うつ病とか適応障がいとか…
仕事柄、うつ病とか適応障がいや不安障がいといったいわゆる「ココロの病」に関する情報を、SNS等などを通じて見ることが多いのですが、そこでよく目にするのが「うつ病で病院に○○年通っています」というモノ。
実際にお客様の中でも通院歴が5年とか10年とかってざらにいらっしゃいます。
こういった方々の多くは服薬による治療のみで、病気そのものが良くなるわけではなく、中には「病気と付き合う」といったスタンスになってしまっている方も居ます。
ココロの病においての投薬治療は主に「対症療法」であって、病気の大元そのものにアプローチ出来ているわけではありません。
これまでにも何度かお伝えしていますが、風邪とかインフルエンザとかガンといった「カラダの病気」はその原因がはっきりしていて、そこに効く薬や治療法があるので、回復していけます。
ですがココロの病の原因とは「悩み」であり、そこから生じるストレスが重なってしまうことです。
残念ながらそれらに効く薬はありません。
ではその悩みはどこから生じてくるのかを考えた時、その人の「生き方(個性、性格、価値観)」にちょっとした問題があって、それによる人間関係の歪みから来ています。
私はこれまでに2回、うつ病の診断を受けています。
最初は30代になる頃、2回目は40代になる頃。
それぞれおよそ1年の療養をしました。
最初にうつ病と診断された時、アダルトチルドレンという概念を知り、そこから自分が抱えている問題の大元を知り、またその時から始めたカウンセリングの勉強を通じてその対処についても学んだ結果、上記のような考えに至りました。
ただ学んだところで自分との向き合いが不十分だったため、2回目の発症になってしまった反省はあるのですが、ココロの病に必要なのは「服薬」と「カウンセリング」であることを実感しました。
これはそのどちらかだけではダメで、両方を並行して行っていくことで病気から回復していける、というのは実際にカウンセリングを行なう中でお客様の様子からも、間違いないと考えています。
さらに言えば、これはカラダの病と同様にココロの病も早期に手当てを始めればその回復も早い、という結果も得られています。
私自身、最初に発症した時は「うつ病になった自分」が信じられず、当初は「そんなはずはない」と思っていたのですがもうその時点でかなり進行していたため、カラダが思うように動かなくなってしまっていました。
結果的に仕事を続けることが出来ずに退職、失業手当をもらいながら治療という将来への不安も抱えてしまいましたが、それでも何とか乗り越えて来たのは学びによって得られた知識を自分に使い、また様々な方々とネットなどを通じて繋がり、お互いに自分が抱えているモノを話すことがカウンセリングの効果として得られたから、と考えています。
未だに日本ではココロの病に対しての理解度は低く、またそこに対する措置なども決して手厚いとは言えません。
ですがココロの病は「誰もが罹るモノ」という認識を広く持ってもらい、またココロの病に対しての理解を深め、安心して治療に専念出来る環境を整えていく。
また回復への道筋としてのカウンセリングの普及も、私に与えられている課題と思い、ココロの病に悩む方々が少しでも減っていくよう努力を続けていきます。
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須藤 勝則
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