小鳥遊 杏

小鳥遊 杏

最近の記事

深く掘る、あなたのこと。見つめて。

私は、なんとも言えない苛立ちと甘美さを感じたまま、昨日は、帰路についた。 往復6時間だ。 私には、香りのことしかできない。 その世界を掘るだけで、精一杯の私。 あの人には 聞かせたくない。 私は、今まで、目の前が曇っていたのだろうか。 緊張感が満ちた日々と試験。 知らない間にマウントを取られていることも気づかないまま 夢中で生きている。 ただ、わかることは、みんな必死で生きている。 時間は生命だ。 そして、誰かの声にぐらつく時間はない。。 違和感があれば、離れれば良い。

    • 火傷した日、あのことが好きすぎて

      ここのところ、気持ちが休まる日がない。 固形物を飲み込む時、食道をハッキリと、こさいで(擦って)おりていく感じがしている。 こんな時こそ、食を見直さなければと自戒するのだが、 最近食べたいもの •辛い痛いもの(痛覚) •もつみたいな柔くて臭いもの •葛焼き まぁ、葛焼き(和菓子)を除き、いつもは、粘膜刺激がないものを好むのに、 『痛くて、辛くて、なんかワイルドなもの』 を食べようとしている。実に自分の感情が食に出ている。 しかも。 稽古し終わったあとの、カランカランに沸いて

      • あがってこいよ、という人の心理

        中秋の名月、楽しまれましたか? 昔の人は良く言うたもの。 明けたかと思えば 夜半の月の明るさよ。 です。 さて、今日は、最近、ずっとテーマになっていた「あがってこいよ発言」 先日、「怒り」は「理解」でとけると書きましたが。 更に考察を進めてみました。 「知らない」という人や「わからない」という事は、 魚で言えば泳いでいる水域が違い、 言語で言えば、違う言語を話しているほど違う。 例えば、美ら海水族館では、 普通の水圧で 深海魚も飼育されている、これは、減圧機で、ゆ

        • 気づけば今夜も貴方と

          今宵も月が綺麗だ。 虫の音と静かに鉄瓶の音が聞こえる夜。 明日は中秋の名月だ。 こんな夜、亡き恩師の教えを思い出され、不思議と静かな思いが甦る。 男であること。 女であること。 最近では夫婦別姓、選択率が78%の指示をうけているらしい。 一夫一妻。 また、互いに互いの属物でないこと。 それは、当たり前なようで、見方を変えれば、怒りが伴う奇妙な部分だ。 思えば、御山に入る時、ここからは女人禁制。また、茶道、香道は 本来女子のものではないともされた。 それに異をとなえ

        深く掘る、あなたのこと。見つめて。

          クジラの日🐳

          今日は クジラの日。 すぐに 竜涎香を扱っている香人を思い出して、メッセージを送った。 昨日は、嬉しいような悲しいような1日を過ごし、仮採用の辞退を申し出、うまく表現できない気持ちを持て余して、あちこちに返事を出していた。 竜涎香は こんな時に良く響く。 効くではなく、身体のあちこちに固まっているわだかまりや、こわばりに響く。 響いて、震わせて、解くみたいな感じがする香り。 ホツマツタエ。 と縄文時代の神代文字からも、その字で描いた言葉の上に調香したものを置いておくと反応

          クジラの日🐳

          筑前煮なんて作れるだろ(んな訳あるか)

          筑前煮は、運動会やイベント(お重がでるやつ)に まことしやかに入っている。 幕の内弁当ならさらに。 根菜類がたっぷり入り、且つ、味付けも各家庭で違うなり。 中学校の家庭科実習でも習った気がする。 あの時は「味噌汁がうまく作れたら上等だ。漬け物が繋がってるなんてことも、ご愛嬌だ」 と言う担任の言葉に、素直にうなづいていた。 なのに、ある日突然、その日は、やってくる。 「筑前煮を作って」 「煮染めを作ってみて」 なんだ、急に。 タイムラグが激しすぎる。 この背景には、

          筑前煮なんて作れるだろ(んな訳あるか)

          愛されているということ

          先日のパリオリンピックでの、「愛の讃歌ーセリーヌ・ディオン」 をお聴きになった方も沢山おいででしょう。 私は、父と離れていた事が長く、距離感が、わからない事が多いのだが、 この歌の背景を知っているだけに、この歌を聴いている時に知った父の想いに、感極まり、咽び泣いた。 父は、仕事しかしていない、職人である。 父自身、苦労を重ね、母親を早く亡くしている。血の繋がった祖父(父の父)のことも仕事で家におらず、自分自身、父親像がわからず、 しかも、娘に対して、どう接して良いか分から

          愛されているということ

          いつか、また、会う日まで

          昨日から、そんな予感がしていた。 いや、それは、以前から少しずつ忍び寄っていて  それに蓋をして見ないようにしていた。 お盆が終わりを迎える夕方、それは理解を迎えた。 信じていたけれど、小さなやりとりで気づいた『異和感』 膨れ上がる『異和感の匂い』は、やはり、自分自身に早々に告げていた。 人は匂いを感じる機能が、とても良く働いているとき、右脳の中に、言語化できない虫だったり、光だったり、風景だったり、味だってするものだ。 数日前の地震、そして、終戦記念日の今日、この期

