2025年2月20日(木)
僕の部屋には机がない。本棚もない。東京にきて2年が経とうとしているが、これまでどこで書いていたかというと、大体は近所のカフェで書いていて、部屋で書くときは椅子を机にしていた。本はどこにしまっていたかというと、ラグの上に雑に積んでいた。今では奇跡のバランス感をもってしてマウンテンを成している。アンバランスにアンバランスを重ねてバランスが生まれることもある、ということを恋やら愛ではなく一人暮らしの部屋から学ぶことになった。
六畳一間の部屋は今、秘密基地と化している。あの本が読み