、血糖値でカラダとココロを制御するSympaFitのおかげ!(手前みそ過ぎる!)
まだまだ走ろうと思います。