【雑記】文化保護の視点(&最近の近況など)
■はじめに(近況)
ここ1ヶ月ほど、noteをお休みしていました
意識して休んだというより、季節の変わり目で少し忙しかったことや、なかなか筆が進まなかったこともあり、結果的にお休みしていたという感じです。
この間、自分の記事を書くこともさることながら、フォローしている方々の記事も、あまり読めていなくて、すみません。また、少しずつ再開していきたいと思います。
今日は、雑記を少し記載します。
■雑記:文化保護の視点
私は、文楽を観ることがあるのですが、文楽は歌舞伎よりも顧客の層という意味での支持基盤が薄い気がしています。ある学生時代の友人から「廃れていくんじゃないの?」と言われたことがあり、初めは、私もムッとしたのですが、色々な観点から考えると、友人の見方にも一理あるなと思いました。
時を経て、継承する人が不足してくると、廃れていく技芸もあります。寺院など建造物についても、手入れをしないと廃れていきます。
また、「流行」などもあり、同時代性のある現代の新しい文化に押されてしまう面もあります。
基本的には、新旧かつ様々な分野の芸能が、同じ土俵で競い合うべきだとは思います。他方で、数百年といった歴史をもった伝統文化には、遺したい、遺す必要がある、遺すに値するなど、文化として保護を厚くするという観点が出てくるようにも思うのです。
もっとも、そうした観点自体必要ないという考えの人がいることも分かります。100%市場原理にのせ、需要が減ってきたものは無くなっていくということでしょうか。
ここらへんは、バランス感覚が必要で、立法や予算なども影響してくるように思いました。
伝統文化を見て、こうした観点にすぐに気づく人も多いのかもしれませんが、私の場合、文楽(や歌舞伎など)を2年ほど観て、少しずつ理解してきたような気がします。
そして、私は鑑賞する立場が殆どですが、文化や芸術に、今後どのように関わっていきたいか考えることがあり、今回、「文化保護」という一つ視点が増えた気がして、それはそれで一つの収穫だったように思います。
■最後に
久しぶりの投稿にしては、少し重たい感じになってしまいました(^_^;)。
素人の余計なコメントかもしれませんが、個人的な気づきのメモの面もあり、雑記として記載してみた次第です。
最後に、冒頭の画像は「伝統」で検索し、seikoさんのけん玉の写真を使用させて頂きました。ありがとうございました。
noteは、これからもコツコツ続けていきたいと思います。
本日は以上です。