ポテンシャライト 山根一城

ベンチャー企業に特化をしたHR支援企業のポテンシャライトで これまで350社の支援実績があり、そのうち半数がシード期/シリーズAの企業。採用戦略/戦術、採用ブランディング、採用広報、採用実務、選考体験設計、人事組織系支援などベンチャー企業が直面するHR課題をほぼ網羅できる専門家。

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ベンチャー企業に特化をしたHR支援企業のポテンシャライトで これまで350社の支援実績があり、そのうち半数がシード期/シリーズAの企業。採用戦略/戦術、採用ブランディング、採用広報、採用実務、選考体験設計、人事組織系支援などベンチャー企業が直面するHR課題をほぼ網羅できる専門家。

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HR/採用市場に間違いなく訪れるゲームチェンジについて

「もしかしたら、いやほぼ確実に、日本のHR市場はゲームチェンジが訪れる」 そんな感覚を覚えたのは、2024年が始まった頃のことでした。 あくまで僕の仮説ですが、日本のHR市場は直近数年間で大きな変化が訪れるはずです。その予兆が既に始まっています。本ブログはなるべく多くの方々にご覧いただきたいのですが、まずはポテンシャライトが記載している内容をトライして行こうかと思っております。 ※一つ補足で「間違いなく」という文言を本ブログのタイトルに入れました。一般的には、「間違いなく

    • あなたが吹っ切れた・殻を破ったとき、周囲はあなたに嫉妬する

      「今のあなたの勢いを、あえて止めたくないんだよね」 こんな一言が口から思わず出たのは、本当に最近のことでした。 僕は会社のメンバーに大きな成長を遂げてほしいと思っており、チャレンジの機会は連続的に提供したいと考えています。ただ、チャレンジの機会を提供しても、あまり自分が思ったように動いてくれなかったり、そもそもチャレンジの機会に手を伸ばさないメンバーもいます。個人的にはモヤモヤします。 一方で、何かの殻が破けて、一気にチャレンジを強度高くするメンバーもいます。そんなメンバ

      • [組織ブログ Ver.40]グループキックオフにSOUNDカードを用いた話

        2024年も残り2.5ヶ月になりましたが、皆さまどのようにお過ごしでしょうか?「10月」と言うのは、3月決算の企業さまであれば上半期が終わり、下半期がスタートした月だと思います。9月決算の会社は「期初」に該当していると思います。つまり、10月は何かしらの仕事における変化があった方も多いのではないでしょうか? 例えば、グループやチーム、そして事業部が変わった方もいらっしゃるかもしれません。何かしら働く環境が変化した場合、特に自分自身が所属するチームやグループが変更した場合には

        • [組織ブログ Ver.46]「自己強化型ループの強化」は自分が発言することにおける効能なのか

          「自分が発言することにおける自己強化型ループを、回したくはないんですよね」 そんな言葉が思わず口から出たのは本当に最近のことでした。これは僕が発した言葉なのですが、自分で言うのはアレですが、個人的には垂直的な自己成長を感じた事例といいますが、良い事象でしたので、ブログに書き留めておきたいと思います。 0. 自己強化ループとは自己強化型ループの説明をする前に、システム思考について理解する必要があります。 自己強化型ループとは、システム思考のループ図を書く際に用いる言葉(型

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        記事

          「スカウトピックアップ」は採用活動において最も重要な業務の一つであると思う

          「スカウトピックアップをAIで自動化するサービスが登場しました」 という話を耳にすることが多くなってきました。 これについて、何というか、私は何とも言えない違和感を覚えています。AIそのものへの違和感ではありませんが、スカウトの「ピックアップ」という作業が、採用活動における「根幹」であることを市場が認知していないことに対する違和感です。 本ブログでは、採用活動で非常に重要であるにもかかわらず、軽視されがちな「スカウトピックアップ」についてお話ししたいと思います。 0.

          「スカウトピックアップ」は採用活動において最も重要な業務の一つであると思う

          [組織ブログ Ver.45]システム思考×メンタルモデル・インテグラル理論などを考えてみた

          「システム思考」 この言葉をご存じの方もいらっしゃると思いますし、初めて目にしたという方もいらっしゃるかと思います。本当に最初は何のことかよくわからなかったのですが、学べば学ぶほど、本当に奥が深い。大げさな言い方をすると、 「システム思考を学ばなければ、視座が高くなる事は無いのではないか?」 と言うほど非常に重要だと思っています。 先週末にシステム思考を学ぶ機会があったため、個人的な頭の整理も兼ねてこちらのブログを記載したいと思います。 ※割と専門用語が多く発生するた

          [組織ブログ Ver.45]システム思考×メンタルモデル・インテグラル理論などを考えてみた

          [組織ブログ Ver.44]「電車待ちの行列を抜いて電車に乗る小学生」をさまざまな自己内省的側面で振り返ってみる

          今朝、僕の最寄り駅からある電車に乗ろうとしていたのですが、電車を待つ列を抜かして、電車のドアが開いた瞬間に電車に乗り込む小学生がいました。そして椅子に腰掛けていました。僕は一駅で電車を降りるので、1番後ろのほうに並んでいたのですが、「どうしたものか」と思考した結果、椅子に腰掛けている小学生に話しかけることにしました。 「いま、悪いことをしたのはわかってるかな?列を抜かしたと思うんだけど、明日からはやってはいけないよ。その理由わかるかな?」 即座に首を縦に振っていました。こ

