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子育て

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いつの間にか、一緒にお散歩をする事が大変ではなくなっていた。

いつの間にか、一緒にお散歩をする事が大変ではなくなっていた。

とある平日の昼間。
私は自転車で住宅街を走っていた。

信号待ちをしていると、近くに2歳位の男の子とママが見えた。
男の子は花壇のちょっとした段差(50㎝位)の所に登り、ママに手を掴んでもらって「ぴょん」っと降りる遊びを、何度も繰り返していた。

「あぁ、懐かしいな」

長男も、次男もそんな遊びをしていた時期があった。
でもそれは休日限定だった。

平日の私は、その遊びに付き合う心のゆとりがなかっ

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支援級?通常級?半年かけて迷った就学先が遂に決着。

支援級?通常級?半年かけて迷った就学先が遂に決着。

「あ!いつもPTAのお仕事、有難うございます」

先日、次男の就学前検診があった。
長男が通っている小学校なので、既に行き慣れている。
って言うか、週1位のペースで来校している気がする(笑)

受付、それぞれの検査、面談…と行く先々で「知ってる先生」がいる。

長男はまだ小2。
2人の担任の先生しか経験していない。

にも関わらず、2年生の先生は私を見ると「〇〇君のお母さん」として認知してくれてい

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高校の授業料無償化は、一体何を解決する手段なのか?

高校の授業料無償化は、一体何を解決する手段なのか?

「今、日本の99.9パーセントの子供が高校へ進学していますので。私立・公立問わず授業料は無償化…を実現したいと思います」

昨日。
吉村洋文大阪府知事が、日本維新の会の代表選挙へ出馬をすると表明し記者会見をした。

その中で「高校の授業料無償化」を実現したい公約の1つに掲げて、実は今回の衆議院議員選挙で公約に入れてる党が殆どだったので、「できない理由がない」として、早期実現を目指すと話していた。

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性への関心はここから?

性への関心はここから?

「ムフフフ」

とある日。
6歳になった次男が、マンガを読みながらニヤニヤしていた。

何を読んでいるのか?と言えば、これ。

この漫画のどこに、そんなニヤニヤする場面があるのか?

覗き込んでみると、次男はしずかちゃんがシャワーを浴びているページを見ていた。
もちろん、全裸である。

他にもしずかちゃんのシャワーシーンは2箇所位出てくるようで、わざわざそのページを探して、しずかちゃんが「のび太さ

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「歩きスマホ」で世界を遮断する人々。

「歩きスマホ」で世界を遮断する人々。

とある日。
某ターミナル駅のホームで電車を降り、階段を降りている最中に視界に見馴れぬ光景が入ってきた。

斜め前を歩く、アニメから出てきたようなロングヘアにフリフリの洋服を着た女性が、手に持ったスマホに向かって何やらペラペラとお喋りしている。

こんなスタンドを持ち、上のスマホ画面には自分の顔。
下のスマホはコメント欄の様で、次々とコメントが書き込まれている。

階段を降りる最中も一切停めることな

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思春期男子2人をこのマンションで育てられるのだろうか?

思春期男子2人をこのマンションで育てられるのだろうか?

「お母さん♪ ま・だ・で・す・か?♪」

とある日。
私はお腹が痛かった。

お腹が痛くてトイレにいた。
ゆっくりトイレに入りたかった。

にも関わらず。
トイレに入り1分も経たないうちに次男がドアをノックして「まだですか♪」と歌いながら急かしてきた(笑)

こちらの腹痛の深刻さと裏腹に、次男の歌はお花が咲いてるみたいな陽気さである。

思わず吹き出してしまった。

決して「漏れちゃう!漏れちゃう

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「やる気が出ない」が32.3% 不登校過去最多というニュースを見て何を感じますか?

「やる気が出ない」が32.3% 不登校過去最多というニュースを見て何を感じますか?

