トラウマは、 肉体にあらわれる。 私が経験したのは以下の症状。 ・動悸 ・胸の痛み ・胃腸の不調 ・入眠困難、中途覚醒 ・小さな音にビクッとする ・肩の力み ・スマホを持つ手の力み 肉体がこうなると、 思考も影響を受ける。 世界が、”危険に満ちた場所”に 見えてしまう。
「人の目を気にするな!」 自己啓発本に書いてそうな フレーズやと思う。 しかし、 それが出来たら苦労はしない。 子供のころに、 人の目を気にせざるを得ない 環境で育つと、 大人になった後も、 人の目を気にする 強烈な圧を感じるようになる。 この圧は、ホンマに手強い。
あがり症の方の中には、 いわゆる毒親育ちの方もいると思う。 そんな方にとって、 帰省シーズンは悩ましいかも知れない。 こんなフレーズがある。 「生んでもらった恩は 親に返さないといけない。」 これも、洗脳の一つだと思う。 生まれただけで 親孝行は完了している。
時間つぶしに入った本屋で 立ち読みした本。 パラパラとめくると、 トラウマを負った神経系への アプローチが 横断的に書いてある。 やさしい表紙と 少ないページ数で油断したが、 いやいや骨太な内容。 これは、いい本の予感がする。 ということで、 買って帰ることになりました。
いわゆる、 “セルフコンパッション” (自分への思いやり)の本。 内的家族システム療法 もそうだったが、 ・自分に寄り添う ・自分をいたわる 姿勢がトラウマの癒しには大切。 実際、ボディブローのように ジワジワ効いてる感がある。 みなさん、 自分に優しくしましょうね!
子供の頃の逆境体験によって、 大人になってから、 体の不調に悩まされることがある。 私の場合は、 慢性的な高血圧と胸の痛み。 さらには、緊張しやすく、 それが長続きする。 あがり症と、 幼少期の逆境体験はつながっている。 知りたい方は、 ACE研究でググって下さい。