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将来大人になる子たちへ

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「しんぶんし」を描いてみよう('ω')

「しんぶんし」を描いてみよう('ω')







…久々の渋記事。とはいえ、もしかしたらお子様でも楽しめる内容カモしれませんぞ('ω')

今回の分の、アシスタント仕事が終わりました(*‘∀‘)

掲載前の作品にて内容に詳しくは触れられませんが、ザックリ言うと主人公たちが、謎の施設で、知られざる情報に触れる…というあらすじ。なので、大量の本棚やファイル、書類を描きましたのですよ。

新聞や書類などの「印刷物」を、なんとなくの

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学校に行かないことに対する家庭としての方針をまとめること

学校に行かないことに対する家庭としての方針をまとめること

我が家の小3長男、学校に行かない生活がデフォルトになって、もうすぐ2年目になる。

進級にあたって改めて本人とも話をして、お休みを続けることになったため、新しい担任の先生と面談をした。

去年に引き続き面談用に資料を作成したのだけど、今年はこちらの依頼文のフォーマットを参考にさせてもらった。

今回こちらのフォーマットをつかうことでよかったことを備忘録としてまとめておきたい。

・依頼が明確になる

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「子」との約束 ~『論語』~

「子」との約束 ~『論語』~

心にじわじわとくる言葉との出合いは、突然だ。

子曰はく「由よ、女に之を知ることを誨へんか。之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す、是れ知るなり」と。                     

あの有名な『論語』の一節だ。(縦書きしたかったけど、やり方がわからず、横書きに。訓読文のみ紹介。)

これに出合ったのは、先日。オンラインプライベートレッスンをしている中国人女子高生Yさんの、古

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うごきつづけるために

うごきつづけるために

このよのすべてのものは

うごくために休んでいるのかもしれない

うごきながら休んだり

うごきをとめて休んだり

すべてのものは

どこかでかならず休んでいる

子どもたちに伝えたいこと

子どもたちに伝えたいこと

< 目次 >
※ 中身は随時更新致します。

○ 昔話に学ぶシリーズ

0:田舎のねずみ街のねずみ

1:桃太郎

2:一匹のいもむし

3:ねずみのすもう

4:一寸法師

5:はなさかじいさん

6:ライオンとねずみ

だんごむしさらい

だんごむしさらい

だんごむしさん、もうすぐよ。

ちびこのおうち、あったかいよ。

どんぐりも、いっぱいあるよ。

ぜったいたのしいからね。

の、の、にげそう、にげそう。

だめだめ、ちびこのおうちいくの。

だいじょうぶよ。

だいじょうぶだからね。

↑必死で連れて帰ってくるわりに、翌朝いなくなっていても気付かない。

あたしはしってる。〔kesun4さんへの一作〕

餌はカリカリだけでいいのに缶もあけてくれる。
おいしいけど、家計、もたなくなるよ?
しゅんくんのランドセルの底から、お手紙みつけたね?
そ。
今日が参観日。
慌てて会社に電話入れてる。
新しい課長さんでよかったね。
前のスパルタやろうだったらきっとクビだよ。

洗剤が切れたよ。

みまちゃんがカラを振る。

帰り買ってくる。

わかった。

みまちゃんは自分でお弁当つくるようになったね。
髪も伸び

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ショートショート 魔法使いの○

ショートショート 魔法使いの○

「こうして、みんな、末長く幸せに暮らしました。」

「と、いうわけにはいきませんでした。」

「とおもったら、なんと…。」

最後の○を打つ箇所を決めるだけで、お話はどうとでもなる。悲劇でも、喜劇でも、お好み次第だ。まるで魔法みたい。登場人物たちの運命は思いのまま。多分。腕のいい魔法使いなら。

小さい頃、床板か何かを工事するために大工さんが何人か来た。棟梁はもう随分おじいさんで、歯がところどころ

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ショートショート ぼくのおとうさん

ショートショート ぼくのおとうさん

ぼくの おとうさんは しょうじきものです。
ほんとうの ことしか いえません。

ふだんは ぎんこうの ATMのなかに入って はたらいています。
なつばは とても あつくて つらいんだそうです。

あと せまいところで おさつや おかねを
だしたり いれたりするので
めとこしが すごく つかれます。

それでも おきゃくさまに
おさつを おわたし するときは
きかいの なかから ちいさく
ありがと

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ショートショート おおきくなったら

ショートショート おおきくなったら

  ぼくは きのう おかあさんに だっこ してもらってたら、おかあさんが おもいおもいって いいだして、じめんに おろされちゃった。もういっかい だっこって いったけれど もうだめって おかあさんに いわれた。

 おもいんだって、ぼく。

 おおきくなったねえって おかあさんがいいました。ちょっと まえまで あかちゃんだったのにって。

 ぼく、おおきくなったんだ。

 よるごはんの ときに お

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「仕事の自由」ジェンダーフリーの絵本

「仕事の自由」ジェンダーフリーの絵本

「あなたの7秒を頂けますか」57枚目

僕の望む事は、僕の絵をあなたに見て頂く事です。僕は絵で自分を表現する事を選び、本当に幸いな事に僕はそれを職業として30年近くを過ごす事ができました。「絵」は僕の内面を映す鏡です。

今日の一枚 は「いろいろなたのしさ」  
ジェンダーフリーの絵本*の一枚です。
女性が大工さんになったっていいじゃないか、と言うテーマだったように思います。20年以上前の仕事で、

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もし、わたしがよその家の子供だったなら。

もし、わたしがよその家の子供だったなら。

どれぐらいの分量のものを我慢してきたのか

あまりよくわからないけれど。

我慢って、じぶんでは感じられない時がある。

わたしの癖なのか、心を保つ術なのか。

ここにいるわたしとは違うわたしを

想定してしまうところが小さい頃からあった。

小学生の頃、母とふたりで空港まで車で

行くことがよくあった。

旅行のためじゃなくて、ただ空港にふたりで

行って、旅する人々を眺めていたり、そこで

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何度でも「あなたは悪くない」と抱きしめたい|『秘密を語る時間』書評|徳瑠里香

何度でも「あなたは悪くない」と抱きしめたい|『秘密を語る時間』書評|徳瑠里香

 あれはなんだったんだろう。どうしてあんなことに? 不快な気持ちや小さな恐怖が胸のうちにしこりのように残りながら、ふと思い出しては、思い違いだよ、大したことない、と言い聞かせた。

 誰に相談すればいいのか、そもそも人に言うほどのことなのか。私のせいかもしれないし、言えない。

 どうしてあのとき、へらへらと受け流してしまったんだろう。何事もなかったかのように過ごしていたのだろう。嫌だと言いたかっ

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はるがぜクリスマスその1(プロジェクトはるかぜとkindle本出版収益公開)

はるがぜクリスマスその1(プロジェクトはるかぜとkindle本出版収益公開)

今年の4月、「はるかぜプロジェクト」として有料記事販売を行い、収益を寄付する企画をさせて頂きました。その節は記事をご購入、応援頂いた皆様に熱く御礼申し上げます。

今回の寄付先そしてクリスマスの近い12月となり、今回小さな寄付を行いました。寄付先は広尾サンタランドの「子どもの夢を応援するプロジェクト」。

親御さんとクリスマスを過ごせない、社会的擁護のなかで暮らす児童養護施設のお子さんたちに、クリ

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