小鳥遊 杏

小鳥遊 杏

記事一覧

深く掘る、あなたのこと。見つめて。

私は、なんとも言えない苛立ちと甘美さを感じたまま、昨日は、帰路についた。 往復6時間だ。 私には、香りのことしかできない。 その世界を掘るだけで、精一杯の私。 あの…

小鳥遊 杏
1か月前
4

火傷した日、あのことが好きすぎて

ここのところ、気持ちが休まる日がない。 固形物を飲み込む時、食道をハッキリと、こさいで(擦って)おりていく感じがしている。 こんな時こそ、食を見直さなければと自戒…

小鳥遊 杏
1か月前
1

あがってこいよ、という人の心理

中秋の名月、楽しまれましたか? 昔の人は良く言うたもの。 明けたかと思えば 夜半の月の明るさよ。 です。 さて、今日は、最近、ずっとテーマになっていた「あがってこ…

小鳥遊 杏
1か月前
2

気づけば今夜も貴方と

今宵も月が綺麗だ。 虫の音と静かに鉄瓶の音が聞こえる夜。 明日は中秋の名月だ。 こんな夜、亡き恩師の教えを思い出され、不思議と静かな思いが甦る。 男であること。 …

小鳥遊 杏
1か月前
3

クジラの日🐳

今日は クジラの日。 すぐに 竜涎香を扱っている香人を思い出して、メッセージを送った。 昨日は、嬉しいような悲しいような1日を過ごし、仮採用の辞退を申し出、うまく…

小鳥遊 杏
1か月前
5

筑前煮なんて作れるだろ(んな訳あるか)

筑前煮は、運動会やイベント(お重がでるやつ)に まことしやかに入っている。 幕の内弁当ならさらに。 根菜類がたっぷり入り、且つ、味付けも各家庭で違うなり。 中学校…

小鳥遊 杏
1か月前
6

愛されているということ

先日のパリオリンピックでの、「愛の讃歌ーセリーヌ・ディオン」 をお聴きになった方も沢山おいででしょう。 私は、父と離れていた事が長く、距離感が、わからない事が多…

小鳥遊 杏
2か月前
7

いつか、また、会う日まで

昨日から、そんな予感がしていた。 いや、それは、以前から少しずつ忍び寄っていて  それに蓋をして見ないようにしていた。 お盆が終わりを迎える夕方、それは理解を迎…

小鳥遊 杏
2か月前
4

恋も2度目なら。バカンス編

夏の風物詩、お盆がやって来たら。 懐かしい記憶が蘇る。 盆暮正月、実家に帰るのか嫌だった私。 出来ることなら、その時期を外して帰りたいといつも思っていた。 なぜっ…

小鳥遊 杏
2か月前
7

タメになる話なのか

今日の16時43分。 来る、と思った瞬間に、ユッサユッサと揺れが来た。 2階のライトは大きく揺れ、わたしは思わず、足を大きく踏ん張り、構えの体制をとって、壁を掴んでい…

小鳥遊 杏
2か月前
9

恋する果実🍋

こんばんは。 真夏の夜が過ぎて、今日は立秋。 帰り際の雲は、少し赤い陽射しに、薄グレーの陰影をつけていました。 すっかり秋の空へ向かっているのね。 トンボに目を奪…

小鳥遊 杏
2か月前
3

原爆投下の日に献香

今日は広島原爆投下の日。 計り知れないことだけど、 日々の暮らしの中でも、心にそんなことは起こる事がある。 愛すればこそ の理由で正気を保守するけれど 心の底にたく…

小鳥遊 杏
2か月前
3

ほんとのことは、みんな知らない

目にしては ざわざわする投稿がある。 真っ直ぐに生きている人にも 側から見れば 自由勝手にみえる人でも 私からの意見ですが、 めちゃくちゃ大変だよ って 言いたい。…

小鳥遊 杏
2か月前
5

ナヨナヨしてんナヨ、蝉‼️ 今日は夜まで刺激的。

今日は、八月一日。 朝から、お茶のお稽古場に伺い、茶箱(お外に持って出て、お菓子をいただき、お薄(お抹茶🍵)をいただくお道具が全て入ってる箱)のお稽古させていた…

小鳥遊 杏
2か月前
8

今日は暑かった。ただ、その暑さが、とても心地よいほど冷たいコップの水滴に現れていた。

小鳥遊 杏
2か月前
2

生きるってなんだ

ちゃんと生きるってなんなんだろう。 あんなに好きでも嫌いになる瞬間がある。 『信頼していた』が『過度な期待だった』と気づいた時。 自分のことを、ちょっと悲しく思っ…

