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「三度思い留まって年明けにとうとう買ったお台所の素敵な道具」
売り場で見かける度、手を伸ばそうか、どうしようか、迷っていた――私は道具は使えなくなる迄使う人である。修理の仕様がなくなって、漸くお別れとする。名残惜しい時もあるけれど、「今日迄ありがとう」ときっぱり別れる事にしている。わが家のお台所には、おろし金がある。まだまだ現役で、凡そ壊れそうにない。だがらこれを買う事は、欲ではないかと、無くても困らないのではないかと、三度思い留まった。だが、私は大根はおろ
もっとみる#買ってよかったもの 2021
2021年も残り1ヶ月を切りましたね…
今年も物欲全開!とまではいきませんが、まぁまぁ色々買いました。
ROOMIEでレビュー記事を書いていることもあり、何か便利なものはないか、使いやすいものはないか、常にあちこちチェックしたりアンテナを張り巡らせています。
そんな私が、今年買った50点以上(毎週記事を書いているので)のアイテムの中から特にお気に入りのものを厳選に厳選を重ねて!ご紹介したいと
昭和のかけらを探して
大分県の豊後高田市には昭和の町という愛称で、昭和30年代の商店街を残存、復元している地域があります。
昭和感を残す町並みが観光資源として注目され、町おこしの一貫として平成に入って整備が始まりました。
今回は昭和を知らない平成生まれの私が街に散らばった「昭和」を探してみました。
このボンネットバスはほぼ廃車状態だったものを福山自動車時計博物館の手によってレストアしたものです。
現在製造されてい
イチゴの洗い方と砂糖の力『イチゴのスープ』
店頭にイチゴが出回りはじめました。
この時期に出回るイチゴはクリスマスとお正月の需要にあわせるためにハウスで栽培されたもの。ハウス栽培は七月頃に発芽させた苗をまず冷蔵環境下に置きます。これでイチゴに「今は冬だ」と勘違いさせ、次に温かいハウスに移し「春が来た」と成長を促します。さらに照明で日照時間をコントロールし、イチゴを成長させるのです。この栽培技術が確立したことで、冬にいちごが出回るようになり
いちごとハイビスカスのスープの作り方
料理の基本は『(食材の)切り方』と『(食材の)火入れ』。もうひとつ重要な要素があるとすれば『香りづけ』です。
『イチゴの洗い方』は以前、ご紹介しましたが、今日は『イチゴとハイビスカスのスープ』をご紹介します。このレシピのオリジナルはアルページュのアランパッサール氏。ハイビスカスの香りがいちごとよくあうシンプルなデザートです。
材料
いちご 1パック
ハイビスカス(ハーブティー) 10g
いちごジャムのポイントは短時間の加熱
いちごのシーズンはざっくりと「いち」月〜「ご」月まで。しかも、今の時期からは小さなジャム用の安価なイチゴが出回ります。ジャム用のイチゴは小粒ですが、露地もの(ハウス栽培ではない)なので、味が濃く、料理やお菓子にするには最適。今日はキホンのイチゴジャムの作り方を解説します。
巷に溢れているいちごジャムのレシピは大量につくるものが多いですが、今回は1パックでつくります。1パックのいちごはだいたい30
基本のトマトソースのレシピ
トマトソースは家庭でもよくつくられていますが『お店の味とちょっと違う......』という方も多いのではないでしょうか。今日はトマトソースの作り方を考察します。
トマトソースの基本となる材料は
ホールトマト
香味野菜(主に玉ねぎ)
オリーブオイル (+ハーブ)
です。プロとアマチュアではなにが違うか、検討してみます。ホールトマトは市販品ですので、品質は変わりありません。よくある失敗は お店
プリン作り講座 〜昔風プリンの作り方〜
全卵タイプのプリンの一部を卵黄に変え、生クリームを使わずあっさりと仕上げたプリンです。昔、甘味屋で食べたような味を目指しました。フルーツや生クリームを添えて、懐かしのプリン・アラ・モードにしても。
まずは前回の復習。硬めに仕上げたいプリンなので、陶器ではなくアルミカップを選びます。
最初にカラメルソースを作ります。カラメルはタブレット状になって市販されているのでそちらを使うとこの工程は省略でき
読書感想文一覧【随時更新】
noteに投稿した読書感想文が増えてきたので、自分の整理も兼ねて一覧にしてみました。随時更新します。脱線している場合も多いですが、気になる本があればぜひ読んでみてください。
2022年■アミール・D・アクゼル『「無限」に魅入られた天才数学者たち』
■有元葉子『レシピを見ないで作れるようになりましょう』
■ジョージ・オーウェル『一九八四年』
■ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』
■日高敏隆『ネ
基本の復習〜衛生管理その1〜
お店をやっている人であれば食品衛生責任者の資格をとるときに衛生法規(2時間)、公衆衛生学(1時間)、食品衛生学(3時間)の講習があったと思いますが、それ以外の人も食品と接するもの。この機会に一度、復習しておきましょう。
衛生や安全性を理解したい場合、よく参考にされるのが「大量調理施設衛生管理マニュアル」(生食発0616第1号 平成29年6月16日)です。それまでも調理衛生については営業者に対する