          いつか、また、会う日まで

          恋も2度目なら。バカンス編

          夏の風物詩、お盆がやって来たら。 懐かしい記憶が蘇る。 盆暮正月、実家に帰るのか嫌だった私。 出来ることなら、その時期を外して帰りたいといつも思っていた。 なぜって。 座っている暇がないから。 座って、ひと息ついた頃に入れ替わるように本家へ人の出入りが始まる。 とにかく、気を配れ、 なるべく手本になるようにと、口を声を出さずに顎や目で合図する母に従って洗い物や配膳、片付けするのがルーティン。 毎回クタクタになるのがしんどかった。おかげで、妙に場を仕切ることが多くなったよ

          恋も2度目なら。バカンス編

          タメになる話なのか

          今日の16時43分。 来る、と思った瞬間に、ユッサユッサと揺れが来た。 2階のライトは大きく揺れ、わたしは思わず、足を大きく踏ん張り、構えの体制をとって、壁を掴んでいた。 ある程度の揺れが来てる途中、 いまだ! という瞬間に離れから、隣の家に飛び込んで、 二階を駆け降りた。 肩には、いつも常備している? これ一個でなんとかどこでも行ける、 カバンを肩にしていた。 (本当は、あまりの暑さに、炭酸水と常備用のチョコを買いに行くところだった) 昨日、練乳なる話を書いていて、常備し

          タメになる話なのか

          恋する果実🍋

          こんばんは。 真夏の夜が過ぎて、今日は立秋。 帰り際の雲は、少し赤い陽射しに、薄グレーの陰影をつけていました。 すっかり秋の空へ向かっているのね。 トンボに目を奪われてしまいそうで。 そろそろ、かき氷も食べ納めかしらと、甘さをすっかり失ったスイカをつつきながら、練乳って追加できたっけと呟く。 また、糖を摂りすぎだと叱られそうだけど、練乳は、いつの世も甘党の大いなる味方だと思っている。 実は、練乳は、災害緊急時避難袋(で、正しい????)に入れておける非常に優秀なタンパ

          恋する果実🍋

          原爆投下の日に献香

          今日は広島原爆投下の日。 計り知れないことだけど、 日々の暮らしの中でも、心にそんなことは起こる事がある。 愛すればこそ の理由で正気を保守するけれど 心の底にたくさん溜まっていく感情は中々洗い流せない。 立ち直れ、と簡単に言う事はできない。なぜなら、人の痛みは、それぞれだから。 原爆投下があり、日本は敗戦した。 そこから、文化や言語習得に至るまで外部に変性された、ところも多様にある。 お香だって、戦時下では、三代前の香の宗匠は防空壕に抱えて逃げ、そんな中でも鍛錬をや

          原爆投下の日に献香

          ほんとのことは、みんな知らない

          目にしては ざわざわする投稿がある。 真っ直ぐに生きている人にも 側から見れば 自由勝手にみえる人でも 私からの意見ですが、 めちゃくちゃ大変だよ って 言いたい。 悪は それなりに悪だが 正当なって顔した正義も又、悪だと思う。 今、表に出ていない理由を考える余白が欲しい。 例えば、何故、その人が、その場を離れたのか。口に出せないほどの苦しみがあったからとは思えないんだろうか。 中原中也の「咳をしてもひとり」 の句を最近では、もっと違う世界から見れるようになった。

          ほんとのことは、みんな知らない

          ナヨナヨしてんナヨ、蝉‼️ 今日は夜まで刺激的。

          今日は、八月一日。 朝から、お茶のお稽古場に伺い、茶箱(お外に持って出て、お菓子をいただき、お薄(お抹茶🍵)をいただくお道具が全て入ってる箱)のお稽古させていただいてきましたの。 お稽古場は、暑さを忘れる(決して暑くないわけではない)風情が、風鈴のチリンという音色や、 つくばい(手水場)のチロチロチロ〜と水面に冷たく細く竹の先から流れる水の中に、涼やかな時間を醸し出す。 実際のところは、未だ、外での茶箱はしたことないの。 ただ、雪の中。ちょっと点てられたら美しいよね…と暑

          ナヨナヨしてんナヨ、蝉‼️ 今日は夜まで刺激的。

          今日は暑かった。ただ、その暑さが、とても心地よいほど冷たいコップの水滴に現れていた。

          今日は暑かった。ただ、その暑さが、とても心地よいほど冷たいコップの水滴に現れていた。

          生きるってなんだ

          ちゃんと生きるってなんなんだろう。 あんなに好きでも嫌いになる瞬間がある。 『信頼していた』が『過度な期待だった』と気づいた時。 自分のことを、ちょっと悲しく思ってしまう。 けどね。 だけどね。 自分に期待することは、かなり素敵なこと。 どうやら、今日は一年に四回ほどしかない(四回もある) 一粒万倍日と天赦日が重なる日。 この日にいただいたご依頼には、感謝満ち満ち❣️ 種を蒔いたら一万倍です。 物事に取り組み出すと色々とデトックスがあります✨✨ 一気に出来なくても

          生きるってなんだ