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その他、カテゴリで区別出来なかった記事です。 クラッシック音楽、落語、アニメーションなどなど。
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記事一覧

【バレエ】ザ・カブキ(The Kabuki)

【バレエ】ザ・カブキ(The Kabuki)

 少し遅くなりましたが、2024年10月に観たバレエ『ザ・カブキ』の記録を残します。

■はじめに 『ザ・カブキ』は、モーリス・べジャールが、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』をもとに、東京バレエ団のために創作した作品です。
 私は、普段、バレエをあまり観ないのですが、以前より、この『ザ・カブキ』だけは、生で観たいと思っていた演目でした。
 今回、念願が叶った訳ですが、あわせて、忠臣蔵の討ち入りの場面を観

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【雑記】文化保護の視点(&最近の近況など)

【雑記】文化保護の視点(&最近の近況など)

■はじめに(近況) ここ1ヶ月ほど、noteをお休みしていました
 意識して休んだというより、季節の変わり目で少し忙しかったことや、なかなか筆が進まなかったこともあり、結果的にお休みしていたという感じです。
 この間、自分の記事を書くこともさることながら、フォローしている方々の記事も、あまり読めていなくて、すみません。また、少しずつ再開していきたいと思います。
 今日は、雑記を少し記載します。

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【雑記】鑑賞など今後の方向性について

【雑記】鑑賞など今後の方向性について

 私は、ここ2年ほど、特に演劇鑑賞に力を入れてきました。これから、どのように学びや鑑賞眼を深め、作品を楽しんでいくかなど、今後の方向性について考えるところがあり、記録を残します。

■現状(学び何割?楽しみ何割?) まず、現状について記載します。劇場、美術館、博物館、映画館など、休日に向かう所は様々ですが、その目的も様々です。
 私の場合、友だちとの交流を楽しむこともありますが、一人で行くことが多

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【雑記(問題意識)】文章の書き方と分類

【雑記(問題意識)】文章の書き方と分類

 noteに文章を書き始めて、2年程が経ちました。読み易い文章が、少しずつ書けるようになってきたように思うのですが、少し最近迷う部分が出てきたこともあり、雑記を書くことにしました。

■問題意識(これまでと現在)(1)これまで

 過去に自分が書いた記事を振り返り、当時の問題意識を見てみると、観劇や読書の「感想」を書くか、「紹介」の要素を強めるかということでした。明確な結論は出さず、もう少し様子を

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【雑記】AI・ChatGPTを使って思ったこと

【雑記】AI・ChatGPTを使って思ったこと

 仕事でChatGPTを使い「AI(人工知能)って、頭がいいなぁ。」と思うことがあったので、記載します。多くの人が既に実感していることなのかもしれませんが。

 対象業務は「議事録作成」です。
 そもそも、Teamsで会議を開くと、録音録画が出来て、スクリプト作製(文字起こし)までしてくれます。私は、そのスクリプトを、以下のような点から議事録の体裁にするのですが、全部録音されていることもあり、それ

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【雅楽】源氏物語を聴く(伶楽舎)

【雅楽】源氏物語を聴く(伶楽舎)

 2024年6月1日(金)、四谷区民ホールで、伶楽舎雅楽コンサート『源氏物語を聴く』が開催されました。本公演のチケットは、早めに完売しており、私も当日券に並びました。記録を残します。

■今回のコンサートについて 今年の1月にも国立劇場主催で『源氏物語』を主題とする雅楽コンサートがありましたが、今回の伶楽舎のコンサートは、『源氏物語』作品内における演奏・合奏場面を、物語に沿って再現したところに面白

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【オペラ(映画館)】蝶々夫人

【オペラ(映画館)】蝶々夫人

 2024年6月、映画館でオペラの『蝶々夫人』を観ました。英国ロイヤルオペラ・バレエ シネマシーズンです。上映期間は、2024年6月7日(金)〜6月13日(木)でした。

■はじめに 私は、長崎に近いところで育ったこともあり、『蝶々夫人』は一度観たいと思っていた作品です。ただ、あまり恋愛ものは見ることが少なく(得意ではなく)、しかも、オペラなので「難しいかも。」と思っていました。
 今回、映画館で

