倉敷美観地区にある旅館鶴形の松です。夜間にライトアップされた姿は徳川幕府の御殿を飾った狩野派のふすま絵のようです。絵の松は絵師によって創造されたものですが、266年の歳月をかけ、何代もの職人の手を経て、リアルふすま絵として再現されました。太平と維新と戦禍をくぐり抜けた奇跡です。
大英博物館所蔵の「秋冬花鳥図」と一対か 青森の旧家「宮越家」のふすま絵 https://www.sankei.com/article/20240903-L6IKSEBWFJKSPDW44CHQD4UEMA/ 『宮越正治氏が1920年に建てた離れ「詩夢庵」には、安土桃山時代末期から江戸時代初期に描かれた18面のふすま絵があり、うち4面は桜やキジの親子の絵柄。』