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コンテンツ会議

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毎週金曜日に行っている #コンテンツ会議 にて取り上げたnoteをまとめています
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2018年8月の記事一覧

ELLEGARDENの復活ライブ、ファン感涙の10年越しとなる『マンマ・ミーア』続編、落語と歌舞伎の新たな出会いなど…今週の「#コンテンツ会議」をご紹介!*2018年8月31日

ELLEGARDENの復活ライブ、ファン感涙の10年越しとなる『マンマ・ミーア』続編、落語と歌舞伎の新たな出会いなど…今週の「#コンテンツ会議」をご紹介!*2018年8月31日

いつもnoteをご利用いただきありがとうございます。

noteで、本や映画、音楽、ドラマなど、さまざまなコンテンツ評を投稿する「#コンテンツ会議」、今回ご紹介するのは、10のノート。

ELLEGARDENの復活ライブレポート、10年越しに続編が公開されたミュージカル映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』、歌舞伎を落語で楽しもうというイベントや、ドキッとするほどの装幀へのこだわりなど、今週も

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『カメラを止めるな!』 忍耐の先に待つペイオフの充足感

『カメラを止めるな!』 忍耐の先に待つペイオフの充足感

『One Cut of the Dead』★★★☆。(4ツ星満点中、3ツ星半。)

監督および俳優養成スクール・ENBUゼミナール製作の長編作品が、単館上映で連日満員御礼という異例の人気を取得。口コミで公開館数が広がり、300万円未満で製作されたと言われる映画が億単位の興行収入を叩き出している。週刊誌で「盗作」の疑惑が持ち上がったものの、読み込めば「クレジット表記」の協議を要しているだけの模様。も

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落語で歌舞伎入門「ごくごく飲む忠臣蔵」

落語で歌舞伎入門「ごくごく飲む忠臣蔵」

2018年8月29日、草月ホールにて開催されました「ほぼ日の学校スペシャル・落語で歌舞伎入門 ごくごく飲む忠臣蔵」に行ってきました。

すっかり楽しんでしまって、イベントレポートとはいえない、主観ばかりですが特に印象に残ったところなどを書いてみます。

Hayano歌舞伎ゼミの主宰である早野龍五先生の解説と、上方落語・桂米朝一門の桂吉坊師匠の落語によって「忠臣蔵」を楽しく理解しようという本イベント

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書評「Super Salamander #04 〜箱根駅伝実況Tweet分析2018〜」

書評「Super Salamander #04 〜箱根駅伝実況Tweet分析2018〜」

この本を読みたいと思ったのは、1枚のペーパーを手にとったのがきっかけでした。

このペーパーを読んだ時、僕は大笑いさせてもらいつつも、衝撃を受けました。なぜなら、いままでこんなスポーツに関する分析レポートは読んだことがなかったからです。

このペーパーを発行している「こへだ」さんという方は、「EKIDEN NEWS」というアカウントや、「オトナのタイムトライアル(OTT)」という手弁当で運営されて

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「自分の思う幸せ」を追求していいんじゃないの?

「自分の思う幸せ」を追求していいんじゃないの?

買ってしばらく読めずにいた「きのう何食べた?」の14巻をやっと読めた。

1巻につき1〜2シーンは本当にいいセリフが入っているので,毎回どきどきしながら読んでいる。

この作品のメインとなるものは,シロさんやケンジなど登場人物が作る数々の料理なのだけれど,それを囲む人たちの人間ドラマも同じくらい,いやそれ以上に緻密に,丁寧に描かれているのが本当に好きだ。

いろいろ事件はあるけれど,基本的

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【LIVE REPORT】ELLEGARDEN THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018(8/15 ZOZO MARINE STADIUM)①

【LIVE REPORT】ELLEGARDEN THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018(8/15 ZOZO MARINE STADIUM)①

8月15日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催されたELLEGARDENの再始動ライヴツアー「THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018」のツアーファイナル公演を観に行った。

それこそライヴが始まった瞬間は、10年止まっていたバンドのライヴには全く見えなかった。でもライヴが進んでいくうちに、そうじゃないことにどんどん気付かされてしまい、止まっていた10年の重みを感じ

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いつでも見守っているから。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』

いつでも見守っているから。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』

 ABBAの名曲を題材にしたミュージカルが映画化されたのが2008年、その続編が2018年公開と、およそ10年越しの再会が果たされた。初報を聞いた時は信じられなかったが、いざ劇場に足を運んでみれば前作のキャストが再集結しており、軽快な音楽とダンスと共に、新たな青春の1ページが開かれていた。

