恩師という名のファンについて
私にはファンがいる。ただの一般人が何を、と思われるかもしれないが、あの人は間違いなく私のファンなのだ。
正確には、私の「文章」のファンだ。
恩師とは、と問われたとき出てくるものだろうか。
私の恩師を一人挙げるとすれば、それは小学生の頃の担任だろう。
当時の私は酷く捻くれていて、大人なんて大人しくしていれば、正解を常に出していれば、良い評価をくれるものだと思っていた。
本ばかり読んで自己主張をせず真面目な子。
もちろん、大人しい子を好きな大人と嫌いな大人がいるけれど、基本的に