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臨床についてマジメに考えるnote

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マジメな理学療法士が考える臨床アイデアを書いたnoteをマガジンにまとめました。 主に脳卒中への介入戦略を書いています。 記事への質問はTwitterのDMでどうぞ。
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#訪問看護

金銭状況はリハビリテーション戦略にも影響する

金銭状況はリハビリテーション戦略にも影響する

みなさん、お金は大事ですよね。

今回はリハビリテーションにおけるお金について書いてみたいと思います。

※理学療法士自身のお金の話ではないので、稼ぎ方とかが知りたい方には参考にならないかもしれません。リベ大の両さんの書籍(下記)なんかで学ぶことをオススメします。

日本という国は保険制度が非常に充実しており、年齢や収入によって自己負担額は異なってきますが、おおむね1〜3割負担で必要な医療・介護を

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クレームによって理学療法士として成長できた理由

クレームによって理学療法士として成長できた理由

理学療法士をしていると、クレームや苦情を受けることは一度や二度ではないと思います。

病院に勤務していてもありますし、訪問リハや訪問看護だと更に多くなるように思います。クレームを受けると、けっこう落ち込んだり凹んだりしますよね。

いわゆる『モンスターペイシェント』は別として、クレームや苦情というのはまっとうな意見が多く、クレームへの対応の仕方がその後の自分の成長を左右すると言っても過言ではありま

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理学療法士の責任領域を見きわめて楽になる

理学療法士の責任領域を見きわめて楽になる

理学療法士としましたが、作業療法士や言語聴覚士もそうです。

役割を広げすぎて、自分で自分を苦しめていませんか?

自分が解決できる課題で悩むのは良いですが、自分にはどうしようもないことで悩んではいないでしょうか。

セラピストは一般的にマジメな人が多いと思います。医療者全般に言えることかもしれませんが。

マジメすぎて、患者さん・利用者さんが自分自身で解決すべき問題まで抱え込み、悩み苦しんで、潰

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釈迦の教えとリハビリテーション

釈迦の教えとリハビリテーション

仏教は哲学だということはご存知でしょうか。

元々は釈迦(ゴータマ・シッダールタ/ブッダ)が生老病死という4つの人生の苦悩(四苦)を解決しようとし、その答えを見つけた(悟りを開いた)のが始まりです。

釈迦の教えを後世の人々が『大乗仏教』として宗教化し、これが現在日本で広く普及している仏教の始まりとなっています。

釈迦の教えは、偶像崇拝とか念仏によって救われるとか、そういったものではありませんで

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理学療法士は『身体』を何も知らない

理学療法士は身体について何も知りません。

こう言うと、怒る方がいるかもしれません。

「理学療法士は身体と運動の専門家だ」と。

そうかもしれませんが、その『身体』は誰の『身体』ですか?

理学療法士は何を知っていて、何を知らないのでしょう。

今回はそんなことを考えていきます。

このnoteを読むと、
●理学療法士が『身体』について何も知らないことがわかる
●『身体』について何を知るべきかが

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「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」に感じる違和感

「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」に感じる違和感

「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ、オリンパス」

このフレーズ、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

オリンパスが2007年から企業広告に使用しているキーフレーズです。

セラピストのみなさん、違和感を感じませんか?

今回はこのフレーズに違和感を感じないセラピストは、『人間』の捉え方を考え直した方が良いというお話です。

注:オリンパスさんが嫌いとかでは決してありません。愛用してい

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セラピストが無意識にかけている『呪い』とは

セラピストが無意識にかけている『呪い』とは

いきなりですが、『呪い』って何でしょう。

簡単に調べてみました。

呪い(のろい)とは、人または霊が、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらせしめようとする行為をいう。(Wikipedia)

こういうものらしいです。

霊的な手段を使えるセラピストは少ないかもしれませんが、精神的な手段の方はどうでしょう。

悪意をもってそんなことをす

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クライアントの物語に寄り添えていますか?

