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スタートアップ経営

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他のスタートアップのいいところをどんどん吸収して、仲間を巻き込み、素敵な会社を創り、社会にインパクトを与えていきたい所存!
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#ベンチャー

無名のベンチャーで年間200名を採用した「スーパーひとり人事」の仕事術

無名のベンチャーで年間200名を採用した「スーパーひとり人事」の仕事術

僕らのようなベンチャーにとって、人事・採用はかなり難易度が高いものです。

なぜかというと、

・会社の知名度が低いなかで、優秀な人に「この会社に入りたい!」と思ってもらわなければならない
・成長にともなう組織の急拡大にも対応しなければならない

このような条件のもとで、採用と組織に向き合う必要があるからです。

難易度が高いぶん、採用と組織がうまくいっているかどうかで、成長スピードに大きな差がつ

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HR/採用市場に間違いなく訪れるゲームチェンジについて

HR/採用市場に間違いなく訪れるゲームチェンジについて

「もしかしたら、いやほぼ確実に、日本のHR市場はゲームチェンジが訪れる」

そんな感覚を覚えたのは、2024年が始まった頃のことでした。
あくまで僕の仮説ですが、日本のHR市場は直近数年間で大きな変化が訪れるはずです。その予兆が既に始まっています。本ブログはなるべく多くの方々にご覧いただきたいのですが、まずはポテンシャライトが記載している内容をトライして行こうかと思っております。

※一つ補足で「

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発達指向型組織 / 成人発達理論 についてポテンシャライトなりに解釈をして説明をしてみる[2024年2月時点]

発達指向型組織 / 成人発達理論 についてポテンシャライトなりに解釈をして説明をしてみる[2024年2月時点]

発達指向型組織、皆さまご存知でしょうか?

現在、僕は38歳で社会人16年ほどの経験を積みましたが、理想的な組織像として発達指向型組織に辿り着きました。「理想的な」と表現しましたが、発達指向型組織 自体がシンプルに理解をすることが難しい類であり、まだ「理想」か否かは正直わかりません。ただ、知れば知るほど素晴らしいと感じており、現タイミングでブログに記載をしてみようと思いました。

※一つご認識まで

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【徹底解剖!】ログラスの“採用狂気”とは?

【徹底解剖!】ログラスの“採用狂気”とは?

皆さん、こんにちは!
株式会社ログラス HRの大沼です。
前回、入社エントリーをリリースして、早いもので1ヶ月強…スタートアップで過ごす時間の早さを感じます。

そしてこの1ヶ月間、有り難いことにSNSを中心に「ログラスは人材のブラックホールだ!」などと採用の面で注目いただく機会が増えてきました。

非常に嬉しい一方、布川のツイートにもあるように、やるべきことを愚直にやり切る、というのを大切にして

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マネージャーの評価基準(シート・動画付き)

マネージャーの評価基準(シート・動画付き)

\マネジメントスクール&コミュニティ「Emo」受講生募集中/

はじめに約1年ぶりのエントリーになります。今回はマネージャーの評価基準というタイトルで書きたいと思います。

マネージャーを評価する基準というのはありそうでないなと、この1年色々な経営者・マネージャーの方と話す中で感じていました。

その時残すべき成果が出ていればマネージャーとしてOKとしている会社もあれば、「マネージャーとしての行動

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「勝利」が当然の組織は何を得られるのか。急成長スタートアップの、エモい舞台裏。

「勝利」が当然の組織は何を得られるのか。急成長スタートアップの、エモい舞台裏。

こんにちは。ログラスの刈谷です。ログラスのマーケティング担当として入社し、もう1年が経とうとしています。

「ログラスにいる人はクールなイメージがある」とよく耳にします。 経営管理システムという一見お堅いテーマを扱っている会社なことや急成長をしていることもあって、クールなビジネスマンばかりが所属していると思われやすいのかもしれません。
結論からいうと、全然そんなことはありません。むしろその逆です。

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"合理の先にあった葛藤の昇華"~事業立ち上げ振り返り~

"合理の先にあった葛藤の昇華"~事業立ち上げ振り返り~

こんにちは、新たにROXXのCOOとなりました、植木です。

COOになる前は新規事業責任者として新規事業の立ち上げにコミットしていたことから、今回は事業づくりをテーマとしたnoteを書きます。

コンセプトは、”合理の先にあった葛藤の昇華"です。フレームワークやセオリーに溢れた世の中ですが、事業づくりはフレームワークやセオリーのように美しく進むものではなく、毎日が葛藤だらけでした。その葛藤の中に