          [組織ブログ Ver.44]「電車待ちの行列を抜いて電車に乗る小学生」をさまざまな自己内省的側面で振り返ってみる

          採用活動におけるインサイトの「全種類」の解体新書

          「インサイトの種類は結局いくつあるのですか?」 このようなご質問をいただいたのは本当に最近のことでした。最近、下記のブログをアウトプットしました。 こちらのブログはキャリアの方向性を13パターン提示したもので、採用活動をする際に、募集しているポジションにおいて、どのようなキャリアの方向性×バリュープロポジションを得ることができるのか?を追求した内容になっています。 ただ、「キャリアの方向性」のみがインサイトを構築しているわけではありません。その他にもインサイトの種類は多数

          採用活動におけるインサイトの「全種類」の解体新書

          [組織ブログ Ver.39]自己評価が高い人が気をつけなければならないこと

          自己評価が高い人は、本質的な成長をするまで本当に時間がかかると思った、という話です。 自己評価が高いという定義は、「自分の実態のスキル」と「自認するスキル」に乖離が生まれていることだと、個人的には捉えています。 これが発生すると、複数の厄介なポイントが発生します。それについて本ブログでは記載していきたいと思います。 1. 他責になるこれが最も大きな障壁になると思っていますが、自分の実態のスキルよりも、自認しているスキルの方が高いため、「こんなはずではない」「周りが悪いんだ

          [組織ブログ Ver.39]自己評価が高い人が気をつけなければならないこと

          [新ノウハウ] 「発達段階」別のインサイトについて

          「価値観やカルチャーの違い」これで片付けてはならない。 この強烈な気づきを得たのは、2024年の春頃でした。ただ、当時は気づき程度のレベル感で、確信を持てなかったのですが、最近この観点を取り入れることで、あらゆる話がつながりやすくなった感覚があります。これをブログにまとめてみたいと思います。 0. 価値観とは?価値観と混同されやすい言葉に「人間力」があると感じています。人間力は「尺度で良し悪しを図ることができる能力」だと考えていますが、価値観は「尺度で良し悪しを図ることが

          [新ノウハウ] 「発達段階」別のインサイトについて

          「キャリアの志向性」に即したインサイト設計について

          「突き詰めるところ、キャリアの志向性は13に分類できるのでは?」 そんなことに気づいたのは本当に最近のことでした。きっかけはスカウトメールの返信率をどう上げるのか?という長年の課題を追求していたときでした。 「この求職者さまは、おそらくマネジメント志向があると思うんだよね」 「いや、業務の専門性を深めたいと思っているのではないかな」 そんな会話をしている際に「いや、それも一理あるな。むしろ、キャリアの方向性は何種類あるのか?」という問いに直面しました。 本ブログでは、ポ

          「キャリアの志向性」に即したインサイト設計について

          「魅力設計」ごとのインサイト設計について

          「採用活動における求職者さまへのメッセージングの究極系とは何なのでしょうか?」 そんな話を社内でしていたのは最近のことですが、この問いについては非常に深いと感じています。なぜなら、採用活動における企業さまからのメッセージング(魅力)は、求職者さまに伝わっているようで、実際には伝わっていないことが多いからです。その理由はいくつかありますが、本ブログではその一つについて探求していきます。 本ブログの主役となるキーワードは「インサイト」と「TIM」の二つです。 では、参りまし

          「魅力設計」ごとのインサイト設計について

          AI活用による業務革命と自己成長

          AIを日々使うようになってから、どのようなメリットがあったのか、そしてどのような自己成長があったのか、自分の幅が広がったのかなどを記載したいと思います。 少し過去の話をします。 2023年にAIが本格的に登場してから、僕は「AI=人間の思考力を落とすもの」と潜在的に思っていました。口に出すことは数回しかなかったのですが、人間の本来思考すべきことをAIに代替してもらうことによって、当たり前のように思考する量に差が出る、と考えていました。そのため、 当社メンバーにはAIを積極

          AI活用による業務革命と自己成長

          スカウトカスタマイズ文章作成における解体新書

          「山根さん、突き詰めるとスカウトメールのカスタマイズ文章の最適化って何ですか?」 当社が採用支援に入らさせていただく企業さまから、このようなご質問をいただくことは度々あります。昨今の採用市場において「スカウトメール」を避けて通ることはほぼ不可能です。リファラル採用のみでうまくいっている、エージェントのみでうまくいっているなどの企業さまもいらっしゃるかと思いますが、採用市場はどんどん厳しくなってきています。 「スカウトメール」という事象において、キーポイントになる1つの要素

          スカウトカスタマイズ文章作成における解体新書

          ポテンシャライト流「バリュープロポジション」について

          「会社の魅力のバリュープロポジションをどこにするべきなのかは考えていきたいですよね」 そのような言葉が自然と口から出てきたのが先日のことでした。 「バリュープロポジション」という言葉についても説明は後述するのですが、もしかしたら採用界隈にいらっしゃる方は聞き慣れない言葉なのかと思っています。僕は、Webやマーケティングの世界に入り込んでから聞くことが多くなりました。 本ブログについては、採用界隈におけるバリュープロポジションについての重要性と、その重要度が高い必然性を記載

          ポテンシャライト流「バリュープロポジション」について

          人事制度をクイックに作った話

          「大体2ヶ月程度でクイックに人事制度を作っていきたいですね」 そんなご依頼をいただいたのは2024年3月の事でした。まず、「2ヶ月」と言う期間の設定において、びっくりしたのが本音ではあったのですが、「まぁやってみようか」と思い実施してみることにしました。 結果、本当に2ヶ月程度で人事制度の構築をクイックに、精度が高い内容に仕上げることができたと思っています。 本ブログでは、クイックに人事制度を策定するフローや注意したことなどを記載します。 0. 人事制度とは人事制度に

          人事制度をクイックに作った話