「高校まで授業料無償」
「大学まで授業料無償」
「給食費無償」

先日行われた衆議院議員選挙。
あちこちの党から、教育に関しては「無償」というキーワードが聞こえてきた。

選挙結果が出て、首相指名選挙、103万円の壁など、いつもの通り「教育」に関する議論は再び影に隠れた感がある。

そんな中出てきた、こちらのニュース。

無償で通える小中学校で、不登校過去最多。

果たして「学費を無償化する」とい

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子供の「可愛い言い間違い」を、いつまでも覚えていたい。

子供の「可愛い言い間違い」を、いつまでも覚えていたい。

「ここ、銀杏がいっぱい落ちてるから嫌なんだよな~」

保育園からの帰り道に、銀杏並木がある。
この時期になると、道には沢山の銀杏が落ちている。

潰れた銀杏は、匂う。

次男はこの銀杏の香りを嫌がり、最近毎日「踏んでるよ!」とか「ここ通らない方が良いよ」とか言う。

そこで違和感。

「ズッキンって言うのやめたの?」

もう言わないらしい
去年は、銀杏の事を「ズッキン」と呼んでいた。

密かに「可

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Switchを持っていない、YouTubeも見ない小2男子の友人関係と生活。

Switchを持っていない、YouTubeも見ない小2男子の友人関係と生活。

「イマドキの子供は、ゲームとYouTubeのない生活なんて在り得ないじゃないですかー」

小学生のお子さんを持つ保護者の方と集まると、お悩みの1つに結構な頻度で出てくる「ゲーム」と「YouTube」。

・読書してほしい
・勉強してほしい
・外で遊んで欲しい

でもゲームとYouTubeに夢中なんです!

という声は、リアルでもネットからも聞こえてくる。

リアルな場所で、その悩みが始まり皆がウン

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小学校で「町たんけん」引率ボランティアをやってみた。

小学校で「町たんけん」引率ボランティアをやってみた。

「あ、血が出てる…」

とある日。
私は長男の通う小学校の授業に、またボランティアで参加をしていた。

もうすぐ終わりというタイミングで、事故は起きた。
目の前にいたのに、防ぎようもなかった。

今日もまた、「学校現場とはこういうモノなんだな」と学びの多い機会になった。

保育園児の方が・・・
長男の通う小学校で「町たんけん」授業のボランティアをしてきた。

学区内を集団で歩き回り、発見したモノを

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髪を染めている小学生に思う事。

髪を染めている小学生に思う事。

「最近、染めてる子が多くない?」

「多い!!インナーカラー流行ってるからねぇ」

長男がまだ未就学児だった頃、やたらと近所の小学生の中に「ヘアカラー」をしてる子が目についた。

「髪の毛の色」なんて、何色でも良い。
個人の自由であり、校則で縛り付ける必要はない。
そう思っている。

そう思ってはいるけれど…。

小学生や、未就学児で髪を染めている子を見ると複雑な気持ちになる。

本人の希望ならま

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ヨンデミー!のリアルイベントで、自分・再発見。

ヨンデミー!のリアルイベントで、自分・再発見。

「『はれときどきぶた』の後ろに、そんな良い事が書いてあったなんて知りませんでした。本を隅々まで楽しまれている事がよく伝わってきました。」

日曜日、私は銀座で開催されたイベントに参加していた。
そのイベントの1コーナーで、私は前に出て自分の読書に関する体験談を話す事になった。

私の話を聞いた後に、主催者の方が感想を言って下さった中で「本を隅々まで楽しまれている」と言って下さった。

そうか。

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週1回の習い事は「発表の場」であると意識せよ。

週1回の習い事は「発表の場」であると意識せよ。

「そうそう!膝に体重を乗せて…!良いよ!良いよ!」

とある日の夜。

長男が体操教室の準備運動で行われている「立ちブリッジ」の練習をしていた。

立ったまま後ろに身体をそらせてそのままブリッジへ…という技である。

夫がYouTubeで練習方法等を検索し、それを家族で視聴して、長男も次男も練習を始めてから10分程度でできるようになった。

喜ぶ子供達を見て、「何でもっと早く家で練習しなかったんだ

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「私の本業は母親である」これが私の結論。

「私の本業は母親である」これが私の結論。

「この仕事ほど、時間に融通のきく仕事はないよね」

「・・・うーん、まぁね。」

先週、別のオフィスで働いている同期とランチをした。

ここ数週間、働き方について模索中である事を話したらそう返ってきた。

「確かに融通はきく。だけど、夜とか土日に電話がかかってきたり、LINEの対応をしなきゃいけないのが、結構シンドイのよね」

すると同期は大笑いしながら

「そりゃダメだ!電話もLINEも返さなき

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