#読書記録
「君のクイズ」…「マジカル頭脳パワー」…「国民クイズ」の問題のはなし
小川哲「君のクイズ」を読みながら、
あれ、俺「国民クイズ」に続いてクイズ番組の話を連続で読んでる!
と気付いた。これを読んで「クイズノック」さんを知るぐらいクイズに興味ない人がそんなことある?
小川哲作品の中では薄く、スカッと読めるミステリー。
クイズ番組の最後の一問を、問題を読み上げる直前に答えて1000万円を獲得した相手は、ヤラセなのか相手なりの理論があったのか。追求するうちに、人生とクイ
元旦にカラマーゾフの兄弟・読破
カラマーゾフの兄弟5巻が元旦に届いた!
年賀状が一通も届かなくて、これ一冊がポストに入っていた。
5巻はエピローグと、ほとんどが解説だったので、本文は…全部読んだ!
ハタチまでマンガしか読んだことなかった僕が、
ドストエフスキー、カラマーゾフの兄弟全5巻、読了!
「罪と罰」は下巻に入ったところで止まったから、初めてドスエフ読めた。
他の翻訳では無理だった。亀山訳だから読めた。
あと、しおり
【読書】人生は痛いものだとしつこくしつこくしつこくしつこくしつこくしつこく
しつこくしつこくしつこくしつこく語りかける、花村萬月の「ハイドロサルファイト・コンク」を読んだぞ!
「なんでこの作品への賛否で世間は荒れ狂っていないんだ!」と思いながら読んだ。
血液のがんになった作者の体験をもとにした、フィクションと一応銘打った、ノンフィクションに見える小説。
もともとの血液に放射線をあびせて殺し、ほかの人の血液を輸血して入れ替える治療で、血液型が変わり、顔かたちが変わり、爪が
龍が如く外伝とワンピースの前に、原点の「宝島」の宝は何だったのか読んでみた
ワンピースが終盤だったり、龍が如く外伝のテーマが海賊だったりするじゃないですか。
この手の話は「伝説の宝とはいったい何なんだ!?」ってナゾが重要だけど、そもそも最初の「海賊の宝の地図もの」の宝箱には何が入っていたのか。
原点を知りたくてスティーブンスン「宝島」を読んだ。同作者の「ジキルとハイド」は読めなかったけど、訳も新しくて少年の心で読めた。
原点じゃなかった。
この本以前にも海賊伝説は山ほ
山本晋也カントクが何のカントクだったのかを知る。
子供のころ、テレビで知的なポジションにいるけど何の人なのか分からない大人が大勢いた。
最近になって、YouTubeで山田五郎さんがこんな面白い人なのか!と知ったけど、みうらじゅんさんやソラミミストの安斎さん、ビートたけしの番組に出ていた芸術家のクマさんとか、一生何者か知らないまま終わってた可能性もある。
「トゥナイト2」という深夜番組で風俗レポーターとかをやっていた山本晋也カントクも謎だった。
【読書】「木挽町のあだ討ち」怒涛の伏線殺法!
女物の衣装をまとった武士、菊之助が父のかたきと称して大柄な博徒、作兵衛を斬った。
かたき討ちの現場にいた5人の目撃者が、それぞれの出自と菊之助について語る。
爽快な時代小説かと思ったらこんな挑戦的な作品か!
全編がインタビューみたいな読者への語り掛け形式で、話が前に進まず、回想で過去が明らかになっていくから、軽快ではない。
ゆったりゆったりスロースタートで、3人目でアクセルがかかってきて、