 舞台はギリシャのカロカイリ島にあるホテル。オーナーであるドナの娘ソフィは、母親の日記を盗み見て知った3人

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〈偏読書評 番外篇〉今週、度肝を抜かれた装幀と、これからの装幀の役割について

〈偏読書評 番外篇〉今週、度肝を抜かれた装幀と、これからの装幀の役割について

今週、仕事用・私用ふくめて入手した本の中で、度肝を抜かれた書籍の装幀をいくつかご紹介します。

まずは本谷有希子さんの短篇集『静かに、ねぇ、静かに』(講談社)。インスタグラムやネットショッピングなど、SNSに人生を翻弄されてしまっている人々を描いた3篇が収録されています。ちなみにタイトルをローマ字表記にすると「Shizuka ni, Ne-e, Shizuka ni」(=頭文字を並べるとSNS)と

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平成最後の夏に新たな夢を見る-ペンギンハイウェイ-

平成最後の夏に新たな夢を見る-ペンギンハイウェイ-

どうも山ぱんだくんです。すいませんここで真面目なこと言うんですけど、今週のコンテンツ会議に前回の記事「ヒーローになれなかった僕たちへ」がピックアップされました。誰かが私の文章を見つけて読んで「これ、いいよ」と推してくれたのかななんて思うと泣きそうです。泣かないけど。

さてさて君が好きだと叫びたい
記念すべき第20回は平成最後の夏に新たな夢を見る
平成最後の夏ってっっっっっエモッッッ!!!

第二

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星野源さんの新曲『アイデア』、アニメ『Free!』とココスのコラボ、現在公開中の映画『ペンギン・ハイウェイ』など…今週の「#コンテンツ会議」をご紹介!*2018年8月24日

星野源さんの新曲『アイデア』、アニメ『Free!』とココスのコラボ、現在公開中の映画『ペンギン・ハイウェイ』など…今週の「#コンテンツ会議」をご紹介!*2018年8月24日

いつもnoteをご利用いただきありがとうございます。

noteで、本や映画、音楽、ドラマなど、さまざまなコンテンツ評を投稿する「#コンテンツ会議」、今回ご紹介するのは、13のノート。

星野源さんの新曲から見える創作に対する想いや、アニメコンテンツと飲食店の素晴らしいコラボ、話題の映画作品の熱い感想や、最終回までのカウントダウンが始まった『銀魂』との思い出など、今週も様々なコンテンツに関わるno

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【ファンが喜ぶコラボ分析】ココス×Free!コラボが素晴らしかった理由

【ファンが喜ぶコラボ分析】ココス×Free!コラボが素晴らしかった理由

キャラクターやアニメ等のコンテンツと企業のコラボは近年よく見るようになりました。

筆者もアニオタとして様々なコラボを体験してきましたが、今回特に素晴らしいコラボに出会ったので、ご紹介&成功要因を考えてみます。

そのコラボはこちら「ココス×Free!-Dive to the Future-最高の夏をキミに!キャンペーン」!

簡潔に概要がまとまった資料はこちら→
https://www.coco

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「お布団はタイムマシーン」を読んで

「お布団はタイムマシーン」を読んで

母親の実家は、当時住んでた家から電車を乗り継いで30分ほどのところにあるのだが、私の子供の頃はまだ近所まで電車が通ってなくて、バスを乗り継いで行かなければならなかった。
そのため、お年始など、帰りが遅くなった時にはタクシーに乗って帰った。我が家には車がなく、ふだん車に乗る機会があまりなかった私には、それがたいそう嬉しかった。
まだ背が低いので車窓が高い位置にあり、暗い中を店のネオンや街灯が流れてい

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食事は生きる力です

食事は生きる力です

最近思うことがある。きちんとした食事を摂ることと、生命エネルギーがあふれている状態というのは、必要十分条件のような関係なのではないか。

元気がないと、きちんと食べることができない。
また、食べないと、元気も出ない。つまり、2種の対偶から、必要十分条件なのではないかと思うわけだ。(数学にはとんと触れない生活を送っているので、間違っていたらすみません。)

そう唐突に思ったわけではなく、ある漫画には

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子供の頃の夢が買える

子供の頃の夢が買える

物心つく頃から漫画が大好きだった。

小学生の頃から、姉と二人で少女漫画の月刊誌を行きつけのTSUTAYAでよく買っていた。(行きつけと言っても田舎にTSUTAYAはひとつしかなかった。でも、行きつけと言えるくらい常連客だったな~。)

ちゃお、なかよし、りぼんは鉄板で、雑誌と言ったら漫画雑誌。ファッション誌を読みだしたのは小5とか、6年生くらいだったと思う。(それでも早い?)

一貫して少女漫画

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