竹村俊助/編集者

株式会社WORDS代表取締役。経営者の言語化・コンテンツ化をサポートする顧問編集者。『メモの魔力』(前田裕二)、『佐藤可士和の打ち合わせ』(佐藤可士和)、『福岡市を経営する』(高島宗一郎)など書籍の編集・執筆も。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。ポテトサラダが好き。

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    おもしろい文章、役立つ文章、読みやすい文章を書くにはどうすればいいのか? 10年間、本をつくってきた編集者が、そのコツとノウハウを惜しみなく披露します!!

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人生とは「時間」というリソースをどこに配分するかゲーム

大統領も、経営者も、会社員も、「24時間×約80年」しか持っていない人生とは「時間」というリソースをどこに配分するかのゲームです。 誰しも「24時間×約80年」という時間しか持っていなくて、その時間を「どう使うか」で人生は変わっていきます。 よく言われることですが、世界一権力のある大統領だって、時価総額ウン兆円の経営者だって、普通の会社員だって、持っている時間の量は変わらない。ただそれを「どこに振り分けてきたか?」「どう使ってきたか?」が違うだけ。時間の量は変わらなくて、

    • なぜ経営者の発信は「note」が最適なのか?

      長文のコンテンツを発信するなら、自社のサイトやブログを使う手もあります。でも僕は、やはり「note」をオススメします。 企業の発信こそnoteを使うことがベストだと思っているのですが、その理由をいくつかご紹介します。 読みやすい&書きやすいまずシンプルに「読みやすい&書きやすい」ということです。 noteのデザインはとてもスッキリしています。フォントや行間なども読みやすく調整されており、ブラウザからもスマホからもすいすい読むことができます。煩わしい広告も入りません。クリ

      • 過剰な自意識につけるクスリ

        Xでもnoteでも、何かを発信しようとすると立ちはだかる壁があります。 そう、自意識です。 自意識があると「こんなの書いたらどう思われるだろう?」「こんなこと書いて笑われたらどうしよう?」「バカにされるかな?」という思いがグルグルし始めて、手が止まってしまいます。 僕も昔は自意識が邪魔をして、なかなか発信できない時期もありましたが、毎日いろいろ発信しているうちに自意識も随分減ったと思います。 今日は自意識に革命が起きるようなヒントをお伝えできたらと思っています。これを

        • 学生気分を忘れないでください

          大人たちはこう言います。 「いつまでも学生気分でいてはいけません」 でも、僕はこう言いたいと思います。 「学生気分を忘れないでください」 なぜなら「学生気分」は編集者をやるうえでかなり重要だからです。 「面白いかどうか」を判断するのが編集者編集者の大切な仕事に「コンテンツのジャッジ」があります。 そのコンテンツが面白いかどうかを判断する。たとえば文章を読んで「それが面白いかどうか?」を判断し「何が余分なのか、何が足りないのか」を指摘する仕事です。 そのとき「面白

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          企業が発信する文章は、誰も読まない

          と、いきなり吊りタイトルですみません。 なのですが、「文章を読んでほしい!」と思うのであれば「そもそも文章なんて誰も読まない!」という前提に立つことは、けっこう重要なことだと思っています。 そんな話をします。 「誰も読んでくれない」を前提にする僕が出版の世界からビジネスの世界に出てみてちょっとだけ驚いたのは、多くの人が「読んでくれる」という前提で情報発信しているということでした。 プレスリリースだったり、社員インタビューだったり、社長とタレントとの謎の対談だったり……

          企業が発信する文章は、誰も読まない

          コンテンツ作りは「取材」が9割

          取材がつまらないと、原稿もつまらなくなるたまに「取材がつまらなくても、書くときに面白くできるだろう」と思っている人がいますが、それは難しいことです。 つまらない取材であれば、それなりのコンテンツにしかならない。 残酷な言い方ですが、面白くない文章ができあがったらそれは話の内容自体が面白くなかったということ。よって、取材する側がやるべきことは面白い話が出てくるまで粘って取材を続けることです。 今回のnoteでは、僕が取材のときに大切にしていることを紹介します。 取材の前

          コンテンツ作りは「取材」が9割

          [締め切りました]パリ在住デザイナーに「20代の生き方・働き方」を語っていただくイベントやります!

          8月は「20代の生き方・働き方」についてのイベントやります! 先生はバレンシアガやコーチ等のファッションデザイナーを歴任された大森美希さん。欧米の名門ブランドを渡り歩いた日本人デザイナーの草分け的存在として知られている方です。 大森さんの人生を聞いて驚いたんです。 就活で希望の会社にことごとく不採用となったのですが、その後お金を貯めて、29歳のときフランス語もままならないのにいきなりパリに飛びます。それから1年以上、バレンシアガにアプローチして入社を果たしたというのです

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          役者/狂言師の石田淡朗さんによる「経営者のための"所作"入門」のご案内

          僕はイベントの登壇とかプレゼンとかで「人に見られる」ことが苦手でした。でも、役者であり狂言師でもある石田淡朗さんにいろいろセッションを受けているうちに、少しずつ苦手意識が減っていきました。 「人に見られる」ことって、これまでは「ちゃんとしなきゃ」「これじゃ恥ずかしい」みたいに思ってたんですが、いやもっと自然でいいんだとわかったというか……。 石田さんのセッションは「立ち姿はこう」「身振り手振りはこう」みたいな、いわゆる話し方講座とは違って、すごく自然なアプローチをしてくれ

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          [起業家10名限定]すがけんさんに学ぶ「提案・説得・交渉」の極意 ※締め切りました!

