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恋も2度目なら。バカンス編

夏の風物詩、お盆がやって来たら。
懐かしい記憶が蘇る。

盆暮正月、実家に帰るのか嫌だった私。
出来ることなら、その時期を外して帰りたいといつも思っていた。

なぜって。
座っている暇がないから。

座って、ひと息ついた頃に入れ替わるように本家へ人の出入りが始まる。
とにかく、気を配れ、
なるべく手本になるようにと、口を声を出さずに顎や目で合図する母に従って洗い物や配膳、片付けするのがルーティン。
毎回クタクタになるのがしんどかった。おかげで、妙に場を仕切ることが多くなったように思えてならない。

親と子は、同時に成長していくから、子どもへの接し方が、自分がされたようにしかできないと、幼児心理学では習ってはいたけれど、
やはり、自分の身に起こると色々と思いが募る。

「ごめん、無理」
と言えるまでに随分と自問自答したものだ。

ただ、世間では、この時期は、普段会わない人達と会える時期でもあり、私としては、実家に寄るより、友人知人と会う方が嬉しかった。
「明日帰るよ」
と、ギリギリまで、連絡せずにいることも多かった。実際、年末年始、仕事を入れている時期もあった。

夏、実は、あまりバカンスに出かけた記憶がない。
大体、9月10月の時期に長めのお出かけをすることがほぼ。

真夏に疲れた身体には、秋の境目に心地よさがしみていく。

実はこの時期くらいから、人は恋していた対象に落ち着きを感じるようになるらしい。
要するに、相手に再び新しい感性を見出すだけではなく、少しの冷静さを持って、大切にしていこうなどと、自分の感覚が開いていく。

どんな風に、これからなりたいのか、
を思い描くには、大事なコミュニケーションを自分とする(内観ね)
初秋から、自分を労わるいい時期だ。

『恋も2度目なら少しは上手にby中森明菜』
らしいが、上手になろうとするより、自分自身を、そして、もし、相手がおありなら、余計に、自分が自分のことを良く見つめてみよう。
様々な得意、不得意も全て魅力的だ。

そして何より、よく眠ろう。
脳の機能回復や機能アップには、睡眠が必須だが、夏は暑さもあれば、明るさも違う、
他の時期より約2時間ほど睡眠の質が低下していると調査結果がある。

よく眠れない方には、ぜひ、この時期はミントやオレンジ、ジンジャーを使ったハーブティーなどをおすすめ。

ミントの清涼感、オレンジの開放感、ジンジャーの血流が巡る感じなどが、
香りと共に、昼間の照りつける陽射しの明るさで疲れた自律神経を優しく労わってくれる。

私は、こんな時は、鉄瓶で軟水をゆっくり沸かしてから、お茶を淹れている。
今夜もゆっくり沸かした湯を味方に睡眠学習しよう。

艶っぽい話にならないところが、私のまだ、殻を破れないとこかしらね…笑

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