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IPOにおける主幹事証券の選び方

IPOにおける主幹事証券の選び方

僕は過去、国内投資銀行および外資系投資銀行にいたことがあり、かつ、上場事業会社 / 非上場のスタートアップで証券会社と接する機会が多かったことから、たまに、友人のCEO / CFOから、IPOを検討しているが、いつ証券会社を主幹事に選ぶのが良いか、どう選べば良いか、どこが良いか?などと聞かれることがあります。

結論から言うと、万人にとって良い証券会社はありませんし、状況によって適切なパートナーは

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広がる信託SOの波紋、渦中のスタートアップ経営者は何を思うか

広がる信託SOの波紋、渦中のスタートアップ経営者は何を思うか

こんにちは、株式会社ログラスの布川です。

ついに国会答弁から波紋が広がっていた「信託型ストックオプション(以下、信託SO)」に関する日本経済新聞からの記事が発出されました。

今回は、信託SOについてあまり実態を詳しく理解できていない方にも理解して頂ける平易な説明とともに、スタートアップ側の視点から見た信託SOが何故重要だったのか?今後どう対応しなくてはならないのか?について記述します。

※本

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目標は「受注」のみ!ROIにこだわる中で見つけた【受注を生み出す】展示会ノウハウ

目標は「受注」のみ!ROIにこだわる中で見つけた【受注を生み出す】展示会ノウハウ

こんにちは!シフト管理DX「らくしふ」を提供している株式会社クロスビットの村井です。
クロスビットでは展示会出展に力を入れており、受注を目標として、毎月1本以上出展しています。

展示会出展を繰り返す中で、さまざまな知見・ノウハウが溜まっていきましたが、中には「一般的なセオリー」とは少し違うような発見もありました。そこで今回は、出展効果を最大化したい!と考える方、特に「受注」にこだわって成果をあげ

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ARR100億円のその先へ!海外SaaS企業のARR1000億円までの成長軌跡

ARR100億円のその先へ!海外SaaS企業のARR1000億円までの成長軌跡

国内上場SaaS企業でもARRやNTM Revenue(Next Twelve Months Revenue:四半期売上 x 4で算出)が100億円を超える企業が増えてきました。NTM Revenueが100億円を超える代表的な国内SaaS企業としては、以下のような企業が挙げられますが、ラクス、Sansan、サイボウズ、マネーフォワードは200億円を超えるまでに成長しています。

ラクス:246.

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VCと銀行に同じ事業計画書を出してはいけない理由

VCと銀行に同じ事業計画書を出してはいけない理由

スタートアップの融資を支援しているINQの若林( @wakaba_office )です。
 
スタートアップが融資を受けるにあたって、ベンチャーキャピタル(以下、VC)に出した事業計画と同じ事業計画を銀行に出してしまう、というケースをたびたび見かけます。

VCに出した強気の事業計画をそのまま銀行に出すと、必ずNGをもらうと言っても過言ではありません。

今回のnoteでは、スタートアップが銀行か

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新規事業立ち上げからPMFのフェーズにおけるセールスの極意【freee × AI inside 対談:前編】

新規事業立ち上げからPMFのフェーズにおけるセールスの極意【freee × AI inside 対談:前編】

「スタートアップ&新規事業における最初のセールスのお仕事」をテーマに、AI inside 株式会社(以下、AI inside)とfreee finance lab株式会社(以下、freee finance lab)のセールス部門の責任者が対談しました。スタートアップにおけるセールスの極意が詰まった対談のサマリーを前編と後編に分けてお届けします。後編はfreee株式会社のWantedlyページにて公

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DX系SaaSスタートアップ 事業開発の全体像

DX系SaaSスタートアップ 事業開発の全体像

 こんにちは。GLOBIS CAPITAL PARTNERSの野本です。
 SaaSビジネスに関しては、メトリックスに関するノウハウはネット上でも豊富な一方で、(僕が見つけられていないだけかもしれませんが)事業開発的な切り口が少ないと思ったので、DX系SaaS事業開発の全体像についてnoteにしてみました(12,000字超なのでちょっと長めですが、ぜひお付き合いください)。

SIerとDX系Sa

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