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「砂糖」と「ご飯」の糖質は太りやすさが全然違う。

「アイス食べたいしご飯はやめとこー」
糖質はどの食べ物でも全て同じだと思っていた頃は、毎日のようにこんな判断をしていました。

しかし糖質にも種類があり、種類によって太りやすさは違うんです。

そこで今日は「砂糖」を例に挙げて、糖質の種類による太りやすさの説明をします。


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まず2つの糖質「グルコース」「フルクトース」について。

グルコースは「G」で表され、穀類やいも類、豆類に多く含まれます。これらは摂取すると体内でグルコースに変わります。
「G」といったように一文字で表される糖質を単糖類といいます。

フルクトースは「F」で表され、果物に多く含まれます。果糖と呼ばれるものがそれにあたります。これも単糖類です。

そして、砂糖は「G+F」と表されます。
記号からも分かるように、
砂糖は「グルコース(G)」と「フルクトース(F)」が結合されて出来ています。
ちなみにこれは二糖類。


ここからは本題。
「グルコース」と「フルクトース」という2種類の糖質の消化吸収の観点から"太りやすさ"の違いをお話しします。

まずグルコース。
①グルコースはまず肝臓に運ばれます。
ここで一部が肝臓に貯蔵されます。
②貯蔵しきれなかったグルコースは血液に放出されます。これがよく耳にする「血糖値が上がった」という状態です。
③血糖値が上がると膵臓からインスリンが分泌され、全身の細胞にグルコースが取り込まれるようになります。
全身と言っても8割が筋肉の細胞に取り込まれますが、多量のグルコースを一度に摂取すると筋肉で処理しきれず脂肪組織に取り込まれます。
④ここで発生するのが「脂肪組織の肥大」です
これがグルコースによって太る仕組みです。

まとめると、
グルコース摂取

肝臓に貯蔵しきれないグルコースは血液中へ

グルコースは血液から全身の細胞へ
8割は筋肉へ
・一部は脂肪組織へ

脂肪の肥大

という仕組みです。

続きて「フルクトース」
①まず摂取すると腸で処理されグルコースに変換されます。しかし多量に摂取すると処理しきれずフルクトースのまま肝臓に送られます。
②肝臓に送られたフルクトースは肝臓に貯蔵されます。しかし貯蔵出来るのはごくわずか。
③貯蔵しきれなかった脂肪は形を変えて血液に放出され、ほとんどが脂肪組織に取り込まれます。そして脂肪組織が肥大します。

まとめると、
フルクトース摂取

グルコースに変換しきれなかったフルクトースは肝臓へ

肝臓に送られたフルクトースのほとんどが脂肪に変換され血液に放出される

血液に送られたほとんどが脂肪組織に運ばれる

脂肪の肥大

「グルコース」と「フルクトース」の太る仕組みは、最終的には「脂肪組織の肥大」ですが、
大きな違いは
「グルコースは筋肉での貯蔵が8割のため脂肪になりづらい」
「フルクトースはほとんどが脂肪組織へ運ばれて死亡になる」
ということです。

そもそも過剰摂取をしなければフルクトースはグルコースに変換されるので問題ありませんが、変換しきれない量を摂取すると、脂肪になってしまうということが分かります。

ひとくちに「糖質」といっても、グルコースから構成される穀類や芋類からの摂取するのと、フルクトースを含む「砂糖」から摂取するのでは、脂肪になりやすさが全然違います。

甘いものが食べたいからご飯控えめにしよう、
この判断は「太りやすい糖質の選択」です。

砂糖がたっぷりの美味しいものは沢山売られていますが、基本はやはり適切な食事をメインにすることが大切だと思います🌱

甘いものはご褒美として。
日常的に多量に摂取しなければ大丈夫です🙂‍↕️
こちらについてはまた改めて記事にしようと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

-Maru-

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