          経営アドバイザーのすがけんさんこと菅原健一さんに「提案・説得・交渉の極意」を教えていただくイベントをやることになりました! すがけんさんのプロフィールはこちらです。 僕自身交渉ごとが苦手で、すがけんさんにいろいろアドバイスをいただいていたのですが、毎回めっちゃ本質的なお話しばかりで「僕だけが聞くのはもったいない」と思い、今回イベントにさせていただくことにしました。 今回は「提案・説得・交渉」の機会が多い起業家・経営者の方10名限定とさせていただきます。 提案・説得・交

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          10時間で日本史を総ざらいする講義、始まります!(※募集は終了しました)

          僕、「日本史を学び直したいなあ」とずっと思ってたんですよね。で、書店でそれっぽいものを買っては積ん読になっていて。 「もうこれは一気に10時間くらいで日本史を強制的にインプットするしかない!」 そう思うに至り、いい先生を探していました。 日本史を通史でわかりやすく語ってくれる先生…… ただの情報じゃなくて、なぜ日本史を知っておくといいのか? のモチベーションも上げてくれるような先生…… それが、いらっしゃったんです!! 伊藤賀一先生!! 伊藤先生は「スタディサプリ

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          「デモブックス」というレーベル始めます

          今日はひっそりと、しかし、大事な発表をします。 ✍ WORDSは2024年、新たに「DEMO BOOKS(デモブックス)」という本のレーベルを始めます。 DEMOBOOKSとは、簡単に言えば「デモ版の本」です。 ミュージシャンが「デモテープ」を配ってメジャーデビューを目指したように、本のデモ版、「デモブック」を作って自分たちで売りながらメジャーデビューを目指す。 そんな仕組みを作りたいと考えています。 流れはこうです。 まず最初に300から1000部のデモ版の本

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          (社内向け)WORDSの顧問編集者に求めるもの_240125

          PARTⅠ 姿勢編【基本姿勢】 ・つねに機嫌よくいること ・まわりに感謝をすること ・心身ともに健康でいること 【プロフェッショナリズム】 ・プロとしての自覚を持つこと ・日本一の編集者であるとの自覚を持つこと ・常に勉強し続けること ・本を読み、映画を観、美術館に行くこと ・何がベストなのかを模索し続けること ・価値を高めることに関心があり、価値を実際に高めていくことができること 【成果】 ・何事もやりきること ・徹底すること ・徹底することでレバレッジが効かせら

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          仕事が一瞬で終わる「ブロックしてバーン」を広めたい

          「ブロックしてバーン」とは何か?うちの社内では「ブロックしてバーンしたら?」という言葉がよく出ます。 「ずっと原稿に向き合っていてなかなか形にならない……」 「どうにも原稿のラストがうまく決まらない……」 そうやって社員がモヤモヤしているとき、僕は「じゃあ2時間ブロックしてバーンってやったら?」と言います。 「ブロックして」というのは時間をブロックすることです。「それだけをやる時間」「それだけを考える時間」を決めて、ブロックしてしまうのです。そうやって仕事を閉じ込めて、

          仕事が一瞬で終わる「ブロックしてバーン」を広めたい

          『〆切手帳』200%活用法 ――1冊の手帳で夢を叶える

          みなさま『〆切手帳』をお買い上げいただきありがとうございます! 今回は買っていただいたみなさまに『〆切手帳』を200%活用していただく方法について書いてみたいと思います!! 思いつくままに書くので、話が行ったり来たりするかもしれませんが、すみません。 「なんでもない時間」を「価値」に変えるのが手帳ある経営者の方に言われて「めっちゃ名言だな」と思ったフレーズがあります。それは「スケジューリングとは、なんでもない時間を価値に変えること」というもの。 ただぼーっとしてる時間

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          あなたが締め切りを守れない5つの理由

          あなたはなぜ締め切りを守れないのでしょうか? この記事ではその理由を探りつつ、その対処法を考えていきます! 1、締め切りが曖昧まず「締め切りが曖昧」というのがあります。 「月末くらいまでにやろう」「週明けくらいに提出します」……こんな感じだとおそらくグダグダになっていき、守れません。 かならず「◯日の◯時まで」という締め切りの設定の仕方をしましょう。 NGワードは「なる早」です。 これは仕事をお願いする側も言いがちなので要注意。締め切りをまったく言わないよりはいい

          あなたが締め切りを守れない5つの理由

          夢を現実にするためのシンプルだけどいちばん効果的なやり方

          「夢」を「現実」にするためにはどうすればいいのでしょうか? オチから言います。 締め切りを決めることです。 「1億円貯めたい」「家を買いたい」「ハワイに行きたい」「独立したい」「お店を持ちたい」……そういう夢があるなら「いつまでに」を決めるのです!! 締め切りがないものは実現しない「いつか独立して会社を作ろう」 「いつか飲みにいこう」 「いつかパリに行こう」 よく聞くセリフですが、こう言っている時点でおそらく実現しません。 これらは、こう言い換える必要があります。

          夢を現実にするためのシンプルだけどいちばん効果的なやり方