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0191 神が投げた天岩戸が由来、神話と歴史が直結「戸隠神社」(長野県)

戸隠神社とがくしじんじゃ中社ちゅうしゃのご利益

開運・運気上昇、学業成就、合格祈願、家内安全、商売繁盛

戸隠神社の360度ビュー


戸隠神社とがくしじんじゃ中社ちゅうしゃについて

霊山、戸隠山とがくしやまの麓に五社からなる戸隠神社のうちの一つが中社ちゅうしゃです。
名前の通り戸隠神社の中心に位置します。全国屈指のパワースポットです。
神社の起こりは紀元前のはるか昔、神話「天岩戸あまのいわと伝説」に由来します。

大鳥居

ご祭神天八意思兼命あめのやごころおもいかねのみこと思金神おもいかねのかみ)は、天岩戸あまのいわとに隠れた天照大御神あまてらすおおみかみを引き出す知恵を出した神です。
そのため知恵を授かり、学業成就や試験合格に優れたご利益があります。

手水舎。大鳥居をくぐった先の右手にあります。

開運、商売繁盛、家内安全にもご利益があります。開けた岩戸から天照大御神がお出ましになったことで、不吉なことばかり起きて真っ暗だった世が明るく正常に戻ったのは天八意思兼命あめのやごころおもいかねのみことの活躍があったからこそです。

参道の石段。拝殿や社務所、さざれ滝に向けて登ります。
左手には傾斜のゆるい階段「女坂」があります。

力自慢の神が岩戸を開いて放り投げ、下界に落ちた場所が戸隠の由来です。
戸隠山周辺に鎮座する諏訪神社の奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社のご祭神は、天岩戸開きに活躍された神々が祀られています。

木々の緑の間を登る「女坂」

平安時代以降は神仏習合の顕光寺として修験道とも習合し、比叡山、高野山とともに「三千坊三山」と呼ばれ、多くの修験者や参詣者が訪れて日本全国に名をはせる聖地になりました。明治の神仏分離令で神社となりました。

社殿

社殿天井には平成15年(2003年)に復元された狩野派の天才絵師、河鍋暁斎かわなべきょうさいによって描かれた「龍の天井絵」があります。

さざれ滝

社殿右奥にあるさざれ滝は、清らかな空気ただよう神域の森からあふれだした水が流れ、戸隠神社全体の中でも重要なパワースポットの一つです。

ご神木。樹齢は700年超。

樹齢700年を超えるご神木、樹齢800年を超える三本杉があり、三本杉は天然記念物に指定されています。三本杉には八百比丘尼やおびくにの伝説があります。
(個人的に火の鳥「異形編」を思い出しました。関連記事→八尾比丘尼伝説)

八百比丘の伝説がある三本杉のうちの一つ。
鳥居の左と右に一本ずつ、石段の上に一本の合計三本あります。

戸隠は神域というにふさわしい神秘的な雰囲気がありますが、北信州の山深いところにあるため冬は雪で閉ざされます。参拝も難しくなりますので、雪解けの5月から11月初旬ころまでに行くのが良いと思います。

五社巡りはもちろんですが、( ↓ 五社案内マップ)
https://www.togakushi-jinja.jp/access/img/mapAll.pdf
中社付近には歩いて行ける距離に名物の戸隠そばの名店がありますので、しっかり忘れずにいただきたいところですね。


アクセス(GoogleMaps)

公式サイト・参考サイトなど

▼3~4分で読めます。歴史や見どころも一通り紹介▼

▼わかりやすい天岩戸伝説、トイレ含め五社の見どころを地図を使って紹介、そば屋まで。これ読めば完ペキに予習できます▼

▼五社巡り(五社のアクセスマップ)公式サイトより▼

https://www.togakushi-jinja.jp/access/img/mapAll.pdf

▼【公式】五社参拝パンフブログインスタYouTube歴史祈祷神楽結婚式アクセスなど▼

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