クライアントの物語に寄り添えていますか?

重い病にかかるということは、かつてその病む人の人生を導いていた「目的地の海図」を喪失するということである。病む人々は、「それまでとは違う考え方をする」ことを学ばなければならない。彼らは、自分自身がその物語を語るのを聴くことによって、他の人々の反応を吸収することによって、そして自らの物語が共有されるのを経験することによって学んでいく。(アーサー・W・フランク著:鈴木智之訳:傷ついた物語の語り手 身体

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リハビリテーション=おうちごっこ?

リハビリテーション=おうちごっこ?

先日、子どものごっこ遊びは非常に高度な認知機能を用いた遊びだということを書きました。

今回はこれをリハ向けに考えていきたいと思います。

『リハビリテーション=おうちごっこ』なんて言うと、「クライアントをバカにしてる!」とか怒られそうですが、そんなことはありません。

リハビリテーションとごっこ遊びは、現実の状況とは異なる場面を想定するという点で完全に同じです。

この視点を持つと、病院で行われ

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真実はいつもひとつ!だと思ってませんか?

真実はいつもひとつ!だと思ってませんか?

薬を飲まされて小さくなってしまった高校生がよく言うセリフ。

「真実はいつもひとつ!」

殺人事件の犯人とか、犯人が用いたトリックとか、そういう文脈では正しいと思います。

では、リハビリテーションという文脈ではどうなのでしょうか?

その介入方法、その福祉用具の選択、その環境設定、その退院時期、その介助方法、その動作パターン、その練習方法…

全て、『ひとつの真実』を選べているのでしょうか?

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麻痺側と非麻痺側を比較してはいけない理由

麻痺側と非麻痺側を比較してはいけない理由

セラピストのみなさん、脳卒中のクライアントに麻痺側と非麻痺側を比較させていませんか?

それにはメリットとデメリットがあり、デメリットを把握した上で行うべきだと考えます。

今回は麻痺側と非麻痺側を比較してはいけない理由を解説したいと思います。

脳卒中者のリハ場面において、麻痺側と非麻痺側の比較を行うことは多いです。

その目的は、

■非麻痺側の動きを分析し、真似るようにして麻痺側の動きを促す

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脳卒中のリハは週1回の訪問で良くなるの?

脳卒中のリハは週1回の訪問で良くなるの?

いつも読んでいただきありがとうございます。

今回は『脳卒中のリハ、週1回の訪問で良くなるの?』という疑問に答えたいと思います。

結論から書くと、良くなります。

そして、そのためには、毎日の生活をリハビリテーションとして捉える視点が重要です。

病院勤務の方はイメージしづらいかもしれません。

ですが、病院でのリハビリテーションにも示唆が得られる考えを提示できるかと思います。

週1回しか訪問

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効果の出ない練習はやめて会話をすべき理由

効果の出ない練習はやめて会話をすべき理由

いつも読んでくださってありがとうございます。

こんなnoteを読まれている療法士のみなさんは、勉強熱心で、クライアントを少しでも良くしたいという熱意を持った方ばかりなのではないでしょうか。

そんな療法士の方であれば、次のような壁にぶつかったことは少なくないのではないでしょうか。

■問題点は明らかで、練習内容も間違ってないはずなのに、なかなか効果が出ない

■リハ場面では改善しているのに、病棟

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クライアントの言葉、ちゃんと聞けていますか?〜ソシュールの言語学〜

クライアントの言葉、ちゃんと聞けていますか?〜ソシュールの言語学〜

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士(療法士)のみなさん、クライアントの言葉を聞けていますか?

「当たり前じゃないか」と思われる方が大半かと思いますが、ちょっと待ってください。

ちゃんと理解できていますか?という質問にしたらどうでしょう。

クライアントがご自身の身体について語る言葉、不調を語る言葉、動きにくさを語る言葉、動きの変化を語る言葉、生活における困難を語る言葉…

療法士は毎日多くの『

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