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日記。本を作っています。物理的に。

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    毎週月曜更新エッセイ…日記? カツセさんの連載「カツセマサヒコと月曜の退屈」を(勝手に)引き継いで始まった連載です。

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愛してやろうじゃないの

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        • 絵を描き始めて3ヶ月経った

           7/15に絵を描き始めて大体3ヶ月が経った。描き始めたのは暇だったからのはずだが、働き始めた今もなぜかまだ絵を描いている。何を目指してどこに向かっているのだったけ…と考えたら、そうだ、アニメーション作るためだったと思い出した。基本的にばか。  3ヶ月で描いたのはクロッキー4冊と半分 毎日平均4時間ほど描いて、少しは上達したかなと思うので、ここまでの軌跡をまとめてみることにした。 ⬛︎スタート〜2週目ぐらい  本屋さんで手に取った砂糖ふくろうさんの『はじめてのジェスチャ

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          いい塩梅

           働き始めて1ヶ月経った。母は「意外とあっという間に1ヶ月経ったね」と言うが、それは働いているのが僕であって母ではないからでは?と思った。日々はあくまで均等に流れていく。

          何もなかった

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          何もなかった

          毒にも薬にも

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          たまには後悔してみろ

           えきねっと自動退会のお知らせメールが来ていて、へー、とだけ思って閉じた。後で親にそのことを話したらそれ詐欺だよと言われた。詐欺に引っ掛かるにも活力がいる。

          たまには後悔してみろ

          続きも終わりも見えない

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          いつか終わる

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          迷い迷い日記

           迷っている日記。

          迷い迷い日記

          他人のナルシズムを笑うな

           話の導入は友人Kとの会話からにする。 僕「遠野遥ってイケメンじゃない?」 K「好みだな……なかくん(僕)に似てる。」 僕「つまり僕の顔が好みってこと?(照れ照れ)」 K「全く違う。」 僕「(…はて?)」  つまりKが言いたかったのは、「好み(の問題)だな」であって、「自分はイケメンだと思わない」であった。僕の顔は好みではないらしい。Kは僕の写真をよく撮るので、てっきり「こいつは僕の顔が好き!」だと自惚れていた。違うのか。  本論はそこではない。問題は、K曰く「

          他人のナルシズムを笑うな

          クラクションは霧の中で 8話(最終話)

          七話はこちら (睦月三十六歳 朔三十一歳 零二十六歳)  危ないから僕が運転していくよ、という零になんのために私が免許をとったのよ、と言い返し、おそるおそる公道に出た。もちろん公道で走るのは初めてではなかったが、周りにたくさんの車が走る中で何度もクラクションを鳴らされながら、こんなに恐ろしいこと、一度きりにしよう、と心に決めた。クラクションを鳴らされること計五回、なんとか家の裏庭に車をつけた時には私も零もクタクタだった。 「本当にこんなのでうまくいくのかなぁ。」 「

          クラクションは霧の中で 8話(最終話)

          クラクションは霧の中で 7話

          六話はこちら (睦月三十五歳 朔三十歳 零二十五歳)  彼女はいつだって一番前の真ん中の席で、ピンと姿勢を正して教習所の学科講義を受けていた。そんな風に真面目に講習を受けているような人間は彼女の他にいなかったのでなんとなく興味がわいて、ある日の講義で彼女の斜め後ろ、つまり二列目の席に座ってみた。  その日は安全の確認と合図、という単元の日でモスグリーンのワンピースを着た彼女は「霧の中や見晴らしの悪いカーブでは自分の存在を対向車に知らせるために警笛を鳴らす。」という記述

          クラクションは霧の中で 7話

          クラクションは霧の中で 6話

          五話はこちら (睦月)  十一月の最終日の夜、僕はシュトーレンを焼いていた。本来ならばラム酒でドライフルーツを漬け込んだものをパン生地に練り込むのだが、零がラム酒の匂いを嫌がるので赤ワインで煮込むことにした。夜のキッチンに広がるワインとフルーツの甘い香りに包まれながら、僕は自分の心がとても正しいポジションにあるのが分かった。  ドライフルーツの赤ワイン煮(そんなものがあるのか定かでないが)が出来上がる頃、中種の発酵がちょうど終わった。ベースとなる生地にその中種を加えて

          クラクションは霧の中で 6話

          クラクションは霧の中で 5話

          四話はこちら (睦月三十五歳 朔三十歳 零二十五歳)  最近、嫌な夢をよく見る。その内容は全く覚えていないのだけれど、起きた時の気分は最低で、不愉快で、ただひどく嫌な夢を見た、ということだけ覚えている。  その感触だけがあって具体的な記憶がないというのが気持ち悪く、目を覚ました時にすぐにメモをとろうと試みたことがある。目が覚めた瞬間の夢の記憶はまだ鮮明だった。私は忘却の波に追いつかれないよう必死で、ひたすら手元のノートにペンを走らせた。「何よりも大切なのは、」そこまで書い

          クラクションは霧の中で 5話