小鳥遊 杏
2か月前
9
深く掘る、あなたのこと。見つめて。

深く掘る、あなたのこと。見つめて。

私は、なんとも言えない苛立ちと甘美さを感じたまま、昨日は、帰路についた。
往復6時間だ。
私には、香りのことしかできない。
その世界を掘るだけで、精一杯の私。

あの人には 聞かせたくない。
私は、今まで、目の前が曇っていたのだろうか。

緊張感が満ちた日々と試験。

知らない間にマウントを取られていることも気づかないまま
夢中で生きている。
ただ、わかることは、みんな必死で生きている。
時間は生

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火傷した日、あのことが好きすぎて

火傷した日、あのことが好きすぎて

ここのところ、気持ちが休まる日がない。
固形物を飲み込む時、食道をハッキリと、こさいで(擦って)おりていく感じがしている。
こんな時こそ、食を見直さなければと自戒するのだが、
最近食べたいもの
•辛い痛いもの(痛覚)
•もつみたいな柔くて臭いもの
•葛焼き
まぁ、葛焼き(和菓子)を除き、いつもは、粘膜刺激がないものを好むのに、
『痛くて、辛くて、なんかワイルドなもの』
を食べようとしている。実に自

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あがってこいよ、という人の心理

あがってこいよ、という人の心理

中秋の名月、楽しまれましたか?

昔の人は良く言うたもの。
明けたかと思えば 夜半の月の明るさよ。
です。

さて、今日は、最近、ずっとテーマになっていた「あがってこいよ発言」

先日、「怒り」は「理解」でとけると書きましたが。

更に考察を進めてみました。

「知らない」という人や「わからない」という事は、
魚で言えば泳いでいる水域が違い、
言語で言えば、違う言語を話しているほど違う。

例えば

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気づけば今夜も貴方と

気づけば今夜も貴方と

今宵も月が綺麗だ。
虫の音と静かに鉄瓶の音が聞こえる夜。
明日は中秋の名月だ。

こんな夜、亡き恩師の教えを思い出され、不思議と静かな思いが甦る。

男であること。
女であること。

最近では夫婦別姓、選択率が78%の指示をうけているらしい。

一夫一妻。
また、互いに互いの属物でないこと。
それは、当たり前なようで、見方を変えれば、怒りが伴う奇妙な部分だ。

思えば、御山に入る時、ここからは女人

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クジラの日🐳

クジラの日🐳

今日は クジラの日。
すぐに 竜涎香を扱っている香人を思い出して、メッセージを送った。

昨日は、嬉しいような悲しいような1日を過ごし、仮採用の辞退を申し出、うまく表現できない気持ちを持て余して、あちこちに返事を出していた。

竜涎香は
こんな時に良く響く。
効くではなく、身体のあちこちに固まっているわだかまりや、こわばりに響く。
響いて、震わせて、解くみたいな感じがする香り。
ホツマツタエ。

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筑前煮なんて作れるだろ(んな訳あるか)

筑前煮なんて作れるだろ(んな訳あるか)

筑前煮は、運動会やイベント(お重がでるやつ)に
まことしやかに入っている。
幕の内弁当ならさらに。

根菜類がたっぷり入り、且つ、味付けも各家庭で違うなり。

中学校の家庭科実習でも習った気がする。
あの時は「味噌汁がうまく作れたら上等だ。漬け物が繋がってるなんてことも、ご愛嬌だ」
と言う担任の言葉に、素直にうなづいていた。

なのに、ある日突然、その日は、やってくる。

「筑前煮を作って」
「煮

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愛されているということ

愛されているということ

先日のパリオリンピックでの、「愛の讃歌ーセリーヌ・ディオン」
をお聴きになった方も沢山おいででしょう。

私は、父と離れていた事が長く、距離感が、わからない事が多いのだが、
この歌の背景を知っているだけに、この歌を聴いている時に知った父の想いに、感極まり、咽び泣いた。

父は、仕事しかしていない、職人である。
父自身、苦労を重ね、母親を早く亡くしている。血の繋がった祖父(父の父)のことも仕事で家に

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いつか、また、会う日まで

いつか、また、会う日まで

昨日から、そんな予感がしていた。

いや、それは、以前から少しずつ忍び寄っていて 
それに蓋をして見ないようにしていた。

お盆が終わりを迎える夕方、それは理解を迎えた。
信じていたけれど、小さなやりとりで気づいた『異和感』
膨れ上がる『異和感の匂い』は、やはり、自分自身に早々に告げていた。