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【雑記】固定されがちな視点について

【雑記】固定されがちな視点について

■これまでの視点 これまで『ロミオとジュリエット』や同作品をベースとした『ウエスト・サイド・ストーリー』を観る時、私は、以下のような視点で観ることが多かったです。
①(引き裂かれる)2人の男女の恋愛模様
②対立する2つのグループの抗争

 しかし、最近、以下のような視点の話を聞くことがありました。
③子どもを亡くす親の気持ち

 私は、自分には抜けがちな視点だったので、少し驚きました。理由としては

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【雑記】記事の目的と距離感(座席)、有料化についての私見など

【雑記】記事の目的と距離感(座席)、有料化についての私見など

 ここ最近、見ておきたい作品が多く、仕事帰りに劇場などに立ち寄ることも多いです。偏りという訳ではないのですが、演劇などの舞台が多いでしょうか。
 作品の中には「おおっ!」と思い、興奮冷めやらぬ内に記録を残したくなるものもあります。しかし、書くのが遅れて、一週間位ぐらい経って振り返ると、自分に対する反省点も見えてくる部分があります。
 今回は、記事を書くことについての記事であり、そういう反省点も含ん

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【舞踊・花柳界】東をどり

【舞踊・花柳界】東をどり

 2024年5月25日(土)、今日は忙しい一日でした。外出し、新橋演舞場で「東をどり」にも行って来ました。記録を残します。
 5月27日(月)まで開催中です。内容を少し記載していますが、私の知識レベルでは、ネタバレではないように思います。紹介記事です。

■はじめに いきなりですが、HPからの引用です。私は、これまで、こうした花柳界に足を踏み入れたこともなく、お酒もあまり飲まない方なので、さすがに

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【哲学的考察】私と私が触れる作品の時間軸について

【哲学的考察】私と私が触れる作品の時間軸について

■はじめに 最近、「哲学的考察」という分類で記事を2本書き、今回が3本目です。日常生活から考えることから始め、こんな点はどうだろうと視点を広げてみたりすのるのですが、単なる「雑記」に終始している気もしたりします(笑)。
 また、noteではなく、個人の創作ノートなどに記載しておけばよいのかもしれませんが、今回も忘れない内に記載しておこうと思います。

■懐古趣味? noteを書きながら思うのですが

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【哲学的考察】人や作品との向き合い方

【哲学的考察】人や作品との向き合い方

 文章、絵画、音楽、演劇などの作品に触れたあと、その作者の話を聞く機会に恵まれることがあります。noteで他の方の投稿に触れたあと、コメントでやり取りすることにも通じます。
 今日の記事は、そんな時の作者や作品への向き合い方についてです。特定の文献を読んだあとのメモや感想ではありません。個人的な経験上の雑記です。哲学的考察になればいいな。

■作品との距離感 これまでの記事にも書いたことがあります

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【舞踊】都をどり

【舞踊】都をどり

 2024年4月28日(日)、京都で「都をどり」を見ました。舞踊関連は全くの素人なので、引用が多くなってしまうと思いますが、記録を残します。公演期間は、4月30日(火)までです。

■きっかけ ①昨年度、国立劇場で舞踊公演を見て、京都の舞に関心を持っていたこと、そして、②今年のテーマが『源氏物語』であったこと、から関心を持ちました。

■「都をどり」とは(1)見どころ

(2)歴史

■2024年

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【文楽と雑記】増補大江山など

【文楽と雑記】増補大江山など

 2024年4月27日(土)、28日(月)に、国立文楽劇場@大阪に、令和6年4月文楽公演を観に行きました。私は関東に住んでいて、基本的に遠出はしないのですが、文楽に限って大阪に行くことがあります。
 以下、記録を残します。

■公演概要 4月公演は、29日(月・祝)が千穐楽で、公演も終盤のため、簡単に記載します。

第1部(午前11時〜):絵本太功記

第2部(午後2時30分〜):団子売、襲名披露

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