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かなえたい夢「なんのはなしですか」への手紙が欲しい。

絵のない俳画「冬ごもり」俳句+

三津浜はすでに灯の港冬あけぼの

現代俳句集 1 〜冬の川〜

そのへんにのびのびと咲く薺こそ

絵のない俳画「雪折れ」俳句+

絵のない俳画「数の子」俳句+

ゆめのなかあるいて行くぞ眠る山

絵のない俳画「日脚伸ぶ」俳句+

あっという間に年寄るぞかえり花

無思想よ噛んでもかんでも寒林檎

川の瀬々かがやかに冬去りゆくと

温厚でいることみかんあまいこと

絵のない俳画「大寒」俳句+

オリオンよきえのこる夜の町灯り

ふゆの梅山のにおいがかわりだす

絵のない俳画「鏡開き」俳句+

2週間前

毛糸編むミニマリストの淋しさに

絵のない俳画「雪かき」俳句+

絵のない俳画「熨斗鮑」俳句+

2週間前

もうつぎのきせつのおとよ冬の川

白鳥が飛ぶたびかげよみずのうえ

絵のない俳画「雪だるま」俳句+

絵のない俳画「探梅」俳句+

ふれる手に猫あまえがち日向ぼこ

絵のない俳画「成人の日」俳句+

2週間前

コートたちにはかかわらず雪達磨

スノーマン夜が美しいものがたり

あたたまれたんでんまでも七草粥

関東平野ひとひらの雪てのひらに

いちにちをかさねがさねよ寒紅梅

いちまいのそらにさざなみ氷面鏡

絵のない俳画「春永」俳句+

口語体短歌 15首 〜季節の短歌集〜

やわらかにひっくりかえす落葉焚

たたみ替え青いかおりが廊下まで

灯をすぎて灯までの坂よふゆの月

いただくかかがみ開きの槌のおと

初星がおおきくひとつ暮れるまで

縛り解くストーブの薪ごろごろと

絵のない俳画「歌留多」俳句+

2週間前

絵のない俳画「七草」俳句+

3週間前

絵のない俳画「火事」俳句+

凍滝よしんからあおみがかるほど

ちへいせんだんだん赤よ初日の出

撃ち撃って兵士とびちる夕枯れ野

絵のない俳画「小正月」俳句+

2週間前

なみのおと耳にのこらず初凪ぎよ

あおぎ見て初鳶となるこころこそ

目とじても香のあかるさよ冬の梅