人は匂いを感じる機能が、とても良く働いているとき、右脳の中に、言語化できない虫だったり、光だったり、風景

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恋も2度目なら。バカンス編

恋も2度目なら。バカンス編

夏の風物詩、お盆がやって来たら。
懐かしい記憶が蘇る。

盆暮正月、実家に帰るのか嫌だった私。
出来ることなら、その時期を外して帰りたいといつも思っていた。

なぜって。
座っている暇がないから。

座って、ひと息ついた頃に入れ替わるように本家へ人の出入りが始まる。
とにかく、気を配れ、
なるべく手本になるようにと、口を声を出さずに顎や目で合図する母に従って洗い物や配膳、片付けするのがルーティン。

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タメになる話なのか

タメになる話なのか

今日の16時43分。
来る、と思った瞬間に、ユッサユッサと揺れが来た。
2階のライトは大きく揺れ、わたしは思わず、足を大きく踏ん張り、構えの体制をとって、壁を掴んでいた。
ある程度の揺れが来てる途中、
いまだ!
という瞬間に離れから、隣の家に飛び込んで、
二階を駆け降りた。

肩には、いつも常備している?
これ一個でなんとかどこでも行ける、
カバンを肩にしていた。
(本当は、あまりの暑さに、炭酸水

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恋する果実🍋

恋する果実🍋

こんばんは。
真夏の夜が過ぎて、今日は立秋。
帰り際の雲は、少し赤い陽射しに、薄グレーの陰影をつけていました。

すっかり秋の空へ向かっているのね。

トンボに目を奪われてしまいそうで。

そろそろ、かき氷も食べ納めかしらと、甘さをすっかり失ったスイカをつつきながら、練乳って追加できたっけと呟く。
また、糖を摂りすぎだと叱られそうだけど、練乳は、いつの世も甘党の大いなる味方だと思っている。

実は

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原爆投下の日に献香

原爆投下の日に献香

今日は広島原爆投下の日。
計り知れないことだけど、
日々の暮らしの中でも、心にそんなことは起こる事がある。

愛すればこそ
の理由で正気を保守するけれど
心の底にたくさん溜まっていく感情は中々洗い流せない。

立ち直れ、と簡単に言う事はできない。なぜなら、人の痛みは、それぞれだから。

原爆投下があり、日本は敗戦した。
そこから、文化や言語習得に至るまで外部に変性された、ところも多様にある。

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ほんとのことは、みんな知らない

ほんとのことは、みんな知らない

目にしては ざわざわする投稿がある。
真っ直ぐに生きている人にも
側から見れば 自由勝手にみえる人でも 私からの意見ですが、
めちゃくちゃ大変だよ
って 言いたい。

悪は それなりに悪だが
正当なって顔した正義も又、悪だと思う。

今、表に出ていない理由を考える余白が欲しい。

例えば、何故、その人が、その場を離れたのか。口に出せないほどの苦しみがあったからとは思えないんだろうか。

中原中也の

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ナヨナヨしてんナヨ、蝉‼️ 今日は夜まで刺激的。

ナヨナヨしてんナヨ、蝉‼️ 今日は夜まで刺激的。

今日は、八月一日。
朝から、お茶のお稽古場に伺い、茶箱(お外に持って出て、お菓子をいただき、お薄(お抹茶🍵)をいただくお道具が全て入ってる箱)のお稽古させていただいてきましたの。

お稽古場は、暑さを忘れる(決して暑くないわけではない)風情が、風鈴のチリンという音色や、
つくばい(手水場)のチロチロチロ〜と水面に冷たく細く竹の先から流れる水の中に、涼やかな時間を醸し出す。

実際のところは、未だ

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今日は暑かった。ただ、その暑さが、とても心地よいほど冷たいコップの水滴に現れていた。

生きるってなんだ

生きるってなんだ

ちゃんと生きるってなんなんだろう。

あんなに好きでも嫌いになる瞬間がある。
『信頼していた』が『過度な期待だった』と気づいた時。
自分のことを、ちょっと悲しく思ってしまう。
けどね。
だけどね。

自分に期待することは、かなり素敵なこと。

どうやら、今日は一年に四回ほどしかない(四回もある)
一粒万倍日と天赦日が重なる日。

この日にいただいたご依頼には、感謝満ち満ち❣️

種を蒔いたら一万倍

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